クラブの重さ、皆さんはどれくらい気にしていますか?
私はドライバーの重さにはとても気を遣うのですが、ウェッジに関してはほとんど無頓着でした。
ドライバーは速く振れるようにしっかり重さを選びますが、ウェッジはとにかく思った距離を打てればいいという感覚だったんです。
新しいウェッジへの挑戦
数年前から愛用していたウェッジが古くなり、フェース面に傷が増えたので買い替えることにしました。いくつかのメーカーのウェッジを試したものの、打感が馴染まなかったり、距離感が合わなかったりして、結局古いウェッジに戻ってしまうことが続きました。
傷だらけの古いウェッジ SM7 56-14 Fグラインド
最終的に、同じメーカーの後継モデルを特注で注文することに。ヘッドもシャフトも長さも同じものを選びましたが、到着までに1ヶ月ほどかかりました。
違和感の正体
届いた新しいウェッジを使い始めると、最初の数回は良い感触でした。しかし、使い続けるうちに気になる点が。なんだかヘッドが思った位置に落ちてこない感じがしたのです。ボールには当たるものの、距離感がどうしても合わない。
新しいクラブに慣れていないからだと考え、練習を重ねました。それでも感覚が改善しないため、再び古いウェッジを引っ張り出してきて使うことに。けれども、このままでは納得できないと思い、原因を探し続けました。
たった5gの秘密
そして、1ヶ月ほど経ったある日。古いクラブをメルカリに出品しようと重さを測っていたときに、ふと気づきました。新しいウェッジのグリップの重さは50g。普段愛用しているグリップは45gでした。
たった5gの違いですが、これが原因かもしれないと思い、すぐにグリップを交換。その結果、ヘッドの位置がしっかり安定し、アプローチの距離感もバッチリ。やっとしっくりくる感覚が戻ってきたのです。
総重量が約400gある中の5g。手元側の重さが少し変わるだけでこんなに影響が出るとは思いませんでした。ヘッド側の重さの変化には気づきやすいですが、手元側だと感じにくいこともあるのかもしれません。
小さな違いが大きな差に
今回の経験を通じて、クラブの重さがいかに重要かを改めて実感しました。見過ごしていた5gの違いが、スイングの感覚や距離感にこれほど影響を与えるとは驚きでした。
最近では「5gの違いがわかる女」とちょっとした話題(半分冷やかし)になっています。皆さんもクラブ選びで悩んだとき、重さやバランスに目を向けてみてください。そこに新しい発見があるかもしれません。
ゴルフって、本当に奥が深いですね!
私が今年買ったウェッジはこれです!
今年買ったウェッジ SM10 56-14 Fグラインド
タイトリストボーケイSM10 56-14 Fグラインド(ロフト56°、バウンス角14°)
シャフトはZelos7、長さは標準です。
グリップはエリートグリップに交換しました。(購入時は純正)
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