先日、会社のお得意様先の会長さんがいらっしゃって、

「社長いる?個人的なお願いがあってきたんだけど」

こっ、、個人的なお願いって?!


金か?!寄付なのか?!


とって~も、嫌な予感しかなかった私。

どんな話なのか、わからないまま、モンモンと過ごしていました。


父が突然、「会議に召集されたから行く」と言い出した。

基本、会議には出席したがらない父に何があった?!と思ったら、

独身の頃に勤めた会社が、解散する手続きをするので呼ばれたとのこと。

父が勤めていた会社は無くなってるのですが、その一族で合弁会社にしていたらしく、その中の林業会社の解散。


なぜに??


父も知らなかったようですが、社員になった際に、株と同様、山の一部を譲渡されていたそうなのです。

社員になった人、役員の人の名義があり、そのままになっている状態。

父が社員になったのも、50年前のこと。

社員として名簿に載っている人数を確認したら、約20人弱いますが、生存している社員は5~6人。

自分も社員として名前が載っている上、一族である会長さんが解散の手続きをしている様子。

自分名義の山があったとは知らなかった父。

今回のことがなければ、絶対、私もわからなかったと思う。

本籍や住所が社員になったころと変更している人もいるし、死亡している人も多いので、確認が大変そうです。

生存していても、高齢の人がほとんど。

父が、「その会議に出席した3日後に脳梗塞になった人がいた」と言ってました。


この頃、周りの同級生や知り合いに体調の悪い人が多くなってきたせいか、弱気な発言が多くなってきた父。

60代後半から、見た目に老いを感じるようになりました。

70代に入ってから、「10年生きるかどうか。。。」と言うように。

昔っから、子どもたちと過ごすことが苦手な父。

夜遅くまで仕事をして、夜はおつきあいで外出。

自営業なので休日もなく、学校の行事も一度も来たこともない。

進学やクラブ、就職のことも相談や報告もしなかったし、会話もほとんどなかった親子です。

母が亡くなってから、義務のように一緒に旅行につきあうようになりましたが、未だに父が何を考えているのか不明。

お互い、わかりあえる、なんてことはないと思っています。

跡継ぎの息子(弟)を見送った際、涙を流した父の姿を見た時、

「この人も泣くんだ・・・」と思ったことを覚えています。