だるま落としの意味や由来・遊び方

意外とコツがいるだるま落としは、集中力も養われます。

伝承遊び「だるま落とし」の歴史は定かではありませんが、だるま自体は禅宗の祖・達磨大師をモチーフにしています。

だるまは転んでも起き上がることから、お正月にだるまに願をかけながら片目を入れて飾り、願いが叶ったらもう一方の目を入れるもの。毎年大きなだるまに買い換えて、1年の願掛けをするのです。

だるま落としのだるまは転んでも(落ちても)起き上がりませんから、転ばない(落とさない)ようにするわけです。

■だるま落としの遊び方・ルール
上のだるまが最後まで落ちないよう、下に積み重ねた段を小槌でたたいていくゲーム。最後までバランスよく保つのが難しく、たたく力や方向を加減しながら一喜一憂するのが楽しいのです。だるまが落ちるまでひとりで打ってもいいですし、複数で交互に打ってもいいでしょう。

< 取材協力 > ナックトイズ 「がき大将」
昭和のなつかしい玩具を通信販売しているサイト(この道50年・株式会社仲谷商店のWeb-Shop)。子供会などに便利なイベントグッズも扱っています。今回の掲載画像はすべて「がき大将」からお借りしました。