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【O-9】obscurity
今日はobscurity(難解・不明瞭)に関するお話し。
イベント業務のを受注するひとつに入札参加があります。
官公庁主催のイベント案件で、イベント開催に必要な資材・業務・制作・・・等が項目で一覧表記された、設計書及び仕様書というものを受け取り、その内容をもとに受注金額を積算して入札します。
その設計書(仕様書)を拝見すると、項目の文章だけでは理解出来ない事項もあります。
例えば、「音響機材一式」。
音響機材のシステムを構築するにあたり、出演者の内容、拡声範囲等により内容は異なるため、どの程度の規模を想定されているのか情報収集が必要となります。
その他、「電気工事一式」。
多数の出展ブースを要するイベントの際、電源を必要とするブース数や必要電気容量等、条件に応じて、発電機容量や工事内容が異なるため、詳細を確認する必要があります。
不明点を主催者側に質問して回答をいただける場合もございますが、多くはこちらが望む明確な回答や情報はいただけないケースがあり、資料全体や主催者の過去事例などを調べて、こちらで想定をして積算することになります。
難解な部分をいかに具体化して、現実に忠実なシステム構築及び金額を導くかが、入札の際に重要な鍵になる場合もあります。