わたしが「何が何でも作家になる!」と決意したのは、20代半ば過ぎてからのことでした。

まだ10年経ってないですねぇ……。

周囲には散々反対されました。

就職して兼業でもいいんじゃない? 先にちょっと稼いでから作家やったっていいんじゃない?

そんな簡単に作家になれると思うなよ、一生かけて作家になろうかっていうものを兼業せよだなんて冗談じゃない、っていつも啖呵切ってました(笑)

まったく通じなかったですけど(笑)


当時のわたしには、「20代のうちにやっておきたい3つ」というのがありまして、そのうちの一つに「作家になる」というものがありました。

いま思うに、大きな目標をなくして生きていく目標を見失っていたわたしが、とりあえず前向きに生きていくために掲げた目標だったのでしょう。大げさですけど(笑)


それをとりあえず20代ギリギリで達成したあとに掲げたのが、

「時代小説・歴史小説作家になる・血腥くなくてわかりやすくて誰でも読める時代小説を書く・紙の書籍を出す」

という「3つ」です。

このうち、一つ目と二つ目は、半分ほど達成できた気もします。

出していただいている電子書籍は、どれも和風・時代物・ファンタジーです。

ファンタジーはファンタジーで書きたい。

時代物は時代物で書きたい。

でもどっちも凄い書き手が世の中にはいらっしゃるし、次々新人発掘されているから、わたしの入る隙はない。

でも電子書籍の世界ではまだそんなに多くないのではないか……?

今なら死に物狂いで頑張れば、すこしは行けるのではないか……?

まだまだわたしの認識は甘いですね。足を突っ込んだ直後、オンラインノベルの世界がガラッと変わってしまいました(笑)


そしてどうやら、まだまだ努力が足りないようです。

二歩進んで、一歩後退。そんな感じです。

目標達成には程遠いです。

生きている間に達成できないかもしれない目標です。

いい加減に諦めれば? いつまでやるの? そんな声がいっぱい聞こえてきます(笑)

それでも立ち止まるわけにはいきません。

作家になると決めたからには、作家になります。

電子書籍作家になったからには、全力で電子書籍を出します。

がっかりしたり腹が立ったり忙しいですけど……。


何で今更決意表明するのか、って?

電子書籍一年目で危機的状況を体験したからです!

先輩作家さんに支えられて、なんとか立ち直りました(笑)


いつか……わたしに金銭的余裕ができたら。

作家さんたちがこんな想いをしなくてすむ、電子書籍のレーベルを立ち上げたいと思いました。

前から思ってるんですけどね。妖怪専門レーベルがないので『妖文庫』創りたいな、って。

でもそれだけじゃダメですね。新人育成の場になるレーベルが必要です。

オールジャンルOKで、売上のノルマも最低ラインもない。ちゃんと編集と作家が相談できる。

そしてある程度力がついてきたらちゃんとした出版社と契約して一人前の電子書籍作家になる。

そんなレーベルが作りたいです。

どうやったら作れるんだろうね?