雑誌の記事にも、タウン誌にも、神社の伝承が載っていました。
雑誌の方では、
伝説によれば神武天皇が東征の際、大きな亀の背に乗った釣り人宇豆毘古(うずひこ)が現れ、水先案内を務めたが、その時のカメが岩に姿を変えたのだという。
とあり、
タウン紙の方では、「1759(宝暦9)年にカメの形をした石を亀石神社として藩に届け出て聴き届けられた。」というところから話は始まります。
現実的です。ファンタジーなんてすっ飛んでしまいましたが、
由緒によると、神武天皇が日向国(宮崎県)から難波国(大阪府)に東進した時、珍彦命(うずひこのみこと)が海路を亀の背に跨り先導し幸島に上陸した。その後亀は石と化した。その亀石を祭って神社としたという。
となっていました。
あらすじはほとんど同じです。
神武天皇の水先案内をしたのは「うずひこ」と呼ばれる人だったようです。
そして、カメが一緒だった。そのカメは、水先案内をしてきた後、石になってしまったようです。
しかし、「うずひこ」なる人物は、釣り人だったのかどうかが気になります。名前から言うと、神様のようにも思えます。
そもそも、地元の伝承では、「うずひこ」なる人物は出てこず、まるでカメが天皇をご案内したかのようなニュアンスで聞かされています。
兎にも角にも、これを読んで、この「うずひこ」が気の毒になったわたしは、この人物について少々調べてみることにしました。
神武天皇の東征となれば……調べる本は、『古事記』と『日本書紀』ですね!
専門外の分野ですが、曲がりなりにも国文学科出身、日本語で書いてる本が読めないとは言えませんので頑張りました(笑)
続きは小さな神社のお話・3に続きます。