「認知能力」のように偏差値や試験の点数など数値で測ることができる学力とは違い,
「非認知能力」は,思いやり,協調性など数値化できない力のことを指すと言われます。
しかし,「非認知能力」は純粋に「認知能力」と区別できるものばかりなのでしょうか?
たとえば,非認知能力の範疇とされる,粘り強さ,忍耐力,計画性,自制心などは
認知能力でもあるとも言えます。
学習に,粘り強く取り組み,根気強くプランにしたがって学び,
モチベーションを意志の力でコントロールしながら日々机に向かうことで学力(点数)は伸びます。
また,グループ学習においてはコミュニケーション能力,
学習および研究全般においては創造性も求められます。
勉強に力を入れることは「認知能力」を伸ばすばかりでなく,
「非認知能力」の育成につながるのです。
「勉強はできないけれど,〇〇は良い!」
これ本当!?