卒業生へ。迷子と母校。 | 英語教師(英検1級取得・全国通訳案内士)!ウォーカーと歩く!

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<似顔絵イラスト/英語教育・学習/ホームルーム話材> - WEBサイト(http://walkerosawa.wix.com/osawawalker)の続きを書(描)いています。

(本年度も、卒業生にスピーチをする機会がありました。)

 

「教育の現場を戦争に例えて恐縮ですが、

行軍(軍隊の移動)で、兵士たちが疲弊・消耗するのは、

どのような行軍なのか?

長時間の行軍か?

長距離の行軍か?

 

答えは、目的地が知らされていない行軍だと言われます。

どのくらい時間がかかるのか?

どのくらいの距離なのか?

どのような作戦に参加するのか?

それらを、目的地を知ることから予想することができません。

気持ちは落ち着かず、いたずらに精神が疲弊します。

 

今、みなさんには、明確な目的地・目標があります。

大学に進学して、勉強・研究に精励し、

希望する職業に就いて、自己実現を図り、社会貢献する。

目指す目的地が明確にあるのです。

 

しかし、もしかしたら、

いずれ、自分の能力に限界を感じて、

また、ジェンダー平等が大きく立ち遅れ、国会で虚偽答弁が繰り返され、

アメリカの大統領自身さえ「民主主義は脆い」と声明する世の中において、

目標・目的地を見失うことがあるかも知れません。

 

そのようなとき、みなさんは、目指す場所を見失い、

自分の立っている現在地すら分からない、道に迷った状態になっているかもしれません。

不安、焦燥感、疲労感で心身ともに消耗します。

 

では、道に迷ったときどうするか?

それは、出発点に戻ることです。

出発点に戻って、もう一度、目的地を再確認します。

場合によっては、同じ目的地であっても、

途中のルートを変更すべきことに気づくかもしれません。

 

みなさんにとっての出発点とはどこか?

それは、みなさんが、青雲の志を抱いて、瑞々しい感性とともに、

将来の夢を描いた、ここ、母校となります。

 

コロナ禍で、実際に戻ってくることが叶わなくても、

心だけでも戻ってきてください。

では、いってらっしゃい!

(拍手) :)