彼が住んだ世界のことをもう少し知りたくてAmazonで古本を求めました。
2014年に出版されているので、それまでのさまざまな芸能人の干された「事情」が書かれていて興味深く読みました。芸能界はやはり反社会組織ともつながりがあって、うまく立ち回らなければコワイところなのだと思いました。
けれども最近は事情が変わってきたと思われます。実際、多くの芸能人が独立を遂げていますね。その背景には、「ネットの普及で収益源が多角化したことに加え、主な活動場所であったテレビの影響力が低下していること」(下記参照記事)があるようです。
<参照記事>
▽芸能人と事務所の関係が変わった?事務所から独立、政治的発言などが増加の背景
https://news.yahoo.co.jp/articles/2158710bfffc3e1eb89ac5af21898cc30ebccef6
(20/08/20 THE PAGE)
このテレビの影響力の低下は、コロナ禍で企業がテレビCM、ドラマへの出資が減ることも予想され、ますます拍車がかかると思われます。そうなると今後は芸能事務所の存続までも脅かされていくのではないでしょうか。
事務所から独立(または移籍?)したかった春馬さんですが、事務所のチャリティの不明瞭な会計など、何やら知ってしまったこと、継父が反社会とつながりがあったことなどもあり、かなり複雑な事情が絡みついていたのではと憶測しています。
著者のフリーライターの星野陽平氏には、ぜひ2020年の芸能人の不審死についても(それは結構勇気がいる仕事だと思いますが)ぜひ調べて書いていただきたいと思ったのでした。