大馬鹿か大悪党か知りませんが、森友問題での公文書書き換えでまだこんなこと言っています。
改ざん、自身の指示否定＝安倍首相、昭恵氏発言「ないと確認」―森友問題・参院委
首相夫人の昭恵氏が学園側に「いい土地ですから、前に進めてください」と発言したと改ざん前文書に記載されていたことについて、首相は「妻に確認した。『そんなことは言っていない』ということだった」と説明した。 （産経）
これはそれほど重要な問題ではないのです。
それに、夫婦で庇うのは当然ですし、嘘しか言わない首相の話じゃね～。
昭恵氏が名誉校長していることだけで十分なんですよ。
役人が忖度しないといけなくなるのは。
安倍首相は、自分が直接指示をしなければ問題ないという考えですので、指示しなくても周りが気を使って悪事に手を染めてくれることを期待して人事権を行使しているのです。
幹部公務員の人事を内閣が握るようになって、国民のためを思っていた各省の官僚たちは左遷の憂き目にあい、その代り経産省に代表されるような経済界側に立つ官僚が優遇されるようになりました。
経産省の谷査恵子氏は、優秀なのでしょうが、出しゃばりで思慮の足りない妻の子守にさすがにキャリアは使えない、そして既婚者や子持ちは時間の制約で使いにくい（既婚者に働けと言いながら実は自分は使いたくないby首相）から、抜擢されたのでしょう。
（国家公務員は労働基準法適用外でブラック企業並みに働かせることが可能です）
役人は刑事事件を極端に恐れます。
懲戒処分も嫌がりますが、やはり法律違反は最も嫌います。
佐川氏を始め、公務員たちがどうして森友の利益に何の関係もないのに、ここまで危ない橋を渡り隠ぺい工作を重ねて苦しい思いをしているのか？
忖度しなかった場合、左遷ならいい方で、犯罪者に仕立て上げられる、殺される、そういった不利益が怖いから危ない橋を渡らざるを得なかったのです。
民主党政権が政治主導で官僚支配を強めましたが、安倍政権はそれをもっと強くして、国会議員でもなく公務員でもない民間人のオトモダチを周りに侍らせ好き勝手するようになりました。
憲法改正をエサに、改憲派の保守層を騙しながら、経済界の意のままにグローバル化へ急激に舵を切り国民を疲弊させています。
今安倍首相がいなくなったら憲法改正が出来なくなるという脅しにまだ騙されるんでしょうか？
憲法改正は“にんじん”ですから、日本を滅茶苦茶にするという大仕事を成し遂げるまでは決して与えてもらえないのです。（滅茶苦茶になってそれももらえないかもしれませんが）
森友問題は籠池氏が昭恵氏を利用しようとしたということでいいですが、その理由を考えないと再発防止は出来ません。
彼らがどうして昭恵氏を選んだのか？
昭恵氏が夫の権力を笠に着て、さも天然で純粋なふり（５０過ぎていますからおつむ足りないという方が正確かもしれません）をしながら、偽善者ぶって自己陶酔に浸るような低俗な人間だったからです。だから選ばれたんです。
首相は、そのような妻を溺愛し、国民の公僕である公務員を私物化して自分の妻にあてがい、妻の遊びに付き合わせたから、官僚たちは余計な仕事をさせられて、犯罪に手を染め、ついには命を絶つ人まで出てしまったのです。
これで責任を感じないのであれば安倍首相は人間ではありません。
政治家は様々なことで口利きをします。秘書は公式な代理としてその役目を果たすこともありますが、妻が私人であるならば今回も安倍首相かその秘書が役所に問い合わせるべきでした。
それならば、やばいと思いしなかったはずです。でも軽薄な妻に公務員を秘書に付けてそれを放任した。非常に悪質です。
昭恵氏はトラブルメーカーでしたから、首相が妻に公務員秘書をつけるような非常識なことをせず、昭恵氏には「勝手に行政に口利きしないこと」と言い、各省には「妻が何か口利きしても聞かないように、私に聞いてほしい」と言っておけばよかったんです。
安倍首相が全く善人で、そのことに気づかなかったならば、それこそそんな人に首相は出来ません。国際社会は海千山千でいいように弄ばれておしまいです。（実際そうですが）
直接の問い合わせは谷さんという公務員ですが、それだけに聞かれた方は公的な案件とも受け取れます。私人（昭恵氏）ごときに聞かれて忖度する財務省が悪いという安倍首相一味の言い訳は、弱い人間を汚れ役に使い露見したら自分だけ逃げるという、悪党どもの世界の様相を見せています。
籠池氏から見れば、一度でも問い合わせをしてくれることが交渉を進めるうえで重要だったのです。関係性が証明されますから、あとはこんなに仲がいいんだとか、気にしてくれているとか（当然ですよね、名誉校長ですから）言いながら、財務省に圧力をかけることが可能になるのです。
私の想像ですが、グローバル化を推進する経済界の代弁者のために、庶民の側に立った政策を嫌う経産省は、財務省がこの件で叩かれて喜んでいることでしょう。益々好き勝手出来るようになります。
大まかに事の成り行きを見れば、誰がこの事件を起こさせたのか一目瞭然です。
- 幹部公務員の人事権を握る安倍首相官邸が、“私人”で軽薄な首相夫人に公務員秘書をつけてまるで首相代理のように振る舞わせていたこと
- 昭恵氏の指示で、公務員秘書が仕事として財務省や籠池氏に対応していたこと
- 首相案件だと忖度して違法行為を重ねた財務省
- 首相「自分は何も指示していない 妻も何もしていない 忖度した公務員が勝手にした」
安倍晋三首相がお膳立てした制度の上で、必然として各々が動いただけ
夫婦で国家を私物化、汚れ役は他人にさせるように仕組む、途上国型リーダーの倫理観、
これが安倍晋三夫妻の本当の姿です。
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