日本でもニュースになっているでしょうから詳細は省きます。
バルセロナ郊外で銃撃戦 警察、テロ犯5人射殺 自爆ベルトで武装 産経
ちょっと時系列で追ってみます。MailOnlineからです。(新情報の更新はしません)
http://www.dailymail.co.uk/news/article-4800282/PICTURED-Moroccan-man-rented-Barcelona-van.html
8月16日水曜日にAlcanarで民家が爆発しました。
Alcanarはバルセロナから125マイル南に位置します。
1人死亡、負傷者が何人かいますが、現場の瓦礫には20以上のブタンガスの缶が散乱していて、警察はテロリストの関連場所とみているようです。
8月17日木曜日夕方4時頃バルセロナの同市最大の繁華街ランブラス(Las Ramblas)通りで、バンが通行人を攻撃するというテロがありました。現在のところ死者が13人で負傷者は100人を超えているようです。
運転していた男は500メートル走った後、車から徒歩で逃走、現在まだ捕まっていません。
警察はこの運転者を、バルセロナ在住モロッコ生まれのMoussa Oukabir18歳と見て行方を追っています。
このバンはレンタカーで、Moussaは28歳の兄DrissのIDを使って借りました。
当初警察はバルセロナの65マイル北にあるRipollに住むDrissを主要な容疑者としていましたが、数時間後には本人が地元Ripollの警察に現れ、警察は兄のDrissを逮捕していますが、彼はIDを弟に盗まれたと言い、事件とは無関係だと主張しているようです。
ソーシャルネットワークKiwi には、Moussa Oukabirの名前と顔写真で、「すべての異教徒を殺す」という内容の物騒なコメントが投稿されています。
8月17日木曜日の図による説明
1でバンが走り出し、2でスピートアップしてジグザグ走行しながら歩行者に突進しました。
3で停車し、運転者は徒歩で逃走、4共犯者がいたと見られています。
5数分後武装警察が現場を捜索、1人を逮捕した模様です。
6Moussaの兄、Drissを逮捕しました。
7バルセロナから50マイル北のVicで逃走用と思われる第2のバンが駐車されているのを発見しました。
8その日の夕方7時半前頃バルセロナ郊外のSant Just Desvernで検問中の警官に突っ込んできた車があり、1人は逮捕されたと思われ、もう一人は射殺されました。ランブラス通りのテロとの関係は不明です。
8月18日金曜日午前1時ごろ(ランブラス通りテロから9時間後)、バルセロナから70マイル南西にあるカタルーニャ(Catalonia)自治州のカンブリス(Cambrils)で、アウディA3が歩行者に突っ込んで7人が怪我をしました。うち一人は重体のようです。パトロール中の警官と銃撃戦になり、5人が射殺されました。
5人は自爆ベルトをつけており、車から降りナイフで攻撃してきました。彼らは笑いながら、そして警官を嘲りながらの犯行でした。
警察は今朝(18日)、犯人たちが身につけていた自爆装置の処理を行いました。
下に位置関係を示す地図を載せておきます。
現在のところ2人が逮捕されています。(最新情報では、3人のモロッコ人と1人のスペイン人が逮捕されているようです。)
1人はAlcanarで逮捕されたメリリャ(モロッコにあるスペインの飛び地)出身で、
もう一人はRipollで逮捕されたモロッコ人(Moussaの兄Drissのこと)です。
2人ともランブラスで車を運転していません。
地元紙のEl Periodicoは、CIAが地元警察に対して、ランブラス通りがテロ対象になる可能性があると警告していたと伝えています。
以上概要訳
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誰が見ても、今回の事件はイスラムテロで、スペインの警察もジハードテロと断定しています。
2015年イスラエルでパレスチナ人がバス停に車で突っ込んだのを始めに、2016年にはバスチーユデーのニースで、同じく2016年クリスマスマーケットのベルリンでも同様の車を使ったテロ攻撃をしています。
ところが、このバルセロナのジハードテロを見て、頭が反トランプで一杯一杯のCNNは違いました。
Wolf Blitzerは、シャーロッツヴィル(※)の物まねではないかと推測したようです
(※白人至上主義者が、彼らのデモのカウンターに車で突っ込んだ事件です)
バルセロナの事件が、欧州で起きているジハードテロの一連だという認識が持てないような人間が、ニュースを伝えているなら、こんな人の言うことを真に受けているだけで損しそうですね。本当にCNNは病気だと思います。
ところで、バルセロナ付近って、得体の知れない者たちが闊歩しているところみたいですね。
メインストリームメディアではロシア人たちがイタリア人の青年を暴行死させたとなっているようですが、こんな事件がありました。
確かにロシア国籍ではあるでしょうが、ことの本質を見るためには、ムスリムでフランスに不法滞在中ということを言うべきだと思います。
8月11日金曜日(12日になっているかも)、バルセロナ近郊のリュレッド・ダ・マールという海岸リゾート地のディスコで、イタリアのフローレンスから友達と遊びに来ていたNiccolò Ciattiさん(22歳)が、チェチェン人ムスリムの3人から暴行を受け、友人は逃げたものの、彼は逃げられずに意識不明となり病院に運ばれ翌日死亡してしまいました。
犯人は、ケージファイター(格闘家)の Rassoul Bと、Mosvar M. そして Khabiboul Kの3人です。年齢は20、24、26歳だそうです。(誰が何歳かは不明)
彼ら3人はフランスに違法滞在する難民申請者で、現場から逃げていましたが、海岸でスペイン警察に捕まりました。
この事件は暴行現場がビデオに撮られていてネット上で回っています。
9人いる警備員は全く介入せず、まわりの大勢も止めることなく動画を撮っていることがわかります。(犠牲者の父親が犯人への怒りと、やりきれない気持ちを述べていました。)
・VIDEO: Muslim ‘refugees’ beat young man to death in nightclub in Italy パメラ・ゲラー
フランスで難民申請中のムスリムたち、スペインの保養地のディスコに行って殺人ですか?
結構な御身分ですね。