前回の続き、②です。

動画はこちらから映画http://www.youtube.com/watch?v=Blg-EGts_u8知られざるアイヌの真実2

砂澤陣氏

今回の金子さんの発言に対してはちょっとタイミングが悪いだろうと何回も言ったのですが、金子さんのようなまともな人が一人浮いてしまう地方議員の状態っていうのは(どうなんでしょう)?
地方議員は国の要だと思っている。国会議員よりも(大事だと思っている)。

地方自治条例※自治基本条例のこと。以前記事を書きました。)がどんどん推し進められているが地方議員は何をしているのか?
アイヌ協会であれだけ犯罪が行われているのに金子さんが悪者になっている。

日本はもう危ないというレベルを超えている。しかしそれでも国が体をなしている、これはすごい。だからかえって危機感をもたいない。それは平和ボケ。
保守系の人が左の人に平和ボケというが、保守にも当てはまる。

平等や差別とは何か?差別は個人的感情。
この音楽は嫌い、聞かないというと、好きな人が「それ差別だろう」という。今のヘイトスピーチがこの状態。

北海道の入植の歴史にはいろいろな人がいる。
負けた藩の人が逃げてきた、借金逃れで逃げてきた、人を殺して逃げてきた、農林水産、炭鉱関係で朝鮮系や部落系もたくさん入ってきた。

当時の生活環境は劣悪、挫折して子供を置いて本土に帰った人も多い。
そこでアイヌと結婚した人も多く、朝鮮系のアイヌがいることは事実。
日本の歴史から見て純血種なんてありえない。

朝鮮系のアイヌが成りすましていると言われているが、成りすましているのではなくて、そういう政策の下でそういうことが起きている。
今後これは全国展開される。そうするとアイヌの人口は莫大に増える。
北海道に2~3万人。宇梶静江(※宇梶剛士の母で絵本作家兼アイヌ解放活動家)は東京に2~3万人いると言っている。これが日本中になったらどうするんですか?

諸外国の先住民に対する政策は時限立法、血が何分の一までとかになっている。
アイヌ政策にはない。このままでいいのか?
観光資源として美談としてみるアイヌ問題ではない。
これを日本に刻むのは慰安婦問題どころではない。
アイヌは日本人なのに、同じ日本人に特権を認めた。
アイヌ民族に定義がないのに、民族って何か?アイヌ系の血をひく人は日本人ではないのか?

(アイヌ政策は)自民党が推し進めているがバックにいるのは公明党。この活動をすると公明党関係から嫌がらせを受ける。
アイヌの定義もなくエンドレスな政策を全国展開していることの異常さに気づいてほしい。
金子さんのようにまともな議論をしようとすると辞職勧告決議を出されることは異常。

こういう意見が消されないように応援してほしい。
憲法でいう平等を越えたアイヌ優遇。
日本が統一されていく過程で、辛いことはたくさんあった。
子供を売るとかそういうことはアイヌだけではなく、多くの日本人がそういう過酷な目にあっている。
なぜアイヌだけにその苦難を認めて当てはめるのか?

アイヌには一つにまとまった歴史がない。
民族という定義もアイヌという定義もない。

アイヌ政策をすることは、「日本人が過去にアイヌをジェノサイドしました。今も差別しています。」ということ。
税金がアイヌに投入されているが、その善意が歴史捏造や日本の伝統を捻じ曲げる悪意に使われている。

自分の血も何分の一かはアイヌ。しかし日本に帰属意識がある。日本文化を学び親からの影響はあるかもしれないが、日本文化の一端を担わせてもらっていると自負している。
靖国にも参拝する。

政策を受けるなら「血」で受けるべき、「帰属意識」で政策を受けてはいけない。
自分はアイヌという立ち位置ではなくて、日本人のメンバーの一人としての立ち位置で発言している。

今北海道の土地が日本にあるのは、江戸幕府や明治政府の保護政策があったからだと思っている。
北海道開拓史は断じてジェノサイドの歴史ではない。
アイヌ政策を残すことは差別の再生産以外の何物でもない。

アイヌは差別を受けていないのだからアイヌ政策をやめさせる、時限法に変える、アイヌ政策の不備、税金詐取を暴いていかなければいけない。
やましいことをした人は平等にペナルティーを受ける。これが平等。

よくアイヌは誇り高き民族と言っているが、それならばどうして自浄力を出さないのか。

諸外国の先住民政策を見ても、犯罪率上昇、アルコール中毒上昇などろくな結果が出ていない。
日本政府はそういう悪いところを後追いする癖がある。

アイヌのことを日本の歴史の一部として受け入れ教えることが大事。それが文化を守ることになる。
日本の歴史の一部としてこなかったために、沖縄独立とか北海道独立なんか言い出す人が出てくる。

北海道のことは北海道の人間、沖縄のことは沖縄の人間にしかわからないというのは排他的な甘えの言葉。

アイヌ問題というのは “アイヌ問題はない”ということ。
これを拡大しようとしている行政の問題である。
アイヌ問題と騒いでいる人達は少数。関わりたくなくてアイヌを名乗らない人が大多数。
アイヌ(騒いでいる人)が言っていることは恥ずかしいから絶対アイヌと名乗らない人もたくさんいる。
アイヌ問題を言う人がアイヌを貶めて差別を助長している。

部落問題と似ていて、本当に差別はあったのか、部落出身で成功している人はたくさんいる。
ぜひ保守側の人にこの問題を理解してもらい意見を発信してもらいたい。

日本とはなにか?日本人とは何か?もう一度見つめなおしてほしい。
アイヌや沖縄に独自文化があるからといって日本国民ではないとは言えない。

日本国民、民族というのはガイドラインをひいてきちんと話さないといけない。
DNAもそうだが、医学的観点と社会的系譜についてもガイドラインが必要。
これをごちゃごちゃにしてるのがよくある。

アイヌ問題とは何か?アイヌ政策の裏にあるのは何か?それを正そうとした議員がどうして辞職勧告を受けるのか?そういうことに注意してほしい。
今後全国展開されるであろう、この政策に危惧を持ってもらいたい。

アイヌ政策が本当にこの国に必要なのか?生活保護や福祉政策があるのにどうしてアイヌ政策があるのか?
そこにメスを入れようとした人間がどうしてこういう扱いを受けるのか?
こういう状態にある日本の行政や政治がどれほどおかしくなっているのか?

単純に日本の美しい伝統文化を守りましょう。これには賛同する。
過去の日本の古い歴史伝統文化にぶら下がって「日本は美しい、日本は素晴らしい」と言っているだけではバカにされることもある。
評価する人もたくさんいるが、無関心な人たち、特に反日感情の人達からは付け込まれやすくなる。

東京五輪の”おもてなし”もそうだが、必要以上の”もてなし”がいるのか?
街にハングルや中国語がたくさんあり、あれは過剰だと思う。
自分たちが外国に行ってどれだけ日本語があるのか?どれだけサービスをしてもらえるのか?ほとんどない。
そういう過剰な政策がつけ付け込まれている。アイヌ政策も含め人がよすぎ。
国を守るためにお人よしはちょっとわきに除けて、アイヌ政策を少し厳し目で見てもらいたい。


金子やすゆき札幌市議

問題が起きた時に事務所にたくさん電話、メールが来た。
圧倒的多数は金子議員の言うことはもっとも、頑張ってほしいというもの。
アイヌだという人からも来た。共通しているのは、「自分はアイヌの血を引いているが不正はやっていない」ということ。
アイヌ協会が不正をやっているのは北海道に住んでいる人はみんな知っている。道内では過去にも報道はあった。
アイヌの人の中に不正に憤っている人がたくさんいる。
アイヌが北海道で2万人と言われているのに、北海道アイヌ協会に入っている人は2千人ちょっといるかいないか。
どうして入らないのか、そういう人たちと一緒にされるのは嫌だ、という人もいるが、アイヌ政策の補助を受けることを潔しとしない人が北海道のアイヌといわれる人の中で9割いるのが実情。

不正をしているのはアイヌ協会の一部でアイヌの人がみんなやっているのではないことはまず伝えたい。

抗議にきた団体がいくつかある。
「金子議員の発言は差別であり公職にあるものとしてふさわしくない」ということが書いてある抗議文を持ってくる。

数えてみたら4団体が持ってきた。北海道アイヌ協会は何も言ってこない。
「~平和の会」「~人権の会」「~先住民族研究会」など、みんな事前に電話をくれて抗議文を持ってくる。
共通することは必ず赤旗新聞の記者が一緒にくっついてくるということ。
報道機関は腕章を付けているが、赤旗は社名がなく、報道とかプレスと書かれた腕章をつけている。
自分は昔マスコミにいたのでわかるが、腕章はどこの会社かわかるようにするためにつけるのに社名がない。腕章に「報道」しか書いていないのはインチキ報道機関の証である。
どこの記者か聞くと赤旗というので帰ってもらっていた。
赤旗が来ることがこの問題の象徴的なこと。

労働組合もくるので何か関係あるのかと聞くと、この人がいますと言ってアイヌを紹介する。(他の団体も)みんな連れてくる。そしてこの人の話を聞いてくださいと言う。
聞くと、「子供のころ苛められた」「就職のときにできなくて」とか涙ながらに語る。女性などは涙をこぼして差別されたと話す。それを抗議に来た人は「女性が涙を流している。あなたはこの気持ちがわからないのですか?」

自分では差別したこともないし、子供のころ苛められたとか言われても、国が制度として差別したとか進学できないというならわかるが、女の涙を武器にして活動をするのは違うと思う。

抗議者に説明をすると「この人なに言ってもダメだと」呆れて帰っていくが、アイヌをダシにして赤旗か何かに「金子議員に抗議する」と記事を出し、自分たちの活動報告をするつもりでしょう。

公明党創価学会がいかに日本の政治をゆがめているかよくわかる。
自分の辞職勧告も公明党が主導した。
国レベルでも社会保障の問題、生活保護の問題、安全保障の問題など安倍政権の足を引っ張っているのが公明党。

自民単独では過半数とれないので公明党の力を借りないといけないのだろうが、自民党に任せていて本当にいいのか?
自分が受けた仕打ちを見ても全く保守政党ではない。
強いて言えば「自分の保守」。議員の身分を守りたいという保守政党ではないかと思う。

地方議員でも国会議員でもこれから議員になる人でも、政治家は今の自分の生活ではなくて、支えてくれている国民の未来の生活を支えるために、たとえ団体から批判を受けても正しいと思ったら言うべきことを言うのが、政治家のあるべき姿だと思う。

議員辞めろとか殺すとか死ねとか電話がきます。正直人間だからそういう電話をもらうとへこむ。強烈な電話がくると夢に出てくるときもある。
慰安婦のねつ造記事書いた人にも辞めろとか殺すとか来ているようですが、私のところにも来てますから。(会場 笑)

政治家は(脅迫が)くるのが当然なんだろうと思って受け流してはいるが、アイヌだけでなく日本が戦後の中で積み重ねてきたしがらみがいっぱいあると思う。
部落の話など、いろいろと政治家が触れてはいけないタブーがたくさんある。
でもいつかは終止符を打たないと、こんな税金の無駄遣いをやっている余裕が日本にはもうない。

税収の何倍もの予算を組んで、毎年国債発行して、今日本人がたくさん預金を持っているから何とかなっているが、これも時間の問題。
いつまでもこんな無駄遣いをやっている場合ではない。

しがらみを止める勇気ある地方議員や国会議員を支えるような国民運動が起きないと、今までみたいに自民党だから入れようかなとか民主党のマニュフェストがよさそうだから入れようかなとかでは、日本人、本当に人がよすぎだと思う。

基本的に政治家は変な人が多い。普通の常識だったらこの仕事務まらない。
不安定な職業で人気商売。波風立てないのが一番いい。
地元の夏祭りに行って盆踊り踊って、「やあ、こんにちは!」って言って握手して、「ああ、あの人来てたね。優しそうでいい人ね。」というのが今までの議員の政治スタイルだったと思うが、そんなのではだめ。

それで、その人は政治家としてずっと続けられるかもしれないけれど、そんなので日本のために役に立っているんですか?

自分はみんなの党から始めた。
渡辺喜美さん、人間的にはいい人。でもやっぱりむずかしい、彼なりに既得権益に切り込んでそれをよく思わない人が足を引っ張っていると思う。
しかし、8億円もらったのは事実で、そういう足をすくわれたのは政治家として弱さがあったんだと思う。

政治家はお金の誘惑もあり自分自身も気を付けないといけないと思う。
支持者からは女性問題も気を付けてくださいと言われる。
内心を見透かされているようでドキッとするときもある。(会場 笑)
出張先でも気を付けています。

たまたまこの件で自分は全国区になり東京でもこうやって人が来てくれるようになった。
元々市ではアイヌのこと専門ではなく、教育のこと、税金の無駄遣い、役人の天下りなどを中心にやっていた。
特に教育が酷い。学校の先生みんなが悪いわけではないが一部にものすごく悪い先生がいる。子供たちを自分の思った通りに誘導しようとする悪い先生がいる。これを取り締まる仕組みが無い。取り締まろうとすると政治家が出てくるんじゃないと言って怒られる。

大きなことを考えてやっていたわけではないが、思った通りちょっと言っただけでこんなに問題が大きくなってしまった。
皆さんの地元にもこういう人がいると思う。国会議員ほど地方議員に興味はないと思うが、市役所の広報などに載っているので、こういう変わった議員を見つけてほしい。

※)は私が補足説明として入れました。
波線次回③に続きます。波線