イケメン君が出勤している日→発作が起きる。
昨夜もそうだった(現在進行形)
20時頃から軽い発作が出始め、部屋担当だったので病室に来た時に報告。
血圧を測ったら、低過ぎて薬が使えないと…
「参ったなぁ…」
頭を抱えている。
ごめん、いつも出勤日で…
「辛いよね?
お薬使えなくてごめんね。」
首を横に振ると
「また様子見に来るからね。」
忙しいらしく、なかなか来なくて結構しんどいと思った時に登場。
「治まらないね。
他に何か症状ある?」
「頭…痛い…」
「また目が開かなくなってきたか…
これじゃしんどいよね。
リスキーな事はしたくないけど、点滴いくかな。
でも、これで治まるとは言い切れないよ。
ちょっと待ってて。」
なかなか戻ってこない。
発作酷くなる。
目が開かなくなってきてまた嗅覚頼み。
気配を感じたらHelenaさんの横に座って
「ごめんね、先生の許可が下りないからお薬使えない。
血圧が低過ぎるからダメだって。
ごめんね、期待持たせて…」
「血圧…上がってないかな…
苦しい…」
「当直医でバイトなんだよね。
だからリスキーな事はしないんだよ。
何かして欲しい事ある?」
「手が…」
と言うと無言で手を握っていてくれました。
暫くして、
「何かあったらすぐコールして。」
と手にナースコールを握らせて戻って行きました。
それから二時間…限界だ。
コールしたら他の部屋担当の女性の声で
「どうしました?」
何回か聞かれたけれど声が出なくなっていたHelenaさん、答えられず。
「今行きますね。」
イケメン君は休憩か他の人の処置に入っているのか…と思いつつ、聞こえた足音、匂いはイケメン君。
「Helenaさん、失礼しますね。
もうキツいよね?」
手を握って反対の手首で脈を取る。
「でも…何も出来ないでしょ?」
「Helenaさんの病気、血圧が低い時にお薬使うと頭にいっちゃうのが怖いの。」
我慢するしかないんだね。
「でも寝れないと辛いな。
えーと、誰だっけ?
◯◯先生、明日来るからもう事後報告でお薬使っちゃうか。
Helenaさんもキツいだろうし、見てる方も辛いわ。」
ごめん、これで何かあったら事後報告でもイケメン君の責任だよね…
「我慢…」
「もう我慢したでしょ?
これ以上我慢しなくていいから待っててね。」
発作止めを持って戻って来たイケメン君。
枕元のライトをつけて血管を探っているようでしたが、なかなかいい血管がなかったようで苦戦しておりました。
やっと見つかったらしく、力が入らないHelenaさんの手のひらをグーにして
「少しだけ力入れてみて、無理ならいいから。
ちょっとだけ痛いけど頑張って。」
もしや、これは点滴の方ではなく激痛注射の方では…
でもいつの間にか終わっていて、打ったところをイケメン君が押さえながら手を握ってくれて。
あの発作止め超痛いのに、なんでイケメン君が打つと痛くないの?
気持ちの問題?
いやいや、この数年誰が打っても激痛で悶絶したり、泣き叫んでいたけれど…
暫く押さえてくれていて、
「効いてくれば15分、15分後には楽になると思う。
一人で居られる?大丈夫?」
頷くと
「また様子見に来るからね。」
結局効いて来ない、途中途中意識がとんでるのか寝てるのかすらわからないけれど苦しいのは変わらない。
しかしトイレに行きたくなりナースコール。
他の部屋担当の女性看護師が来て、歩行器…
産まれたての仔鹿状態、というより蛇行してぶつかりながらトイレへ。
「大丈夫ですか?」
見てわからんの?
寝ぼけてるんじゃなく、明らかに発作出てるでしょ。
帰りも蛇行運転。
結局眠れず迎えた朝。
「Helenaさん、おは…
また出てるか…
全然来れなかった、ごめんね。
これじゃ起きられないよね?
トイレとか大丈夫?」
「歩行器で連れて行かれたけど…」
「無理だよ。
今車椅子持って来る。」
車椅子で連れて行って貰い、
「今日先生お休みって言ってた。
調べたらやっぱり外来休診になってる。」
とiPhoneで検索した外来担当表を見せると
「無理に話さなくていいよ、苦しくなるから。
でも、これどうやって見るの?」
簡単に説明すると
「ホントだ、じゃあ小児科か…
◯◯先生しか居ないな。」
もう一人去年まで病棟担当だった先生の事はイケメン君大嫌い、この先生の対応等にイライラして信用もしていない。
「◯◯先生もいるよ。
去年まで主治医だったから。」
「そうだった。
取り敢えず出勤表確認して、それからの対応だな。
先生来るまでもう少し頑張って。」
で、今現在もう先生達も出勤して来ている時間なのですが、看護師すら来ません…
イケメン君が居ないと華麗な放置プレイが続くこの病棟。
Helenaさん、どこまで持つか一人耐久レースになっております。
誰でもいいから早く来て欲しいHelenaさんからの投稿