昼前に主治医が来ました。

お粥360g→食べる訳がない

お粥360g→いい加減食べない事に気付いて頂きたい

お粥360g
「どう?
少しは起きれるようになった?
座れる?」
カルテを見てから来なさいよ…
「いえ、座るのは支えてもらって数分がやっとです。
ベッドの角度も大体30度がやっとで、長時間は無理です。」
「そりゃ困ったな。
やっぱり血圧が低すぎるからかな…
今飲んでる昇圧剤を増やしますかね。」
血圧の問題?
薬の副作用に加えて、1ヶ月マジで寝たきりだからじゃないの?
「血圧関係あります?」
「Helenaさんの場合極端に低いからね。
起き上がると目眩やフラつきも酷いと思うんだ。」
いや、違うだろ…
血圧が低いのなんて何年も前からだし、一番低いときなんて、上が50台で死にかけたわよ。
「点滴で栄養入れてるから少しは良くなったと思ったんだけどねぇ。」
そこも問題?
確かにHelenaさん栄養不足だけど、それも違うだろ…
「あとは頑張ってご飯を食べてね。」
結局はそこかーい‼︎
と思っていたらすぐにまた戻って来て、
「今日検査するから。
座って心電図をつけてどういう状態になるかって検査。」
「ベッド50度ぐらい?」
「いや、90度ぐらいだと思う。」
「吐くし死んじゃうよ‼︎」
「大丈夫、人がついてるから。」
放置プレイでも困るけど、いきなり座らせるのか…
でも、ベッドに座ってならなんとかなるのかな…
と思っていたら大間違い。
「Helenaさん、検査に呼ばれたので検査室に行きますね。」
えっ、部屋でやるんでないの?
そして車椅子で検査室に移動って罰ゲーム?
点滴引きずらなきゃいけないし、バルーン(導尿の袋)も車椅子に装着しなくてはいけない。
なにより、車椅子移動ってのが厳しいって。
しかし、無理矢理連行されるHelenaさん。
エレベーターで過呼吸と軽い発作。
「人混みダメなのかしら?」
Helenaさんを連行した人に聞かれたんだけど、人混みがダメとかじゃなく今の状態で座ってるのがダメ。
そして検査室に着くとまた新事実。
「この検査は心電図をつけて最初10分ベッドで安静に寝て頂いて、その後10分立って心電図を計測します。」
は?
Helenaさん支えないと座れない、立つなんて以ての外ですけど…
その旨を伝えると、
「そうなんですか?
検査のオーダーがこの内容なので…
ちょっと主治医に確認しますね。」
はい、主治医は安定の逃亡(早退)
「じゃあ取り敢えず今日は座って計測しますね。」
しかし背もたれはない、掴まってはいけない、支えもない、力を入れベッドを掴んではいけない…
倒れる事請け合いです。
「ご気分が悪くなったら言ってくださいね。」
既にご気分が悪いですけど。
計測開始、1分で脈が跳ね上がる。
2分で過呼吸気味、3分で吐き気がしてきたHelenaさん。
5分過ぎると異音が鳴りまくり。
ギブアップしようと思ったけれど、意地で踏ん張りました。
↑やれば出来る子。
「お疲れ様でした。
大丈夫ですか?」
大丈夫じゃありませんが、検査の為に頑張ったんです。
しかしその思いも裏切られました。
病棟からのお迎えを待っている時半分意識が飛びそうだったのですが、
「この検査は立ってやるもんだしな…
多分データ出ないし意味ないだろ。」
だったら立てるようになったらやるとか、座っては無理だからって言って欲しかった。
吐きそうになりながら我慢したのに何それ。
(実際後で吐きました)
そしてフラフラになり病室に戻りベッドへ倒れ込み…
の所へリハビリのお兄さん登場。
タイミング悪すぎだろ…(泣)
「どうでした、検査は?」
「最悪です…
気持ち悪い。」
「じゃあどうしよう?
今日は車椅子の日に決めてたんだけど…」
また罰ゲームの車椅子ですか?
「頑張る‼︎」
「大丈夫なの?
無理しなくていいよ。」
「いや、頑張る‼︎」
そして点滴を引きずり車椅子にバルーン装着でお散歩へ。
「今日はどちらへ?」
「うーん、上のリハビリ室行ってみようか?
見るだけでもね。」
「おー、未知の世界‼︎」
リハビリ室はちょっとした体育館みたいな所に、色々なリハビリ器具やベッドがあり、其々症状に合わせてリハビリをしておりました。
取り敢えず車椅子に座り話しながら足をマッサージして貰い、足の曲げ伸ばし。
「座りながら足踏みしてみよう。」
ゆっくりゆっくり足踏み、やはり右足首の靭帯はまだ痛みます。
「はい、休憩。」
色々話して休憩。
「多分ね、もう立てると思うしもしかしたら歩けちゃうかも。」
「いや、それやったら死ぬから。」
「それはやめて‼︎
今までこの仕事して来て初の死者とか嫌だから。
じゃあこうしよう‼︎
点滴棒に掴まって立ってみよう。」
恐る恐る点滴棒に掴まって立ち上がるHelenaさん。
勿論お兄さんが支えてくれています。
「立てるじゃないっすか‼︎
ゆっくりでいいから足踏み出来る?」
正直限界だったのですが、ゆっくり右足首を庇いながら足踏み。
「バッチリ‼︎
これで多分今週中には歩けるようになるはず‼︎
無理しない程度にね。
じゃあお部屋に戻ろうか。」
検査後に意識が飛びそうになり吐き気ももよおしフラフラだったHelenaさんが、何故車椅子に乗りリハビリ室で立って足踏みをしたか…
それはね、お兄さんが今日で退職してしまうからなのです。
1ヶ月もお世話にならなかったけれど、凄く丁寧にリハビリをしてくれて、無理をせずでも早くHelenaさんが歩けるようにしてあげたい、早く家に帰れるようにしてあげたいと言ってくれていたのです。
だから、最後に歩けないけれど立つぐらいなら出来るよって見せてあげたかった…
その一心だけで立ちました。
病室に戻りお別れの挨拶をし
「新しい職場でも頑張って下さいね。
歩くところを見せられなくて悔しい…」
と言うと
「大丈夫、もう少しで歩けるようになるから心の眼で見てるから。
無理をせず早く息子さんと生活出来るといいっすね。
僕の後任はまだ決まってないんですが、ちゃんと引き継ぎはするので安心して。」
『イケメンで。』
↑同時に発した言葉(笑)
寂しくなるな…
あの発作さえなければ、多分少しは歩くところを見せる事が出来たかもしれないのに…

お粥360g→食べる訳がない
玉ねぎの味噌汁→牛乳のストローで
蕪の浅漬け→少し食べた
高野豆腐の煮物→一口

お粥360g→いい加減食べない事に気付いて頂きたい
ぜんまいの煮物→食べた
サラダ→大好物
鶏肉の味噌焼きみたいなの→食べてない
マンゴー→大好物

お粥360g
里芋の煮物
アスパラと海老の和え物
揚げ出し豆腐
検査とリハで気持ち悪かったので全残し。
昨夜点滴が漏れ、身体の相性が悪いV系君ではなく割とプライドの高い看護師さんに挿し替えされたのですが、また漏れてる…
腫れてきて痛い、誰が見ても腫れてるのに今日の夜勤(嫌いな人)に言ったら
「漏れてません。
変色もしてないので大丈夫。」
華麗にスルー。
いや、マジで痛くて死にそうなんだけど…
今日はV系君休みだから下ネタトークで挿して貰えない…
それに大体部屋持ちの看護師にしか基本頼めない。
悩んでいたら、オムツ交換で聞き覚えある声が…
もしやこの声は主治医不在の時にHelenaさんが発作を起こし、大活躍をしたイケメン君‼︎
「助けを求む‼︎」
叫ぶと
「Helenaさん、どうしたの?
発作、にしては威勢がいいな(笑)」
腕を見せると
「あー、これ漏れててダメだわ。
ちょっと待ってて。」
待っていたら直ぐに来て
「先に針を抜いちゃうね。」
針を抜いて貰って解放されたHelenaさんですが、点滴はまだ残ってる。
「ちょい休憩でいい?(V系と同じような事言ってるぞ…)
今日すげー忙しいのよ。
他の科の患者さんが入院してきたりで、ベッドが遂に満床になってさ。
後で来る。」
そんな忙しいのか…
他の科の患者って…
そういや、元はと言えば認知も下の階の筈。
癌の方もいるようだし、また混合病棟化してきた…
そして安定の看護師不足なので最悪です。
その後挿し替えには来てくれず困っているHelenaさんからの投稿