ipodは人気ですね!

起きろーーーーっ!時計
目を覚ませーーーーっ!腕時計

って、箪笥に眠らされた着物を起こすのは・・・私だけじゃありません。
着物リメイクとは、

■「着物から洋服や小物に作り変える」仕事 これ、うちです。(‐^▽^‐)

■「寸法などを直して自分サイズにLOVE直す」仕事→着物として着用
■「長年眠らされて湿気により出来たシミを取る」仕事→着物として着用
■「この色からあの色に染め変える」仕事→着物として着用


などが代表てきぃ~ドキドキ

どうか、どうぞ、マジで御願い!だから起こしてあげて下さい!
ほら、涼しくなってきたし、来週は連休だしぃ!旗

そして、


一番いいのは着物として着るってこと。
着物で生まれて来たんだからね。

さすがに、じーちゃんの着物は私口紅着れないわー。。
いや、それでも可能にしてくれる職人さんもいるんですよー。びっくりね。

私の読者さんやペタに何人かおられます。探して見てください。
あ、ギャグ~なコメントくれる方もね・・・笑


さて、今日の着物リメイクは・・・

20080912


上にあげた例にはございませんが、これは、着物を解いて洗ったままの布(洗い張り後の反物)でした。

りんずという光沢のある綺麗な布です。



ブラウスになりました。



ご家庭で、水洗いできるようにしてあります!ヾ(@°▽°@)ノ




昨日 ちょっと、寂しいことがありました。(ノ_-。)しょぼん

何度か、画像をアップさせて頂いていた婚礼着物(振袖)は、お得意様のお預かりのものでした。

その方のお母様が婚礼でお召しになられたお着物です。宝石赤

状態も最良です。今でも、花嫁さんが着れるお着物です。希少です。


だいぶ前の記事でも「解けないかも知れない」発言をしていた私は、

やっぱり解くことが出来ませんでした。しょぼん

8月20日の「眠っていること=強い意志」という記事にも書きました。




個人的に大好きな作品でした。

昭和初期の染料だとか業だとか、何から何まで現代に存在しないもので

完成されたお着物でした。

二度と同じものを作れないだろうという・・・


マニア的な見方かも知れませんが、それを越えた感情がありました。

いよいよこのお着物を解く順番になってしまいました。しょぼん


お客様に、素直に申し上げました。

(今どうしてもリメイクしたいわけでなかった)お客様は、私の話しをご理解下さいました。

こんなに想ってくれる人がいて良かったと。。。

どなたかがお召しになれるか、部屋に飾って愛でるか。して頂ければ嬉しいです。



100%ご要望にお答えしたいのですが、

気持ちが入らないと仕事が出来ない不器用な人間でもあります。しょぼん

実は、このようなエブリン認定「重要文化財」でお返ししたのは二度目です。しょぼん

私は、着物の専門知識が充分ではありませんから、知らずに本当の文化財にハサミを入れたことも当然

あったでしょう。難しいです。しょぼん

本当に難しいです。



「好き」じゃないと出来ないこの仕事。また、「好き」だから出来ないときもある。



今は、ほっとしています。

そして、数ヶ月間私の傍にあった、あのお着物が帰ってしまって寂しいです。しょぼん