日々進化し続けるまつげエクステ業界
なかなか情報が入りにくい長崎という土地柄の中、技術も知識の収集も「施術者のモチベーション次第」だなと感じます
私もまだまだ発展途上です
が、最近新規のお客様に沢山お会いする中で、とても危険なつけ方や「?」な技術をされてるサロンさんがまだまだあるということに驚く毎日です
以前も書きましたが、残念ながら特に美容室や個人自宅サロン・店舗サロンが増えている“長崎市内”でエクステをつけてる方にトラブルが多いです サロンが多い分、技術の差が出るのは仕方がないのかもしれないけど・・・
諫早の個人サロンさんはとても上手な方が多くて、たまに“いつも行ってるとこが予約が入らなくて”とうちにお越しくださる方の残っているエクステをみてもとてもキレイなんです それを見て私も勉強させて頂いてます
しかし、最近こられたお客様が行った諫早に新たにできたらしいサロンさんでは、1本のまつげに1本エクステをつけた後・・・そのエクステの上にもう1本エクステを重ねづけするやり方 をされてるそうです. しかも全部の毛に
なので地毛の上に2本のエクステがのっていて、お客様は“ごわごわして、無意識に目をこすってしまう 違和感がある”と言われてました
このサロンさんのやり方が間違っているのかは私にはわかりません。 でも、地まつげのことを考えると私ならやらないなと思います
こういうお話を聞くたびみ思うこと・・・・以前から思っていたのですが、まつげでもネイル・美容室もその他『技術職』といわれるもの全てに当てはまると思うのですが・・・
もともとはみんな素人。 学校にいったり、会社の研修でそこの技術を学ぶという人が多いと思います。
だけど、そこで一番重要だなと思うのは技術も知識も接客力もスキルも『教わる先生のレベルで自分のレベルも決まる』ということ。
簡単に言えば、
下手な先生に教わると下手な技術を覚えるハメになる
テキトーな先生に教わると知らないうちに自分もテキトーになっている ということです
もちろん、習った後のその生徒自身の努力は一番必要だし『ここまでできたらお金を頂く』というような自分自身で目標設定をするということも大事だとおもいます!!!
私がブログを読ませていただいてる先生方は入社して1年たっても施術デビューさせてない!という先生や、100人練習しないとスクールを卒業してもサロンOPENしてはいけない!という先生方が多くて、そんなスキルの高い素敵な先生に教わった生徒さんはきっと素晴らしい技術をされるのだろうと思います
逆に、1DAYスクールのみでも『卒業した』という形がとれるので翌日からサロンをOPENする方や、社員研修も『ひと通り教えたから』という理由ですぐに施術デビューさせる先生もいるかもしれません
今までエステやまつげに携わる中で『え?何でこんなやり方を?』という技術をする人が『こう教わったから』と言ってた人に何人も出会ったことがあります。それを知らずに何年もそのやり方でやってきていたというケース。
その場合、悪いのは生徒でしょうか?
教わる生徒は、その時点では素人なわけなのでそもそも『その(先生の)技術が間違っている』場合でもそんな事には気づかない・気づけないわけです
むしろ、教える先生自身が『それ(自分の技術は間違っている)という事に気づいてない』 事もあるという事です。
そこそこのスクール別のやり方があるので間違っているいないのラインって難しいと思いますが、その行為が肌や目に対して『危険かどうか』というのはかなり重要な点だとおもいます。
だから、エクステやエステに関しても危険な技術をしているサロンさん自身が全部悪いってことではなく、もとをたどればそもそもスクールで危険な技術を教わっている→先生も生徒も“その技術は危険だ”という事を知らない・気づいてない→その技術をお客さまに施し、お金を頂く という方もいるのでは?と思います
・・・・・恐ろしいけど。
といっても、最初危険な技術をしていても『これって・・・』とやっていくうちにその間違いに気づくのが普通なんですけどね
私も似たようなのケースで失敗したことがあります
私はエステ・ネイル・まつげといろんなスクールに通いました。 エステは在職中に沢山のメーカーさんのインストラクターの技術を見ましたし、ネイルとまつげは自分で各2つスクールに通いました。
1つめのスクールでの勉強後、それが正しいと思い技術をしていく中でいろんな疑問点が出てきて、その後違うスクールにいくと『目からうろこ』の技術を教えてもらい、1つめのスクールでのやり方の間違い点やもっと講師が方がいいという点なども色々とわかりました
そのとき思ったんです。
1つめのスクールの先生に間違った技術を教えられたんだ!! と。
しかし、違う!
1つめの先生はそのやり方で(正しいと思って)やってきてる それを教えてくれた。 っていうだけなんです
先生に悪気はないとおもいます。 とても優しくて素敵な方でしたし
でも、スクールにいくつか通ったからこそ比較ができました
私もエステで新人研修をするときはそれを頭に置いて知識も技術も『教える前に再度復習をする』という事をしていましたし、違う職業でもいえると思います。 看護師さんや保育士さんも接客業も・・・後輩になにかを教えてそれが間違っていれば『自分(教えた側)の責任』になるという事ですよね
だからこそ、私はスクールなどでお金をもらって生徒に何かを教える『先生』という職業ってすごいなと思います
でも特にエステやまつげなど国家試験がない職業は、“これが正しい”というボーダーラインがはっきりとは無いからこそ、
『1度ひと通り学校で習ったから私はもう”できる人”なんだ』と自身を持つよりも、もっといい技術があるのかもしれない・・・私の技術は大丈夫なのかな・・・・とどこかで思いながら、情報収集をし続けることが大切なんじゃないかとおもうのです。
よくまつげスクールをされている方のブログを拝見すると、“習い直し”にくる経験者の方が多いという記事を目にします
私も定期的に習い直しに行っているし、これからも行かなければと思っています
そして必ず私はスクールに通うときは県内ではなく、福岡まで足を運ぶことを心掛けています
長崎のような田舎のサロンで習っても、最新の技術は学びずらい と思うからです(※注意 先生自身が勉強家の方の場合は除き・私個人の意見です。)
私は同じお金を投資して勉強をするなら、できるだけ最新の技術で&都会で勝ち残っているサロンで勉強したい!と思うからです そういうサロンは技術だけでなく、先生やスタッフの方のスキルが高くて、接客やサロンの雰囲気なども同時に勉強になりとても刺激になります
逆に自分では気づかなかった田舎のよさというのも見えてくる事もありますし
本当は東京まで行きたい!! けど、スクールって何度も通うものなので、なかなか東京は難しくて
今の時代、ネットや情報誌の普及により、美容全般に関して“お客様の方が詳しい・リサーチしている”時代です
エステ時代、上司からずっといわれ続けていたこと『選ばれるサロン・選ばれる人にならなきゃ、生き残れない』 という言葉
そうなるためにこれからもがんばります