「スマホやめるか、大学やめるか」 信州大入学式で学長
(2015/04/05 09:14 朝日新聞デジタル)
「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」。信州大の入学式が4日、松本市総合体育館であり、山沢清人学長は、8学部の新入生約2千人に、こう迫った。
山沢学長は、昨今の若者世代がスマートフォン偏重や依存症になっている風潮を憂慮。「スイッチを切って本を読み、友だちと話し、自分で考える習慣をつけ、物事を根本から考えて全力で行動することが独創性豊かな学生を育てる」と語りかけた。
新入生を代表して、上伊那農高出身で農学部農学生命科学科の倉田祐輔さん(18)が「農学だけでなく、経済や法学分野などの勉学にも取り組み、グローバルな視野で物事を俯瞰(ふかん)し、私の考える農業を広めて社会に貢献したい。ここで学んだ知識を次代を生きる私たちの大きな原動力にする」と決意を語った。
新入生は1年間、松本市で学んだ後、学部ごとに松本市のほか、長野市や上田市、南箕輪村のキャンパスに移る。
留学生を除く新入生2068人のうち、県内出身者は昨年より27人少ない552人(26・7%)、女子の割合は33・9%だった。(松本英仁)
(朝日新聞デジタル)
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この学長さんは素晴らしいと私は思います。
インターネット革命を起こした我々元ITエンジニアは悪まで
『PC一台あれば学習を受けられない国の子供たちが学習を受けられるようになる。』
『世界中の人々がインターネットを通して繋がり、多くの情報を共有できるようになる。』
これがスローガンであって、ネット依存症を産み出す目的ではないということ。
実際、日本の鬱病患者が増え自殺率が上がったのはインターネットが主流になってからですね。
精神科ではまだカテゴリーはついてないものの
『インターネット依存症』という病を提起し、治療している病院もあるほど。
LINEも韓国のサイトなのに学生たちはもはやLINEじゃないと友達とコミュニケーションを取れなくなっていることを学生パーティーに行くようなってから知り、特に女子大生はこちらが電話をかけても全く出ず、LINEで
『スミマセン、外出してました』とレスすることに愕然としましたね。
インターネットじゃないと会話できない人もいます。
ロボットに支配され、人間がリアルに能動的に動けなくなっている事実がある。
人が人としての在り方を失いつつある。
先日テレビのニュースで
『LINEによるイジメ』が特集されていました。
仲間内でLINE会議グループを作り、嫌いな友達は外したり、LINE会議で悪口を言い合い、仲間外れにするそうです。
イジメられてるご本人はネット上で何が行われているのか全く把握出来ず、ある日学校に行ったら周りから突然無視されるようになり、それを苦に自殺したり未遂した……
という事件も相次いでいるとのことです。
こういう風潮を誰か権力のある人間が止めないと若者のネット依存やイジメ、鬱、自殺は止まないと思っていたので、私は信大の学長の御発言は素晴らしいと思います
スマホを流行らせたのはマスメディア(ファッション雑誌やテレビ)でしょ。
ドラマでもバラエティーでも俳優や有名芸人たちがスマホを使い、CMでも再現ドキュメンタリー番組でも全員スマホを使っている…
何でも流行りに乗ればいいというものではないと思います。
私の六本木仲間の健ちゃんは外務省に勤務し、リッチなのに、ガラケーが流行ってた時代から携帯を所持しません。
自宅の固定電話とパソコンのみです。
『人と同じになりたくない。必要最低限なものだけあればいい』
とのこと。
そういう一匹狼的、独自スタイルの健ちゃんはカッコいい