「早く仕事に行きなさい!!
あと30分で遅刻だからね」
とつぶやく。それに智史は気づかない。
「亜衣、ご飯は??」
パジャマからピシッとしたスーツに着替え終わって言った。
「え。ないわよ」
微笑みながら言う。
智史はびっくりして
「何で?」
と驚きの表情をみせた。
「何でって、嫌だったからに決まってるじゃない。」
笑っていた。
「俺に朝食抜きで仕事に行けってのか!?」
「うん^^」
「はぁーーーー!」
「まぁまぁ、怒らない^^」
「怒るし!!」
智史は激怒した。
「早く、飯を作れ!!」
「何で?」
「何でって、主婦は朝食を作るのが当たり前だからだよ!!」
「嫌だ。」 キッパリ断った。
続けてこう言った。
「そのかわり、これあげる^^」
と言って、智史にキスをした。
フレンチではなくディープをした。
「しかたないな^^」
智史は亜衣のことを許した。
「あとさ、じ・か・ん^^」
と言いながら、時計を智史に見せた。
「あああああああああああああああああ」
「何で早く言ってくれないの!!??」
「だって、おもしろいもん^^」