優斗は、それを確認した。
「はぁッ!!」
われに返った。しかし、遅かった。
「あッ!あぁぁ!!」
おかしくなっていた。先生の体を押して立ち上がった。
すると、右手にあの包丁を持っていた。
優斗は、自分が殺したと気づいた。
優斗は、そのまま制服を着替えた。
先生の死体を眺めながら、ブルーシートを全身にかぶせて、顔を包丁でグサグサッと
真顔でやっていた。もはや、人ではなかった。
そして、30回目で終わった。
ブルーシートを取ると、顔は変形し誰かも分からない状態だった。
目玉が飛び出ていて、歯も12本~13本取れていた。
それを、見た優斗は
「あ・・・やばい。楽しい!!」
と言って胸をザクザクッと2回刺した。
「あっ!!」
と言って、終わった。
「よし、帰ろう」
死体に別れを告げて、出て行った。

カシャ !
カシャ!
その二時間後、警察が動き出した。
「香奈さん。どうもです。」
岡田が挨拶をする。
「どうも」
あどけない声で香奈は言い返す。
「また・・・ですか?」
「えぇ・・・」
「もしかしたら、あの犯人とこの犯人って一緒じゃないですか?」
「わからないわ。今回の目撃者は?」
「いないそうです。第一発見者が物理の先生です。」
「そう・・・」
「この学校の生徒が犯人じゃないですか?」
「どうして?」
「えぇ・・・っと、勘です。」
「あなたね・・・まだまだね。」
ため息をついて言った。
「どうしてですか?」
「動機が見つからないわ」
「動機ですか・・・」
警察は行き詰っていた。
それを影で見ている人がいた。


そのころ、優斗は
面接をしていた。バイトをするためだ。
「あなたは、合格ですね。」
「そうですか。ありがとうございます」
「早速だけど、今からバイトをしないか?」
「はい!!。わかりました」
「よろしくね」
と言われながら制服を渡された。