チケットが売れなかったら、舞台をやめます。
但し芝居をやめるとは言っていない(言っていない)
先日、ツイキャスにて、リスナーの皆様に少しお話をさせて頂きました。
https://twitcasting.tv/evata55/movie/491425417
重大発表、と思ったけど、私にとっては重大だと思ったけど、
まぁ、皆様にとって重大だったかは、さておき。
次の公演、目標枚数を売れなかったら、舞台から距離を置こうと思います。
まるで20代前半の地下アイドルのCDみたいですね。
いいんです。人生で一度くらい、このくらいの覚悟を持ったっていいじゃないですか。
<長文になります。お時間ある時にお読みください。>
ふと、一年半、いやもっと前からかもしれない。
「このまま、いつまで舞台を続けていけるんだろう?」
なんてことを思いました。
それは、単純にお金の問題とか、モチベーションの問題とかもあるんですけど、
覚悟とか、興味とか、体力とか、いろんなことをひっくるめて漠然と。
でも、私にはまだ舞台で伝えたいことがありました。
それが、来月の舞台
「わたしの、領分」
です。
10月の公演を成功させるまでは、舞台を続ける使命感みたいなものがありました。
私は、ずっとフリーで舞台を続けてきました。
自分でオーディションに行ったり、ワークショップを受けたり、
最近では過去の共演者の方から声をかけて頂いたり、という機会が増えました。ありがたいことです。
ただ、正直な話、江幡は凄くチケットが売れるか、というと
売れることで呼ばれるタイプの役者ではありません。
どちらかというと、年齢的な需要があるだけだと思っています。
そして同じくらいの年齢で、技術がある人はごまんといます。
技術もそこそこ、チケットも売れない
それで、本当に自分が伝えたいものを伝えられるんだろうか?
一人でも多くの人に、届けたい作品を届けられるんだろうか?
もちろん、江幡が出演するからという理由で毎回足を運んでくださっている方もいらっしゃいます。
「わたしの、領分」という作品を気に入って頂き、2度3度足を運んでくださっている方もたくさんいます。
本当にありがとうございます。
でも、それだけでは、この世界は広がりません。広まりません。
松澤さんの作品は、ことごとく誰かに寄り添っていて。
私も今までたくさんの人に作品を通じて寄り添えたとも思うし、寄り添えなかったとも思うこともありました。
でも、それでも私はこの「わたしの、領分」という作品は「面白かった」「つまらなかった」だけでは済まない”何か”を観客の皆様に残していることを確信して
特に女性のお客様は終演後に半分以上の方が泣いていて
なんて影響力のある作品なんだろう、と初演の時に思ったのを今でも覚えています。
もちろん、「舞台はエンタメ!笑ってナンボ!」という意見もわかりますし、
「お金を払ってまで現実と地続きの作品なんて見たくない」というご意見もわかります。
でも、お願いです。
見ないで、言わないでください。
一回見て、面白くない、心に響かなかった。好みじゃなかった、なら、わかります。いくらでも受け止めます。どんどんdisってください。
でも、少しでも、あなたが人生に「生きづらさ」を感じたことがあるなら、なおさら。
この作品を届けたいと思っています。
覚悟をもって、演劇であるこの作品に取り組んでいくことを
今まで以上にシビアに自分に課したいと思います。
そこでこの、「目標枚数」なんです。
有難いことに、今まで私が専門学校を卒業してから出演させて頂いた作品は、
どれもこれも作品としてとても面白いものばかりで、
もちろん好みはあるでしょうが、
嫌いな作品はひとつもありません。
こればかりは本当に恵まれているなと思います。
その中でも、イチから作品を上演するために
会場選び、キャスティング、ダイレクトメールや営業電話、
裏のことまでやっている作品は、恐らくこれが、最初で最後です。
役者として。そして「わたしの、領分」製作委員会として。
人生をかけています。
よろしくお願い致します。
(公財)練馬区文化振興協会 舞台芸術支援事業(平成30年度後期)
『 わたしの、領分 』
脚本・演出:松澤くれは
【あらすじ】
療育センターで発達障害児を面談する、若き心理士の萩野。
「いつか治りますよね?」「うちの子を障害者にする気か!」
わが子を想って焦る親たちを前に、うまく面談は進まない。
萩野は子どもを作ることについて、夫ともすれ違ってしまう。
「自閉症は治すべき病気ではなく、支援すべき個性なんです」
特性を持ったまま大人になる子どもを、親御さんと一緒に見守りたい。
――萩野は折れることなく、目の前の人たちと向き合っていく。
ある日。かつてセンターに通っていた青年がやってくる。
彼の起こした傷害事件は「自閉症をめぐる問題」にまで発展……。
差別と偏見が膨らむなか、萩野はひとり、自分のこころと対峙する。
世界のあいまいさを許容して生きるための。
わたしたちから紡ぐ、「生きづらさ」の物語。
【日程】
2018年10月18~21日
10/18(木) 19:30
10/19(金) 15:00 19:30
10/20(土) 14:00 18:00
10/21(日) 13:00 17:00
【会場】
大泉学園ゆめりあホール(東京都練馬区東大泉1丁目29−1 6F)
【キャスト】
福永マリカ
五十嵐啓輔
榎あづさ
江幡朋子
早山可奈子
三木万侑加
雨宮慎太朗(レティクル東京座)
久木田かな子(劇団物語研究所)
坪内悟
真嶋一歌(リジッター企画)
松本旭平
山田健太郎(やまだのむら)
宮原奨伍(大人の麦茶)
【チケット】
[前売券]S席4,800円(客席前方) A席4,300円
[当日券]4,500円
※全席指定席 ※未就学児入場不可 ※上演時間:約90分
※受付開始・当日券販売は開演40分前、開場は30分前
【チケット窓口】
2018年9月8日(土) 10:00 チケット発売開始
[Web]http://confetti-web.com/ryobun2018
[TEL]0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)
★購入欄で《江幡朋子》をお選びいただけると、泣いて喜びます。
【無料託児サービス】
カンフェティのチケット販売サービスをとおしてチケットを購入されたお客様は、託児サービスを無料でご利用いただけます。
https://s.confetti-web.com/tokuten/bs/about_bs.php
詳しくはwebサイトをご覧ください。(託児委託先:イベント託児・マザーズ)
「わたしの、領分」公式HP
https://watashi-no-ryobun.themedia.jp/
チケットの買い方など、わからないことがあれば直接江幡にご連絡ください。
最大限、ご協力いたします。
人生最後の舞台になるかもしれない。覚悟を決めて。
あーくそ、真面目か。
いや、もう真面目なんだよ。つまらん人間でごめんな。
これが、私なんですよ。
このまま、突っ走りますよ。
演劇の力を信じて。

