TikTokのストーリーをアプリなしで見られるサイトを探すと、「非公開アカウントのストーリーも見られます」とうたうページがときどき出てきます。結論から言うと、外部のサイトが非公開アカウントの中身を見せることはできません。私自身、公開アカウントのストーリーを見るための小さなツール TikStories を個人で作っているので、中立な立場ではありませんが、作る側から見た理由を書いておきます。
非公開アカウントの投稿は、承認されたフォロワーにしか届かない
TikTokで非公開に設定されたアカウントのストーリーや動画は、そのアカウントが承認したフォロワーにだけ配信されます。外部のウェブサイトはそのフォロワーではありません。ですから、どれだけ作り込んだツールでも、非公開アカウントについては「公開されている情報がない」という状態になります。
TikStoriesも同じで、対応しているのは公開アカウントだけです。非公開アカウントを入力しても、見せられるものはありません。
「見られる」とうたうサイトで起きがちなこと
できないことを「できる」と書いているサイトは、たいてい別の目的があります。よく見かけるパターンはこのあたりです。
- TikTokのパスワードやログインを求める:公開コンテンツを見るのにあなたのアカウント情報は不要です。入力した時点でアカウントを乗っ取られる危険があります。
- 「人間確認」と称してアンケートやアプリのインストールを求める:最後まで進めても、非公開の中身が表示されることはありません。
- ブラウザ拡張機能を入れさせる:拡張機能は見ているページ以外の情報まで読める場合があります。ストーリーを一つ見るためだけに入れるものではありません。
どれか一つでも当てはまったら、そのタブは閉じてしまって大丈夫です。
公開ビューアにできること・できないこと
誠実な公開ビューアにできることは、正直に言うと地味です。TikStoriesの場合はこうなります。
できること:
- 公開アカウントのユーザー名、または
tiktok.com/@ユーザー名のリンクを貼ると、そのアカウントの現在のストーリーを表示する - ストーリーは投稿から24時間で消えるので、それぞれに残り時間を表示する
- ストーリーが出ていないとき(実際はこれが普通です)は、最近の動画を代わりに表示する
- TikTokのログインは一切求めない。TikStories側にもアカウント登録はなく、回数制限もない
できないこと:
- 非公開アカウントの中身を見ること
- 24時間を過ぎて消えたストーリーを復元すること(アーカイブは残していません)
- 自分のストーリーを誰が見たかを表示すること(その一覧はTikTokアプリの中にしかありません)
- 動画の保存。現在は見るだけで、ダウンロード機能はありません
見る側としての線引き
公開ビューアは、公開されているものをログインの壁なしで見るための道具です。相手が非公開にしているものを見る方法を探しているなら、それはフォローをリクエストして承認してもらう以外にありません。そこを「裏技」で越えられると言うサイトは、その時点で信用しないのがいちばん安全です。