TikTokのアプリを消した、あるいはアカウントごと削除した。時間の使い方としては正解だったと思っていても、「あの店の新メニュー」「好きなアーティストの告知」など、いくつかの公開アカウントだけはときどき確認したい、ということはよくあります。
ところが、アプリなしでTikTokのリンクを開くと、アプリを開くかログインするよう求める画面が前に出てきます。投稿自体は公開されているのに、見るためにもう一度アカウントを作るのは本末転倒です。
この記事では、アカウントを持たずに公開アカウントを確認するときの考え方と、私が作っている小さなツールを紹介します。
まず「何を見たいのか」を分ける
TikTokで見たいものは、だいたい次の2つです。
- ストーリー:投稿から24時間で消える短い投稿。お知らせや当日の情報が流れやすい。
- 通常の動画:プロフィールに残り続ける投稿。
アプリをやめた人が困るのは、主にストーリーの方です。24時間で消えるので、「あとでまとめて見る」ができません。
アカウントなしで見られるツール
TikStories は、公開アカウントのストーリーをログインなしで表示する無料のWebツールです。私(Evan Mercer)が個人で作って運営しています。
使い方は、ユーザー名(例:jasonderulo)か、tiktok.com/@ユーザー名 形式のリンクを貼るだけです。リンクに付いている追跡用のパラメータは、検索の前に取り除かれます。
表示されるのは:
- いま公開中のストーリー(それぞれ、消えるまで残り何時間かを表示)
- ストーリーがない場合は、そのアカウントの最近の動画
ストーリーが出ていないのが普通の状態なので、空のページで終わらず最近の動画を代わりに見せるようにしています。
できないこと
期待とずれないように、できないことも書いておきます。
- 非公開アカウントは見られません。 非公開アカウントのストーリーは承認されたフォロワーにしか配信されないので、取得できるものがありません。
- 消えたストーリーは戻せません。 24時間を過ぎたストーリーのアーカイブは持っていません。
- 自分のストーリーを誰が見たかは分かりません。 その一覧はTikTokアプリの中にしかありません。
- ダウンロード機能は今のところありません。 閲覧専用です。
仕組みについて一言
ユーザー名の検索はサーバー側で行い、その際にクッキーやログイン情報は一切使いません。動画の再生そのものは、通常の公開ページと同じくTikTokのCDNから直接ブラウザに届きます。「完全に見えない」わけではなく、「あなたのTikTokアカウントが関わらない」という意味での匿名だと考えてください。
アプリを消したあとも、見たいものだけを見る。そのくらいの距離感で使える道具になればと思っています。無料で、登録も回数制限もありません。
※TikStoriesはTikTokとは無関係の個人プロジェクトです。