ボブ・ディランのアルバムから外れた曲と聞けば、普通はあまり良い歌ではないんじゃないかと思ってしまいますが、ディランはアウトテイクだけで同等のアルバムが出来る程の名曲ばかり。
64年の3枚目「時代は変る」のアウトテイク「オンリー・ア・ホーボー」
以前に紹介した「パス・オブ・ヴィクトリー」「ムーンシャイナー」
「レイ・ダウン・ユア・ウィアリー・チューン」などはこのアルバムのアウトテイクです。
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ある日町を歩いていたら
年寄りのホーボーが倒れていた
冷たい歩道にあおむけになり
ひと晩以上もそのままらしい
ホーボーとはいえ、ひとひとり死ぬ
誰も歌わぬ悲しみの歌
誰もひきとらぬこの死体
ホーボーとはいえ、ひとひとり死ぬ
新聞紙1枚顔にかぶせ
道をベッドに石まくら
顔に刻んだつらい道のり
ひとにぎりのバラ銭が全財産
ホーボーとはいえ、ひとひとり死ぬ
誰も歌わぬ悲しみの歌
誰もひきとらぬこの死体
ホーボーとはいえ、ひとひとり死ぬ
衰えかかるいのちを知るとは
穴から空をのぞくのさ
足をいためた競馬のウマが
小屋で死ぬのを待つだけさ
ホーボーとはいえ、ひとひとり死ぬ
誰も歌わぬ悲しみの歌
誰もひきとらぬこの死体
ホーボーとはいえ、ひとひとり死ぬ
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Only A Hobo Bob Dylan
63年3月にブロードサイドと言う雑誌用のために、そのオフィスで吹き込んだテイク。
スタジオ・テイクはブートレッグ・シリーズVol.1で聴けます。