ポキッって、おっかけそうな
細い三日月の夜。
今日の空がきれいなことを
誰に伝えたかったか。
迷える19歳だった私にタケポンがくれた言葉は
あれから10年以上たった30歳の私に
いまだに影響を及ぼしている。
「会いたいは 好き、の始まりやから
会いたい と思ったら
好き、でいいんよ」
なんでも理屈っぽく考えてしまう私にとって
シンプルすぎるその言葉は
あの時、逆に少しだけ難しかったっけ。
あれから巡る時間と
数々の出会い、
そして、その度に興る感情の振れ幅によって
「理屈じゃ説明つかないこともある」って知った。
理屈っぽくて、可愛げがナイのは
相変わらずだけれど。
「会いたい、話したい」
そう思う相手が絞られてきた今だから
タケポンがくれたその言葉は
よりストレートに私の中に入ってきて
そして、
より真実味が増してきた。
「会いたいは好きの始まりやから
会いたいと思ったら
好き、でいいんよ」
すっごく気持ちいい天気の日、
絶景に感動した時、
「誰かにこの気持ちを伝えたい、」
「感動を共有したい」
そうおもえる相手はいますか?
まさにその瞬間に会いたい人って
ずっと一緒にいられそうな人なのかも。
そして、この「会いたい」は
そーゆーことなのかも。
ポキッって、おっかけそうな月の夜に
静かにそんなことを考えました。
2010・10・10