今日もこれから稽古である。
早いもので、本番まで2週間を切ってしまった!
再来週の今日はもう公演中なのである・・・
毎度の事であるのだが、この時期になると焦る!今のままでいいのかもっと面白くなるのではないか?
直近の稽古で台本をカットしたり、テンポupなどしてお芝居の精度を高める事にみな四苦八苦している。
役者達は台詞を覚えなおしたり、どう表現したらいいのか悩んだりして悶々としながらもがんばっている!
今日もこれから稽古である。
細部を詰めなおして、通し稽古になっていくのだろうか?
真夏の暑さの中、個々のエネルギーがぶつかり合って、何が生まれて、育っていくのか。
結局舞台は役者のものである。・・と僕は思っている。どんなにいい台本があって、演出家がいても
役者に魅力がなければダメだと思う。
もちろん、作品を効果的によりよく見せる演出は必要だし、人それぞれ違う個性を紡ぎ合わせ舞台という
空間を作っていくのは個々の役者達には出来ない。
でも、まずはその個性を各々の役者が提示していかなければ演出など出来ないのではなかろうか?
僕はそう考える。
2週間後の浅草橋の舞台上に魅力的かつ個性的な役者達が揃っていればきっといい作品になると思う。
そして、今日もこれから稽古である・・