テレビで日本ルービックキューブ大会の模様をテレビで密着取材していた。
今回、本筋とはまったく関係ないのだが、ルービックキューブが登場する。
登場人物たちが「どんだけひまか」というのを表現するためだけに出てくるので、自分としては、大して重要なモノと思ってなかった。
が、それを演じる役者(Y君)が、どういうわけか、興味があったのか、まじめなのか、やせてるのからなのか、色が白いからなのか、とにかく、本気でルービックキューブに取り組み始めた。
まったくルービックキューブに触ったことのなかった彼が、1ヶ月ほどでかなりのスピードできるようになった。
「マジでやっている」というのがうまく伝われば、これはこれで、時間がかかっても面白いシーンになる。
特に、僕はそういう「役者と観客が同じ緊張感を共有できる」みたいなのが好きだ。
現在、上演時間の短縮のための見直しをしている中で、最終的に時間の調整をする段になって、確実にどのくらいのスピードでできるようになっているかにもよるが、できれば、これはマジバージョンで残したいと思っている。
がんばれ、Y田君!
何度もいいますが、彼は今回のことがあるまでルービックキューブなんて触ったこともありませんでした。
人間、がんばればどこまでやれるのか。
そんなことも確認できる(はず)の「華麗臭」にぜひ、ご来場ください!