どうもヨーダです。最近ストレスでやけ食いを繰り返していたせいで、少しふとりました・・・丸くなったでしょ僕。
昨日、三軒茶屋でNODA・MAP番外公演『THE BEE』を観劇してきました。ロンドンで野田秀樹がワークショップを繰り返して作った作品を日本でオリジナル版と日本人キャスト版で公演しているのですが、僕が見たのはオリジナルの方のロンドン・バージョン!野田さん以外は全て向こうの役者さん達でした。今日はそのお芝居の事を書こうと思って、岩野さんに高圧的な態度で順番を代わってくれるようお願いしたのであります。
・・が、予定を変更して
劇場で貰うチラシの中に凄く僕の興味を引くものがあったのでそちらの話を!!
野田秀樹が10年ぶりに『キル』を再演する!NODA・MAP旗揚げ公演の演目で、その後キャストを半分入れ替えて97年にも再演した。
僕は元々、映像がやりたかった。映画が大好きで映画俳優になりたかった。でも現実として中々映像を出来る機会は少なく、学校や養成所みたいな所でやるのは舞台演技の稽古。もちろん同じ演技だし不満は無かったのだが疑問はあった・・
僕は本当に素晴らしいと思える舞台に出会った事がなかった。映画なら何本でも挙げられる。でも、舞台だと・・学校での鑑賞教室やら芝居仲間達の舞台を見ても・・その事を友人に話すと『本当に面白い舞台をみてないからだよ』。ならばと思い観まくった。大金払って有名劇団やプロデュース公演などを。三谷幸喜や蜷川幸雄、新劇からミュージカルまで。面白かった!凄いと思った!役者も巧いし、セットも豪華で!やっぱ大金払わせるだけの事はあるな・・・でも映画の方が面白いな、感動するな。
前置きが長くなったがそんな時に出会ったのが『キル』なのであります。観終わった時、鳥肌が立ったお芝居は後にも先にもあの作品だけです。美しかった!悔しかった!これがホントの舞台だと思った。上手く説明できないけれど、あの板の上には役者じゃなく表現者たちがそこにいた・・みたいな、わからんけど
あれ以来、僕はあんな芝居がいつか出来たらと、ほそぼそと役者を続けているのである・・・
果たして10年ぶり『キル』はどんな作品になるのだろう。キャストも一新され、演出方法も変わるかもしれないが何はともあれ久しぶりにワクワクする出来事だった。野田さんのバンリがまた見れるのも
・・あのオバカキャラはいろいろと参考になったので・・・
問題は、どうやってチケット取るかだな・・・![]()