自然治癒力で病いを克服することが理想です。
本来であれば、病気になる前に自然治癒力を高めなければならなかったのだと思います。
ですが、理想はあれど自然治癒力ではなかなか病状を回復できない病気があるのが、現実だとは思っています。
病状に有効な成分の薬剤を内服、注射することで、症状を緩和することができたり、完治させることも可能かと思います。
その反面、病状や薬剤の種類によっては、効果があまりみられないものや、ある程度効果はあっても副作用により正常な身体の機能を破壊してしまうこともあり得るのです。
僕は常日頃、薬剤に頼らない日常生活を送りたいと願ってはいるものの、根治することが現状難しい、そして絶望的な病状を抱えているため、薬剤の服用は生涯続くものと捉えています。
ですので、薬剤の治療効果と現実に起こり得る副作用との兼ね合いがとても重要だと思っています。
ひとつの病いがB型肝炎です。
B型肝炎ウィルスの増殖を抑える、核酸アナログ製剤(バラクルード)を10年服用しています。
バラクルードは耐性しづらい薬剤で、今のところ完全にウィルスの増殖を抑えてくれています。
ウィルスがおとなしくしてくれているので、肝臓の炎症を抑えることができているのです。
ですから、とてもありがたい薬剤だとは思っています。
実際に服用されている、B型肝炎患者の方は多いのではないでしょうか。
ですが、バラクルードの規制区分は劇薬です。
劇薬とは、内服や注射をした時など体内に吸収された場合に、人や動物に副作用などの危害を起こしやすい、劇性の強い「医薬品」のことです。
劇薬よりも効力(毒性)の強いものが毒薬であり、おおよそ10倍の差があると言われています。
薬事法に基づいて厚生労働 大臣が指定します。
毒薬に比べたら毒性が弱いとはいえ、それなりに副作用の症状がでてもおかしくはありません。
比較的多い副作用は、吐き気や下痢などの胃腸症状、頭痛や倦怠感などのようです。
その他の重い副作用はあまりないとされているようですが、肝臓の脂肪化にともなう肝障害が報告されているようなので注意が必要になります。


