肝臓の細胞は生まれ変わることをご存知でしょうか。


肝臓は10ヶ月〜1年ほどで細胞が生まれ変わると言われますが、肝臓の部位により実際にはどれくらいのスパンで生まれ変わるのかは明らかになっていません。

ですが、繰り返し生まれ変わるメカニズムをもつ臓器が肝臓なのです。


肝臓は炎症を起こし機能が弱まった状態でも完治できる可能性があります。治った肝臓を元気な細胞に再生させることも可能です。


がんを除去できた肝臓の方、肝機能の思わしくない方には特に肝細胞の改善をお勧めいたします。これまでと同じ細胞の肝臓では再発を繰り返してしまうからです。


健康体であるためには肝臓を元気にすることが必須であり、肝臓の機能を良好にすることで健康体を維持できます。肝臓を元気にすることでさまざまな病いが改善されることも多いのです。


元気な肝臓は健康の源です。

肝臓を壊し健康を損なってはじめて気がついたことです。


これまでと同じ生活をしていたのでは、1年後もこれまでと同じ肝臓に生まれ変わります。もしかしたら更に悪化しているかもしれません。気がつけたときが改善を試みるときであり、改善できるチャンスでもあります。


これまでも肝臓の健康法をお伝えしてきましたが、自分の状態が良くなるにつれてやはりみなさんにも治ってほしいと思ってます。体験すると確信めいたことも増えてきます。重複しますがまとめてみようと思いました。参考にしてみてください。





肝臓病の三大要因は、ウィルスによる炎症・アルコールの過剰摂取・脂肪肝による肝酵素上昇などです。

ウィルスは採血で調べられます。アルコールは自分で飲み過ぎを認識できます。肥満の場合は、8割以上のひとが肝臓に脂肪が溜まってますので既に黄色信号が点っていると考えるべきでしょう。


肝臓の細胞は、これらの理由から細胞が破壊されます。破壊されるまでに細胞は慢性的に炎症を起こしています。


⚫︎なぜ炎症を起こすのでしょうか。


それは肝細胞が自然治癒力で治そうと自ら熱を上げて頑張っているからです。熱が上がると免疫細胞が活発化されます。肝臓は自ら免疫を活発化させているのです。

そして、肝臓の細胞は破壊されても自ら再生するのですが、実はこれが問題なのです。


肝臓は壊れた細胞を補おうと繊維(コラーゲン)を増加させ、繊維で壊れた細胞部分の修復活動を行います。そしてこの作業が繰り返されると肝臓はどんどん肥大し硬くなります。


このような症状を肝腫大(かんしゅだい)と言い、肝臓が大きくなり過ぎるとお腹の上から触診できるようになります。放っておくと肝硬変やがんになってしまうので危険な状態です。


肝臓がこの活動を慢性的に行うと繊維質が蓄積され肝臓内部に壁が生成されます。

肝細胞は壁の内部で増殖し、結節が作られて肝硬変と呼ばれる状態になりますが、一定ラインを超えると増殖が止まり、肝臓の硬化・縮小および肝機能の低下が著しく起こります。


このような要因も含め肝臓が弱っているひとは以外と多いのです。ですが、肝臓には痛みを感じる神経がありませんので肝臓が悲鳴をあげていることに全く気がつけません。


⚫︎なぜ痛みを感じないのか謎。


炎症には発赤・腫れ・熱・鈍痛がつきものです。なぜ肝臓の炎症には鈍痛がないのかは謎に思います。おそらく肝臓は有害な物質を頻繁かつ大量に解毒しなくてはならないため、炎症の度に痛みが生じていたのでは生きていくのが困難だからではないでしょうか。長い年月を経て痛みの神経が無くなったものと想像できます。


やがて肝臓の腫れにより周囲の臓器や神経を圧迫する事で肝臓周辺に痛みが起こります。

注意をしていないと、ようやくここで肝臓の異常に気がつくのです。

気がついた頃にはがんになっていたなんて僕みないなことも良くあることなので、心配のある方は一度検査・確認をしてみることをお勧めします。できることなら肝臓を痛める前に労わってあげることが大切です。


ですが、仮に肝臓がかなり弱っていたとしても生活習慣を改善することで機能回復できることもあります。事実、僕は肝腫大であり、肝硬変一歩手前でしたが現在の肝機能は全て正常です。


特別なことをしているとは思いませんが、継続することだけはできていると思います。継続できるのは徐々に肝臓が元気になっていることを実感できるからです。今となっては、日に日に細胞が生まれ変わる肝臓に愛おしさまで感じてしまいます。



③④肝硬変→……………←③④肝臓がん



↑②肝炎……………………←①脂肪肝



まずはじめに、自分の肝臓がどのような状態なのかを確認することが大切です。

状態を知ることでどのような対応が適切なのかを確認してみるのです。


手っ取り早い検査方法は採血になりますので、一度確認してみましょう。

一般的な健康診断で調べる項目は、AST・ALT・γGTPと言われる酵素の量です。

基準値よりも血中に増えている場合、肝臓は既に炎症を起こし闘っていることを認識してください。


採血の結果が思わしくない場合には、エコーやMRIなどの検査が必要かもしれません。早期に発見・改善することが大切です。


ちなみに僕がどの程度まで機能回復できたのか、現在の数値を赤字で記載しますので参考にしてみてください。治すという信念が新たな細胞をつくり命を繋いでくれるのだと思います。



⚫︎肝機能を確認したい採血の項目


※肝臓についてのみ記載します。


⚫︎AST…基準値30以下…13

肝臓に含まれる酵素の一種。肝臓の細胞が壊れると血中に流出します。


⚫︎ALT …基準値30以下…14

ALTはほとんどが肝臓にだけ含まれる酵素であるため、この数値が高い場合はほぼ肝臓に障害があります。


⚫︎γGTP …基準値50以下…12

アミノ酸を生成する酵素でありタンパク質を分解する酵素。アルコール性肝機能障害・肝硬変・慢性肝炎などで肝臓で処理できずに血中に逆流します。


⚫︎アルブミン(Alb)

基準値4.1以上…4.4

肝臓で作られるタンパク質。血管中の血液量や体内の水分量の調整をします。低下するとむくみ、腹水や胸水などの症状を引き起こします。


⚫︎コリンエステラーゼ(CHE)

基準値240以上…289

肝臓で作られる酵素。肝機能低下・肝硬変になると著しく低下します。


⚫︎総ビリルビン(T-Bil)

基準値1.2以下…0.6

赤血球にある壊れたヘモグロビンに含まれる黄色の色素。肝機能低下で肝臓で処理できずに血中で増加します。肝臓の悪いひとが白目や顔が黄色い、どす黒いのはこのためです。いわゆる黄疸です。


⚫︎血小板(Plt)基準値13.1以上…22.1

血液中の血液細胞の一種。出血を止める役割があります。肝臓の繊維化が進み肝臓が硬くなると肝臓内に流入する門脈の血流が減少し脾臓への血流が増加します。脾臓の機能が亢進し、血小板・白血球の分解が進み顕著に減少します。


⚫︎アルカリフォスファターゼ(Alp)

基準値322以下…258

リン酸化合物を分解する酵素。肝臓の細胞が壊れ、それに伴う修復活動、細胞再生が進むとAlpの合成亢進が行われ血中に放出されます。肝細胞の繊維化が進むと一気に数値が上がります。