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漂白剤と言えば

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漂白剤と言えば衣服などを白くする薬剤です。

コーラに漂白剤を混ぜた実験動画が衝撃的で話題になっています。

1.コーラをコップにいっぱい入れます

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実験の模様がこちら。
まずはコップにコカ・コーラを入れます。

2.そこへ漂白剤を投入

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当たり前ですがこの時点で飲むのはやめましょう。

3.クルクルとかき混ぜると・・・

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あれ!?なんだか色が薄くなってきました。

4.コーラが透明になった!

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まるで水のようにコーラが透明になってしまいました。
なんてことでしょう。

漂白剤は衣服だけでなく、コーラの色まで抜いてしまいました。

動画はこちら

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とても面白い実験です。
なんと他の飲み物でも同様の結果が得られると、実験された方は報告されています。

コーラだけじゃない!普段口にしているものにも!?

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漂白剤が飲食物も漂泊してしまうことはコーラの実験で明らかになりました。
実は私たちが普段食べている食品も、漂白剤で漂泊されたものが沢山あります。

漂白剤は食品添加物だった

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驚くことに、日本でも漂白剤は食品添加物として様々な食品に使用されているようです。

 食品の色調を整えるため、原料などに含まれる好ましくない色素成分や着色物質を無色にして白くしたり、きれいで鮮明な色調に整える目的で使用されます。

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漂白剤を食品添加物として使用する理由は、色合いをよく見せるためです。
体に害がないように使用されているとのことですが、まさかあの漂白剤を食べ物に使っているなんでショッキングです。

亜塩素酸ナトリウムのように、酸素の酸化作用で食品中の色素を分解して脱色する酸化漂白剤と、亜硫酸ナトリウムのように、分解して生じる亜硫酸で色素を還元して漂白する還元漂白剤があります。

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漂白剤には大きく2種類あり、どちらも食品に使われています。

サラダにも

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☆亜塩素酸ナトリウム
 酸性溶液中で生じる酸素による酸化作用で漂白します。漂白剤としての使用の他に、カット野菜等の生食用野菜や卵殻の殺菌の目的でも使用されます。最終製品の完成までに分解又は除去されなければならないとされています。
 使用対象食品:生食用野菜類、卵類、ふき、もも、かんきつ類、果皮(製菓用)、さくらんぼ

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亜塩素酸ナトリウム系の漂白剤が使われているのはサラダなどの生の野菜、やケーキなどに使われるフルーツ、缶詰などです。

一旦漂白剤にくぐらせてそのあと水で洗浄しているようですが、その工程を通すことでキレイな色合いが長持ちします。

薬品付けの野菜の様子

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たっぷりの漂白剤につけられる野菜の様子。
複雑な気持ちになります。

ドライフルーツ、かんぴょう、煮豆など様々な食品に使用

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☆亜硫酸ナトリウム(亜硫酸Na、亜硫酸塩、亜硫酸ソーダ)、二酸化硫黄
 水によく溶け、強力な還元作用により漂白します。酸化防止、変色防止、保存、防かびなどの効果もあります。
 使用対象食品:かんぴょう、乾燥果実、水あめ、煮豆、えびの他、広範囲の食品に使用されます。

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スーパーで加工食品の原材料をチェックすると、『亜硫酸ナトリウム』と表示されていることが多いですが、あれは漂白剤の一種です。
水に溶けやすく、強力な漂白作用がある亜硫酸ナトリウム。また酸化防止や防カビ効果もあることから様々な食品に使用されています。

色合いがキレイな食品を選びがちだけれど

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スーパーで食品を選ぶとき、色合いのキレイな食材を選びがちですがもしかしてそれは漂白剤で染められた本来の食品の色とは違う色なのかもしれません。