どうもっ こんにちわ
ののみですにこまーく。

私のブログにコメントを書いてくれたかたが多くて
とてもびっくり∑!!

でも他のかたのほうが
多いみたいで...

まだ始めたばかりです!
負けないよう、人気を出していきますっぉーん

では
「笑顔のきみへ ~祈ってるよ~」
です

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

ピッ.....ピ...

とても暖かかった
光がまぶしい
自分の体か解けていく感じ



ピ.........ピ...

病院の先生「ゆみさん。お水どうですか?」

ピ...____

病院の先生「!? 先生!!先生!!山崎さんがっ!!_____」

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

【教室】

教室の空気は
とても冷たく
痛かった

無理もない話し。

ゆみの事を全て知った皆は
笑ってはいられないだろうね
バカみたい。
たかが一人の事だけを考え込んじゃって

ふみな「ゆみ...大丈夫かなぁ」

にいの「やっ、やめてよふみっ。そんな事言わないで」

ちあ「・・・手術は三週間後かぁ...」

ゆうし「! そうだ、おい皆!文化祭はさ、二週間後だろ?だから、文化祭を思いっきり盛り上げて、手術を迎えさせてあげようぜ!!!」

女子生徒「・・・そうね。あっ、そういえば、文化祭って手術の三日前・・・だよね?」

男子生徒「えっ、手術は三週間後だろ?」

とうま「バーカ。〈大体〉三週間ってことだろ」

ふみな「じゃあ、ネームプレートさ、ゆみとクラスの皆一人ずつ名前書いてさ、開いてる所にメッセージ書けばいいんじゃない?ゆみ喜ぶよ」

ちあ「・・・! いいかも!」

女子生徒「それでさぁ...こうやって、こうっていうのも」

男子生徒「こうでもよくね?」

ガラッ!!!!!

泉先生「皆、落ち着いて聞いて」

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

ふみな「・・・・えっ!?」

ザワザワッ

ゆうし「じゃあ...山崎は・・・山崎は???先生!」

泉先生「・・・分からないわ...」

とうま「クソッ!」

ダッ

泉先生「ちょ・・・青井君!?」


病気が重くなったなんて...
手術が失敗したら......!!!

オレはどうなるんだよ

「とうまが好き」

オレにはっきり返事を言わせろよ
なんで言わせないんだ

とうま「ゆみ!!!!!!!!!!」

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

ピ__________ッ__

病院の先生「...先生、山崎さんの病気、治せそうですか?」

先生「...難しいですね。明日のスケジュールは?」

病院の先生「...空いてますが、午後になります」

先生「構わない。そこに山崎さんの手術を入れてくれ。なるべく早く手術できるようにしといてくれ」

病院の先生「かしこまりました」
(明日まで持つかしら...)

ピ____

ガラッ!

とうま「ゆみ!!!!!」

ゆみ「・・・」

とうま「ハァッ、ハァッ」

ゆみ!!!!!

はっ
・・・
今、かすかに
かすかにだけど
とうまの声が聞こえた...
私、
そんなにとうまが好きなのかなぁ

ゆみ「・・・」

とうま「・・・ゴメン。オレ、お前に何もしてやれなかった」

ゆみ「・・・」

とうま「手術...明日だろ?オレ等さ、校長先生にお願いして、お前が退院した日に文化祭やってもらえるように皆頑張ってんだ。だから...」

ゆみ「・・・」

とうま「だから、生きて帰ってこないと許さないからな。ゆみ。」

チュッ

とうま「///・・・じゃあ」

ダッ

とうま「!?」

ふみな「・・・見ちゃったよん。カッコいい事言っちゃてさ」

とうま「///」

ゆうし「チッ、どうせそんな事だろうと思ってたよ。オレとゆみだったら絶対釣り合わないって思ってた。あー降参降参!」

ふみな「・・・悲しいくせに。泣いてるよアンタの顔」

ゆうし「っるせぇ...」

ふみな「・・・ゆみ、私達、頑張るね。ゆみも頑張れ」

ゆうし「オレ、山崎の手術の成功を、祈ってるから」

女子生徒「バーーーカ!オレ〈達〉でしょ?」

男子生徒「そうだそうだ!」

とうま「オレ等全員、お前の成功を」

「「「祈ってるよ」」」

泉先生「・・・」グスン

校長先生「・・・いいクラスですなぁ」

泉先生「こっ、校長先生!!」

校長先生「シーッ!・・・山崎さんの退院の日はいつ頃で?」

泉先生「まだ決まってませんが...生きてたら...いえ、明日手術が成功すれば、一週間後だと思います。」

校長先生「・・・なるほど。・・・いいでしょう。皆さん、文化祭の日を、山崎さんが退院した日に行いましょう。」

ザワッ

ふみな「本当ですか!?」

「「ヤッタァァア」」

校長先生「でも、いつ退院するか分かりません。皆さん、覚悟はどれほど?」

皆「「「神に誓えるほどです」」」

*・゜゚・*:.。.:*・゚・*:.。.:*・゜゚・*:.。.:*

ちょっと
苦しくなってきた
もう
これまでなのかも

???「バッカじゃないの?」


あなたは

誰?

???「皆アンタの手術の成功を祈ってるのに、アンタのんきにそんな事いってさぁ、皆に叱られるよ?」


どういうこと?
手術?
手術は三週間後じゃ・・・

???「アンタの病気が...心臓がますます弱ってきてるわけ。分かる?だから、手術はあ・し・た!」

・・・・
じゃあ
ここは私の空想の世界って事?
なんだ
まだ死んでなかった...
でも・・・
明日が来ると、死んじゃうんだ。

明日が来るのが怖い…

???「・・・あたしはね、アンタと同じ病気で死んじゃったんだ。」

!?

???「だから、アンタには生きててほしいんだよ。」

私に・・・

???「あたしは、アンタにあたしの未来をあげる。」

まって
私にそんなこと...もったいないよ!
あなたには、
私よりもっと...もっと友達が居たんじゃないの!?
ちゃんと見守ってもらってたんでしょ!?
私・・・
私には無理だよ…

???「ハハッ、アンタどこまで優しいの?あたしは、アンタみないに友達はたくさん居たし、もちろん両親だっていた。ちゃんと見守っててくれたよ」

!!!
やっぱり
よかったじゃないの

???「でも、手術は失敗して、私死んじゃうでしょ?そして皆あたしの事を忘れたんだよ」

そんな・・・

???「アンタには聞こえないだろうね、〈祈ってる〉だなんて、あたし言われなかった」

・・・・・・・・・・・

???「だから、あたしの分まで生きないと、許さない。だから・・・」

???「だから、アンタにあたしの明日をあげる。」

あ・・・

あの!
名前は?

「あたしは・・・あたしは〈山崎ゆな〉。アンタの姉ちゃん。じゃあね」

え!?
まって!まだ聞きたいことが!
・・・
お姉ちゃん!!!

・・・・・・・
行っちゃった...

聞いたことがある
小さいときにお姉ちゃんは亡くなったんだ
私は小さくて
覚えてなかったんだ・・・
いや
知らなかったんだ。
そのことで・・・
お母さんとお父さんは喧嘩しちゃって
お父さんはとうとうお母さんを殺しちゃったんだ...
私の両親、一言もその事を言わなかった
忘れたかったんだ

・・・

私はそんな人にはならない
絶対に!
現実から目を背けない
私は
正しく生きる。生きていくんだ。

ソッ

耳を澄ませば
聞こえてくる

- 祈ってるよ -

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

どうでしたか?

感想聞かせて下さいねニッコリ
ではこの辺で

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

~登場人物~
山崎ゆみ
青井とうま
平良ふみな
山崎ゆうし
女子生徒たち
男子生徒たち
山崎ゆな
校長先生
泉先生
病院の先生
先生