こんにちわ
ののみですしーちゃん

前回の読んでくれてる人
少なかったかもです・・・

あんなに更新してなかったんです
しょうがないですね。

それでも
コメントをしてくれた方、
ありががとうです!!
今回で
最終話になります!

では
「笑顔のきみへ -Final stage-」
です

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

ガラッ

「「「ゆみ!」」」

病院の先生「あなたたち・・・!」

先生「おめでとうございます・・・!!!」

泉先生「ゆみさんが・・・」ポロポロ

ゆみ「・・・」

ふみな「ゆみっ!!!お帰りっ!!!」

ギュッ

ゆうし「山崎・・・!!!!!お帰り!!!」ポロポロ

とうま「・・・ゆみ...お帰り」ニコッ

まだ一年も
一ヶ月もたってない

なのに
どうしてだろ

とても懐かしい感じがする・・・

お姉ちゃんは・・・

ゆみ「!!!??? お姉ちゃん!!!!!」

ゆうし「お・・・お姉ちゃん?」

ゆみ「あっ・・・」

そうだ
お姉ちゃんは
本当は居ないんだ・・・
現実にはもう居ない・・・だけど
私は
確かにお姉ちゃんに会った
確かにあの人は
お姉ちゃんだ

とうま「ゆみっ!!!」ダッ

ギュッ

ゆみ「//////」ボッ

抱きしめられてる
とうまに・・・
暖かい
・・・・・・・・・
そうか
そういうことなんだ・・・・

ふみな「お熱いこっちゃねぇ~」

ゆうし「とうま!次、変われよ!!」

とうま「ゆみ・・・オレ、嬉しすぎて、何て言えばいいか分からない・・・でも、帰ってきてくれて・・・戻ってきてくれて・・・ありがとう・・・」ギュッ

もっと
強く抱きしめられて
凄く痛い
けど・・・
もう一度
この暖かさに
浸れるなんて・・・

どうしよう
嬉しすぎて
また心臓おかしくなっちゃう・・・

そうだ。
私は
タダ私は・・・

ゆみ「もう一度、皆に会いたいと思ったから...」

ギュッ

ゆみ「とうま・・・好き。」

「「「えっ!?」」」

ゆみ「ずっと好き、何があっても好き、いつまでも、永遠と好き。大好き、すごい好k・・・」

とうま「まて!!!!」

ゆみ「え・・・?」

とうま「それ以上・・・言うな・・・」

・・・
しつこすぎたのかも

ゆみ「だって・・・凄い好きだから・・・!!!」

とうま「言うな!!」

・・・

ゆうし「とうまぁ照れるなよー!」

ふみな「ゆみぃーモット言ってやれ!!」

ん?
照れ・・・?



とうま「//////」カァァア


凄い真っ赤

じゃあ・・・
さっきの言葉は
照れ隠し・・・?

ゆみ「とうま・・・大好・・・Σ ガタッ」

とうま「オレ・・・そろそろぶっ倒れるぞ・・・」///カァァ

ゆみ「えっ」カァアア///

とうま「もう言うなよ・・・嬉しすぎて、次はオレが倒れるから・・・」\\\\\\\\\

ゆみ「えっ」カァアア///

そんな事言われたら・・・
私のほうが
ぶっ倒れるよ・・・

とうま。
私をまたダウンさせる気?

ゆみ「ハハッ」クスッ

ふみな「ハッピーエンド?」

ゆうし「とうまめぇええ」

女子生徒「あらやだ。山崎君てば、私たちが居るじゃない」

ゆうし「やーだねぇーだ」アッカンベーッ

女子生徒たち「なぁああにをぉおぉお!?」

ガタッ

病院の先生「あら?ゆみさん、歩いて大丈夫?」

ゆみ「ダイジョウブッ!?」フラッ

トンッ

ゆうし「山崎、大丈夫か?歩くにはまだ早いんじゃ・・・」

チュッ

ゆうし「えっ」カァアアアアア\\\\\\\\\\\\\\\\\

「キャーーーーーーーーー!」「ゆーしのくせにぃ!」

とうま「」ムッ

ゆみ「ゆうし君。私を好きでありがとう」ニコッ

ゆうし「っ」\\\\\\\

ゆみ「私ね、ゆうし君の事も好きだけど、とうまが一番好きなの!それに・・・ゆうし君にはもっといい人が居るよ!頑張って!一生応援するから!」

ゆうし「クソッ...でもオレ、絶対にゆみ以外に好きになる奴いないから!」

ゆみ「ありがとう」ニコッ

ゆうし「」ボッ\\\\\

ゆみ「女子の皆ー!ほっぺだったから、まだチャンスあるよ!」

「キャーーーーーーーーーーーー」「ゆみありがとおおおおお!」

とうま「・・・」ムスッ

泉先生「はぁ~。愉快愉快♪・・・っと。お?とうま、お前、すねてるなぁ~?」コノコノ~

とうま「・・・言わないで下さい・・・」\\\

ゆみ「とうま!私ね、まだ貴女の返事、聞いてないんだけど?」

とうま「えぇっ!?」カァア//////

ふみな「ヒューヒュー!青井、いっちゃえぇえ~!」

とうま「えと...オレは、ゆっ、ゆみの事が・・・」

「「「ニヤッ」」」

とうま「すっ・・・・」

ゆみ「とうま?」

とうま「・・・言えねぇ~~」\\\\\\\\\\\\\\

ふみな「ふぅー。照れ屋さん。」

ワイワイ

先生「皆さん、後は教室に帰ってから、楽しんで下さいね」

病院の先生「明るい未来を!」

「「「ありがとうございました!」」」

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

【教室】

ガラッ

ゆみ「懐かしいね。この教室」

にいの「ゆみ!ストップ!」

ちあ「ココから先は、暗号を言わないと入れません~」

ふみな「ホラッ!」

ゆみ「たっ、ただいま!」

「「「「「「おかえり」」」」」」

委員長「皆さん、ゆみさんが退院しましたけど。なにかご褒美は?」

男子生徒「オレが預かってる!」

ふみな「いっくよ~~~」

「「せーのっ!」」

バッ

「「「「退院おめでとう!」」」

ゆみ「ほぇっ!?」

ゆみの目の前には
折り曲げるのがもったいないくらい
凄い輝いてて、
光っている紙があった。

「これからも、一生〈心〉友!byふみな」
「一生大好きです!(照)byゆうし」
「ずううううっとバカやってろ!byにいの」
「また体壊したら怒るぞぉー!(うそよん)byちあ」




「一生守るからbyとうま」

ふみな「どう?気に入った?似顔絵も一人一人自分で書いたし、完璧のはずよ?」

ゆみ「」ポロポロッ

ちあ「ゆみぃ!?」

にいの「泣くなよ~」

ゆみ「嬉しすぎる・・・!!!皆、大好き!!!!!」ポロポロッ

ギュッ
ワァアッ

*:..。o○ ○o。..:*    *:..。o○ ○o。..:*

ゆみ・・・
一生
そのまま生きてなさいね。

アンタは大丈夫。
絶対生きていけるよ。
神に誓える。

アンタは私にはない
大切なものを
誰よりも多く持っている。

時には辛い事もあるわよ
でも
乗り越えていけるわよね?

クスッ

それとも・・・

そんなに愛情いっぱいだったら
逆に苦しいかも・・・ね♥

byゆな@退院おめでとう。一番に喜んでます

*:..。o○ ○o。..:*    *:..。o○ ○o。..:*

ゆみ「?」

今・・・
確かに
お姉ちゃんの声が・・・

きっと

私の退院を
心から喜んでくれてるのかな。

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

【文化祭】

ガヤガヤ ワイワイ

ふみな「ふぅ~。私たちのクラス、結構評判いいね」

にいの「これもゆみのおかげかな」

ちあ「あと愛・情♥」

男子生徒「あぁああ。オレ、ゆみさんと並べたかったなぁ」ショボーン

女子生徒「私たちだって、とうま君と並べたかったの!」

ブーブー

ゆうし「文句言うんじゃねぇよ。悲しいのはオレだろ。」チッ

ふみな「かわいーの」ップ

にいの「あれ?噂のお二人さんは?」

ちあ「さっきどっかいったけど・・・」

ふみな「あ!山崎!ゆみが、コレ」

ゆうし「?」

ふみな「ハイッ。ゆみがさ、アンタの文字並べてくれたから、後は好きにしなってことね」

ゆうし「・・・決まってるだろ。そんな事」

YUUSHI&YUMI

「ずるううううううううううい!」
「オレ等もちょーだあああああい!」

ふみな「ダーメッ!山崎だけ!」

ガヤガヤ

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

【屋上】

ゆみ「・・・キレイだね。町が、こんなにきれいだったなんて」

とうま「そういやお前、明るくなったな」

ゆみ「そうだね。多分...自分に自信がわいてきたのと・・・お姉ちゃんのおかげ?かな」ヘヘッ

とうま「そうか・・・ゆみ、あの・・・」

ゆみ「?」

とうま「今じゃなくてもいいんだけど・・・」

ゆみ「ん?どうしたの?」

とうま「その・・・オレと結婚してくれないか!?」カァアアア\\\\\\\

ゆみ「えっ!?」ボッ//////////

とうま「オレ、いつでも返事待ってるから・・・一生返事が返ってくるまで待ってるから!」じゃっ!」\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

ゆみ「まって!」

ギュッ

ゆみ「そんな言葉を言って立ち去るなんて、ずるい!カッコよすぎるよ!」

とうま「」カァアア/////////

ゆみ「その返事だけど・・・おっ、おーけいです・・・」カァア

とうま「!!!」ボッ

ゆみ「とうま・・・好き!大好き!」

とうま「まっ、待て!いうな!」

ゆみ「こんなに好きなのに!」ドキンドキンッ

とうま「違う・・・オレが言いたいんだよ!」

ゆみ「」ドキンッ

とうま「好きだ、ゆみ。永遠と」

ゆみ「とうまっ!」

ギュッ

とうま「じっとしてろよ」

ゆみ「ん?」

チュッ...

ゆみ「///」カァアアア

暑苦しいよ
こんなので・・・

生きていける?

ゆみ「とうま・・・」

あっ
真っ赤
やっぱり
照れ屋なんだね。
君は。

とうま「恥ずかしいからあんま見んな」///

ゆみ「かわいーなって思って。」

チュッ

とうま「おまっ!!やる事が突然すぎるだろ!」カッァアアア\\\\\\\

ゆみ「好きだよ。とうま」ニコッ

とうま「・・・ゆみ。大好きだ!」

ギュッ

ワアァアアアッ

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

お母さん
お父さん

私ね
とても幸せだよ。

こんなにいっぱいの
愛情に囲まれて
倒れそうなくらい
すごく
すごく
幸せです。

そして
お姉ちゃん。
こんな私を
ありがとう。

私ね
精一杯生きるから。

お姉ちゃんに貰った
お姉ちゃんの「明日」は
受け取ったから・・・!

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

僕等は
私達は
君の笑顔を
一生忘れない。

笑顔のきみへ

*:..。o○   ありがとう  ○o。..:*

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

どうでしたか

笑顔のきみへ

終了です
ちょっと慌しいとかも
思っちゃたりしたんですけど笑

中間のほうに
ちょこまかちょこまかと
最後に
バァアアンみたいな笑

すいませn汗

コメントしてくれたかた、
いつも見てくださったかた、
お世話になりました♪

皆さんは誰が好きでしたかきゃはっ

次回作もヨロ です

 ★  感  感謝  ★

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

小説:ブログ主

~登場人物~
山崎ゆみ
青井とうま
山崎ゆうし
平良ふみな
にいの
ちあ
泉先生
先生
病院の先生
山崎ゆな
女子生徒たち
男子生徒たち







こんにちわ
ののみですウィンク

本日祝10回目!!
なんですが・・・

ほんっとおおおおおおおおおおおに
申し訳ありません・・・

更新遅いから
もぅ見たくないしっ!!

とかって
いわれてもしょうがないですよね・・・

これからも頑張るので...
皆さん本当に
ご迷惑をおかけしました・・・

では
気を取り直しておいっ
「笑顔のきみへ -奇跡は突然に-」
です

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

【教室】

ガヤガヤ ガヤガヤ

ふみな「でさぁ~、そいつがさぁ~」

にいの「嘘~まじぃ~?」キャハハハ

ちあ「えぇ~!!ちょっと引くかも...」ップ

ゆうし「オレ?今日は暇だけどー」

とうま「遊ばないのか?おいおい」

ガヤガヤ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆は
あの時の事を
忘れようとしているのか

それとも
関わりたくないくらい
悲しいことだったのか

・・・

あの子の笑顔は
もう一生・・・

*:..。o○ 見れないの? ○o。..:*

ふみな「・・・」

ちあ「?ふみぃ。最近って言うか、近頃ボーッとしてない?」

にいの「なんだなんだぁ~?寝不足かぁ~?」

ふみな「うっ、ううん!そんなんじゃないんだ!」

ちあ「心配だけど...文化祭明日だよ?」

ふみな「あぁっぁああ!いっけない!忘れてた!」

にいの「準備はしてあったしね」

ちあ「そうそう。いつ頃したんだっけ・・・・ぁ...」

三人「・・・・・・・・」

- ふみな -


口に出したくないんだわ。
それはそうよ
ゆみが・・・
クラスメートが亡くなったんだもの...

あれからもう一週間立つ...
ゆみの家は空き家だし
ゆみの机には
花が沢山おいてあるし
皆そうとう悲しんでるわね...
・・・・
一番悲しんでるのは
何回も思うけど
やっぱり青井か・・・

・・・

私だって落ち込むわよ
一番の親友だったんだもの...

一番の親友?
私が?
そうなの?
私は・・・
私は、ゆみの親友として
側に居てあげてた?

最近こういう疑問が
胸を驚かせる

私は・・・
ゆみに「私が居ないとダメね」
なんていってしまったけど

側に居てほしいのは
私のほうだ

なんで今頃気づくんだろう
こんな遅くに・・・

ゆみ
こんな私を
いつまでも見守っててくれる?
ねぇ

ゆみ

*:..。o○ ○o。..:*    *:..。o○ ○o。..:*

・・・・

お姉ちゃん
私が死んで
どのくらいたった?

ゆな「・・・」

・・・
最近
お姉ちゃんが
こっちを向いてくれない
・・・
でも
いつも側に居てくれるのは・・・
何故?

ゆな「・・・もぅ。ちょっと静かに」

ビクッ

ごっ
ごめんなさい...

ゆな「そんなショゲないの!あたしのほうが悲しいんだからね!」

えっ?

ゆな「・・・あたしさ、アンタにあたしの明日をあげるとか、カッコいい事いっちゃってさ。結局何にもできてないんだよね」

・・・

ゆな「あたしも、結局は皆と同じなんだね」

ちがうよ!

ゆな「?」

お姉ちゃんは・・・
私を勇気付けてくれたよ!
その・・・
色々と
励ましてくれたり!
なぐさめてくれたり!

ゆな「ップ 他人事にそんなに熱くなっちゃって」クスクス

///カァァアア

ゆな「でもね・・・あたしは、そんなゆみが好きだなぁ」

えっ!?

今・・・
ゆみって言わなかった!?

ゆな「ゆみ、あたしの妹に生まれてきてくれて、ありがとう」

え・・・
何?
何を言い出すの?

私は・・・
私はずっとおねえちゃんの側に居るよ!
お姉ちゃんがしてくれたみたいに!

ゆな「もぅ!アンタはどこまで優しいの!ちょっとは自分の事も考えろっ!」

・・・
ごめんなさい

ゆな「・・・あたしには、アンタの世界が眩しすぎるよ。だからアンタは自分の場所に戻りな」

え!?
それってどういう・・・

ゆな「ほらっ!!!!!!!」

ドンッ

ゆな「アンタは・・・あそこが一番お似合いだよ」

*:..。o○ ○o。..:*    *:..。o○ ○o。..:*

ゆうし「・・・戻ってきてくれねぇかな...ゆみ」ボソッ

ふみな「・・・」

聞こえてるよ
そんなに静かに言わなくても
叫びたいんでしょ
大声で言いたいんでしょ
言えばいいじゃない

・・・

戻ってきてよ
ねぇ
ゆみ・・・

ガラッ

「「「!?」」」

先生は
涙目で、
涙があふれそうだった

泉先生「・・・山崎さんが・・・ゆみさんが!」

とうま「!?」

ガタッ

ダダダダッ

皆は
いっせいに教室から飛び出して

涙を風に流しながら
必死に走っていた

- ふみな -

奇跡は・・・
奇跡は突然やってくるんだ!
待っててね・・・
ゆみ!

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

【病院】

「「「ゆみ!」」」

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

ほんっとおおおおおおおおおおに
申し訳ございませんっ!

もう
読者とかいませんよね・・・。

私も悲しいですが、
読んで下さってる
読者の皆様が
一番悲しいと思います!!

申し訳ありませんでした泣き

これからも
応援してくださいますか!?

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:. 

-登場人物-
山崎ゆみ
青井とうま
平良ふみな
山崎ゆうし
泉先生
山崎ゆな





こんにちわ
ののみですw

前回の回答をしますね笑
皆さんもお分かりで、
答えは
山崎ゆな
です音符

お見事★

もう9話目ですよぉお泣
頑張りまスッ!

では
「笑顔のきみへ - 君の笑顔-」
です
.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

- とうま -

二回目の手術...
これが失敗したら...
本当に・・・!

・・・・・・・・・・

まだ
あいつに何もしてやれてないのに
全然守ってあげられてないのに

そのまま
・・・・

とうま「ウッ...」ポロポロ

ゆうし「なきやがったかとうまめ。やっとだぜ」

ふみな「山崎、そんな事言わないの。青井は誰よりもゆみを愛してるし、誰よりも必死に心配してるから...誰よりも・・・私よりもね...」

ゆうし「オレにはかなわないって言うのか」

ふみな「そういうしかないわね」

とうま「ウッ...クソッ!!!!!!」ポロポロッ

ゆうし「そんなに泣くなよ。山崎は...絶対手術成功してこの場に戻ってくるからさ。」

ふみな「そうよっ!私たち笑って迎えてあげなきゃいけないんだから」

ゆうし「・・・お前さ、山崎が笑ってたっていってたよな」

とうま「・・・?」

ゆうし「オレ、すげぇ悔しいんだけど、絶対に言いたくなかったけど..やまざ....ゆみは、お前のために笑ってんだよ。絶対そうだ。」

とうま「なっ・・・!」

ふみな「そうね。私も思うわ」サンセー

ゆうし「だから、お前は一番にゆみの事考えてて、ゆみは一番にお前の事思ってるんだよ!!」

とうま「//////」ボッ

ふみな「あんたたち、運命で結ばれてるのかしら(笑」

ゆうし「そっ・・・そうだとしても!!!!オレは一生、死ぬまで諦めないぜ!!!ゆみを泣かせたりしたら、お前一生許さんからな!オレが死ぬまで!!!!」

とうま「・・・はいはい」

ガラッ

【教室】

ゆうし「・・・皆?どうしたんだよ。こんなにシンとしt.........」

!?

テレビがついていた
病院のようだ

ニュース「現在、中学二年生の山崎ゆみさんが、手術をする前に、息を引き取りました。繰り返しお伝えします...」

とうま「!?!?!?!?!?」

ふみな「ちょっ・・・まだ望みはあるって・・・」

ちあ「いっ、今ね...グスッ 病院の先生が言ってたの・・・」グスッ

にいの「さっ、三人の生徒達が行った後に......!!!!!!!!」ポロポロッ

ふみな「さっ、三人の生徒達って...私たちの事・・・?」

ゆうし「てことは...オレ達に心配させたくなかったのかな・・・クソッ」

とうま「あぁ...オレ達のためかもな・・・」

_______

ゆみ・・・

ゆみ!

ハッ!

誰?

ゆな「あたしよ。ゆみ」

お姉ちゃん!

ゆな「ん~~~。」



ゆな「ちょっとよの呼び方くすぐったいから...」

クスッ
おねえちゃんったら

・・・・・・・・・・・・・

私、
まだ生きてるの?

ゆな「・・・」

多分、死んじゃったんだと思う。
血のにおいがするし
苦しくなってきた...

ゆな「・・・」

あーあ
私、結局皆に何もしてあげれなかったな
本当に・・・バカな人・・・
私って・・・

ポロッ

ゆな「・・・皆もさ、アンタと同じように、「何もしてやれなかった」って言ってるよ」

え・・・

ゆな「でも、私は違うと思うよ。皆のために、ちゃんとしてやれたじゃん。」

なにを・・・?
私が!?

ゆな「自分では気づいてないかもしれないけどさ、アンタって人は...」

・・・!

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

【教室】

泉先生「・・・」

「・・・」

泉先生「皆さんにっ...知らせたいことがあります...」

ドキッ

- ふみな -

何を言うかは、
皆予想はついている。
でも、
改めて面と向かって
ゆみの死を迎えるのは・・・

ゆうし「怖い・・・」

ふみな「え?」

ゆうし「怖いんだよ...まだ信じられねぇみたいでさ...」

ふみな「・・・」

私だってそうよ
つらいんだから・・・
でも
一番つらいのは・・・

とうま「・・・」

青井・・・だよね...

ゆみ
私ね
何もしてやれなかった。
でもね
ゆみの一番の笑顔を知っている人は
私しか居ないと思うんだ...

もう・・・

会えないの?

一生?

このまま?

永遠と?

そんなのっ・・・

ふみな「ウッ・・・」ポロポロッ

ゆうし「・・・」

・・・

神は
僕等にどういう運命を
作ろうとしているのだろう


僕等は
もう一生
君の笑顔が見れないのだろうか

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

どうでしたか?

私にしては、
ちょっと短いかなぁって思いましたが・・・
気のせいにしときますね笑

それに、
題名が
恋愛小説(!?笑)になってますしw
次回で戻しましょうかね...
ちょっと早いですけどww2

感想、
聞かせて下さいね

最近自分の小説に
自信が無いんですよ・・・

ではこの辺で

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

~登場人物~
山崎ゆみ
青井とうま
山崎ゆうし
平良ふみな
泉先生
ちあ
にいの
山崎ゆま














こんにちわ
ののみです~

そろそろ最終回・・・!?
と皆さん思ってますよねw
その皆さんの期待を裏切ってあげましょう

まだまだ続きますよ笑
ご心配なく

でももうちょっとかな

では
「笑顔のきみへ ~光は闇の中に~」
です

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

ピ______

病院の先生「今日ですね、手術。」

先生「あぁ、でも、不安だがね。一度同じ手術で女の子を亡くしたものだから...」

病院の先生「そういえば、そういう事ありましたね。確か山崎さん…ですよね?」

先生「山崎ゆな。彼女の名前だよ」

先生「先生、手術の成功を、祈ってます!」

先生「あぁ…」

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

ゆうし「きょっ、今日だよな。手術の日って」ドクン,ドクン

ふみな「とても心配だわ...」

とうま「皆心配してるだろ、後は祈るだけだ」

男子生徒「調子に乗るなよ!とうま!祈るだけだ...って、もっと山崎の事を思えよ!」

ふみな「ちょっと、落ち着いて!」

あいつ...
ゆみの上に
確か姉ちゃんがいたな
その姉ちゃんも
ゆみと同じ病気にかかって
同じ手術をしたんだ・・・

確かその時は…

*:..。o○ ○o。..:*    *:..。o○ ○o。..:*

【13年前】

お母さん「先生っ!!!…ゆなは・・・ゆなはどうなったんですか!?」

お父さん「ゆなは…無事だろうか!?」

先生「…残念ですが・・・」

お母さん「!!!! うそっ…」ポロポロッ

お父さん「・・・・・・・ここまでか…」

お母さん「あなたっ、ゆなは…ゆなはっ、まだ二年しか生きてないのよ!?」

お父さん「・・・まだ二歳という若さで…残念だ」

お母さん「残念どころじゃないわよっ!!!!!!」

お父さん「そうなってしまった事は仕方ないんだ。ゆみに精一杯生きてもらおう」

お母さん「・・・あなたはっ、あなたはそんな人だったのね!?誰かを犠牲にして人を長生きさせる。この子の代わりなんて居ないのに!」

お父さん「仕方ないだろ!」

*:..。o○ ○o。..:*    *:..。o○ ○o。..:*

オレは
まだ一歳だった。
けれど記憶に残っている

その場にいたし
それに…

ゆみのお母さんの鳴き声が
病院中に
響き渡っていたから。

ゆみが…
手術がもし失敗しても
あの声は
もう聞けない

ふみな「ねぇ…皆何考えてるかわかんないけど、早く文化祭の準備しようよ!」

女子生徒「そうよ!早く準備して、退院した時にゆみの一番の笑顔を作ってあげるんだから!!!」

男子生徒「そうだな、おいお前等、ぐずぐずするな!急いで作るぞ!」

「おおおー!!」「最高の文化祭にするんだから!」

セッセッ ガヤガヤ

ゆうし「・・・お前、心配なんだろ?幼馴染として。・・・いや、恋人としてか」

とうま「・・・っるせぇ…まだ何も、あいつにはいってねぇよ」

ゆうし「オレさ、決めたんだけど。お前に山崎取られても、オレ一生山崎の側に居てやる!」

とうま「・・・まぁ、出来るもんならやってみろよ」

ゆうし「んだとぉお!?」

ふみな「・・・・・・」

ゆみ・・・
アンタ、生きて帰ってこなかったら
絶対に許さないんだからね
絶対に!

ちあ「ふみ!手止まってるよ?」

ふみな「あぁ。ゴメンゴメン」

にいの「またゆみの事考えてるの?全くふみは…」

ふみな「しっ、心配するでしょ!友達なんだから!少しはゆみの事考えたらどう!?」

ちあ「私ね、一生懸命に考えてるんだ。この教室に戻ってくるゆみの姿をね」

ふみな「!?」

にいの「うちもさ、失敗するとかって、頭にないんだ。」

ちあ「心配するのもいいけど・・・私たちが笑ってないと、絶対悲しむよ」

にいの「心配するより成功した後の未来を考える。それが友達でしょ?」

ふみな「二人とも…そうだよね、私たちが笑ってないと。ゴメンね、ゆみ。」

女子生徒「・・・そういえば、ゆみの手術って何時から?」

ふみな「午後って聞いたけど…私たちにはちゃんと伝えられてないよ」

ガラッ

泉先生「今何時!?」

ゆうし「えーっと…丁度12時です」

泉先生「ゆみさんの手術、一時からって、今連絡があったわ」

ふみな「一時…あと一時間しかない!」

泉先生「一時になったら・・・あなたたち。」

「もちろん!」

「「「「祈っときます!!」」」」

泉先生「さすがだわ。それまで、あなた達は、必死に文化祭の準備をしとくのよ」

「ラジャー」

ふみな「どうしよう…私、めっちゃ緊張してきた・・・!」

ちあ「私たちが手術されないのにさ、緊張しちゃうよね」

にいの「んー。確かに。」

女子生徒「ほら!そこの三人、手止まってるよ?あんたたちゆみ応援隊なんだから、しっかりっ!」

三人「あいあいさー」

とうま「あと五十分…」

ゆうし「山崎の奴、怖がってるだろーな」

とうま「バーカ。あいつ、今意識ねぇよ」

ゆうし「分ぁってるよそんくらい。ただ、オレは夢の中でなにか騒いでるだろうなと思ってさ。オレ、病院いきてぇのに先生怒るしさ」

とうま「・・・行きたいのはオレのほうだ」ボソッ

ゆうし「ん?」

とうま「いや、なんでもない・・・」カアァァ///

ゆうし「赤くなってやんの。ホント変な奴」

男子生徒「お前等手ぇ動かせよー」

二人「はいはい」

ガヤガヤ

- ふみな -
時間って
結構長いんだな・・・

手術の時間が来るのも怖いけど
・・・
成功したときのゆみの笑顔が早く見たい。

チラッ

皆そう思ってる…
きっとそうだ
こんなワガママな私たちの願いを
神様は
叶えてくれるのだろうか

- ゆうし -

くそっ
早く進めよ
時間が長い・・・

オレ等のために用意された時間は
少しでいいから…

ゆみの時間を
長くしてやってくれ...

ゆうし「・・・チッ」

- とうま -

もし 
手術が成功しなかったら・・・!?

オレは
どうすりゃあいいんだ

・・・
神様
いるのなら
ゆみの手術を・・・!

泉先生「皆!一時よ!」

シーーーーーーーン

チッ チッ チッ チッ

チッ__________

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

【二時間後】

校長先生「・・・泉先生、ちょっと」

泉先生「はっ、はい」

とうま「・・・」

ゆうし「・・・」

ふみな「・・・お願いっ!!」ボソッ

ガラッ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゆうし「遅ぇな。先生」

ふみな「・・・・何かあったのかしら」

とうま「成功だったら、オレ等のトコに飛んでくるはずじゃ・・・」

!!!!!!!!!

「「「まさか」」」

ダッ

ふみな(お願い!ゆみお願いだから!)

ゆうし(ゆみ!!!!!!!待ってろ!)

とうま(・・・くそっ)

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

【病院 ゆみの部屋】

ガラッ

とうま「ハッ...ハッ...」

ゆうし「!泉先生!」

泉先生「皆っ!」ポロッ

ふみな(え・・・)

先生「・・・失敗です」

泉先生「ウッ...」ポロポロ

ふみな「先生・・・先生、どうなったんですか?ゆみは・・・ゆみは無事ですよね!?」

先生「残念ながら・・・・」

ふみな「・・・・」ポロッ

ゆうし「クソッ!」

とうま「お前・・・死んでもそんな顔してんだな」

ガタガタッ!!

ゆうし「死んだとか言うな!お前・・・お前それでもゆみの事が好きなのかよ!?」

とうま「・・・先生、可能性は?」

先生「かなり低いと思われます・・・・」

泉先生「・・・・・・どうしようも出来ないのね...」ウッポロポロ


ゆうし「ウッ、お前、なんで泣けねぇんだよ...クソッ」

とうま「・・・まって、先生、まだ、生きている可能性はあるかもしれません」

先生「・・・そんな、まさか...」

とうま「ほら」

ピ_______

とうま「まだ動いているんです。あいつの心臓は、まだ生きてるんです」

先生「・・・!泉先生・・・ですよね?」

泉先生「はっ、はい...」

先生「もう一度、手術を行います。それで失敗したら、後はないでしょう」

泉先生「ハイッ!お願いしますっ!!」

ふみな「先生。次は...最初に私たちに結果報告を誰よりも早くお願いします」

先生「・・・ええ。もちろんですよ」

三人「失礼しました」

ガラッ

ゆうし「・・・とうま、お前、山崎がまだ生きてるって信じてたのか」

とうま「オレまだ何も言ってねぇのに死なせてたまるかよ」

ゆうし「さすが、オレのライバルだぜ!」

ふみな「もう一回、祈らないといけないわね」

とうま「あいつのためなら、いくらだって祈ってやるよ」

ゆうし「・・・次は絶対に成功するよな」

ふみな「あったりまえでしょ!?ゆみをもう少し信じなさいよ!あんたそれでもゆみの事好きなの!?」

とうま「ップ」

ゆうし「んだよ」

とうま「お前、オレに言ったこと同じように返されてるじゃねぇかよ」

ゆうし「~~~~~」

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

私・・・まだ生きてるの?

さっき意識が一瞬飛んだけど・・・
きっと手術中だったのかな

成功したら、現実に戻れるのに...
やっぱり
手術に失敗したのかなぁ

失敗したとしたら
もう意識なんてないよね
じゃあ
やっぱりまだ生きてるんだ

・・・誰のために?
何のために?

私が生きている意味はないのに・・・どうして?
うっ...
くっ、苦しい...

ッ____________


光がちらつくのは
もう少し先みたいね

でも
探せばあるわよ
真っ暗闇の中でも

光は闇の中にあるんだから

次は成功するといいわね
*:..。o○ ゆみ ○o。..:*

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

どうでしたかきゃはっ

スミマセン汗
昨日は忙しくて、
更新できませんでした泣

ちゃんと皆さんの期待に応えますので!
これからも
ヨロシクお願いしますスマイル

※追記※
最後のほう、
誰だかわかりますか?
これはクイズですよんほわーん
簡単・・・ですかねぇ(*笑 )*

ではこの辺で

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

~登場人物~
山崎ゆみ
青井とうま
山崎ゆうし
平良ふみな
泉先生
男子生徒
女子生徒
先生
病院の先生
お父さん
お母さん

どうもっ こんにちわ
ののみですにこまーく。

私のブログにコメントを書いてくれたかたが多くて
とてもびっくり∑!!

でも他のかたのほうが
多いみたいで...

まだ始めたばかりです!
負けないよう、人気を出していきますっぉーん

では
「笑顔のきみへ ~祈ってるよ~」
です

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

ピッ.....ピ...

とても暖かかった
光がまぶしい
自分の体か解けていく感じ



ピ.........ピ...

病院の先生「ゆみさん。お水どうですか?」

ピ...____

病院の先生「!? 先生!!先生!!山崎さんがっ!!_____」

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

【教室】

教室の空気は
とても冷たく
痛かった

無理もない話し。

ゆみの事を全て知った皆は
笑ってはいられないだろうね
バカみたい。
たかが一人の事だけを考え込んじゃって

ふみな「ゆみ...大丈夫かなぁ」

にいの「やっ、やめてよふみっ。そんな事言わないで」

ちあ「・・・手術は三週間後かぁ...」

ゆうし「! そうだ、おい皆!文化祭はさ、二週間後だろ?だから、文化祭を思いっきり盛り上げて、手術を迎えさせてあげようぜ!!!」

女子生徒「・・・そうね。あっ、そういえば、文化祭って手術の三日前・・・だよね?」

男子生徒「えっ、手術は三週間後だろ?」

とうま「バーカ。〈大体〉三週間ってことだろ」

ふみな「じゃあ、ネームプレートさ、ゆみとクラスの皆一人ずつ名前書いてさ、開いてる所にメッセージ書けばいいんじゃない?ゆみ喜ぶよ」

ちあ「・・・! いいかも!」

女子生徒「それでさぁ...こうやって、こうっていうのも」

男子生徒「こうでもよくね?」

ガラッ!!!!!

泉先生「皆、落ち着いて聞いて」

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

ふみな「・・・・えっ!?」

ザワザワッ

ゆうし「じゃあ...山崎は・・・山崎は???先生!」

泉先生「・・・分からないわ...」

とうま「クソッ!」

ダッ

泉先生「ちょ・・・青井君!?」


病気が重くなったなんて...
手術が失敗したら......!!!

オレはどうなるんだよ

「とうまが好き」

オレにはっきり返事を言わせろよ
なんで言わせないんだ

とうま「ゆみ!!!!!!!!!!」

☆○o。 。o○☆   ☆○o。 。o○☆

ピ__________ッ__

病院の先生「...先生、山崎さんの病気、治せそうですか?」

先生「...難しいですね。明日のスケジュールは?」

病院の先生「...空いてますが、午後になります」

先生「構わない。そこに山崎さんの手術を入れてくれ。なるべく早く手術できるようにしといてくれ」

病院の先生「かしこまりました」
(明日まで持つかしら...)

ピ____

ガラッ!

とうま「ゆみ!!!!!」

ゆみ「・・・」

とうま「ハァッ、ハァッ」

ゆみ!!!!!

はっ
・・・
今、かすかに
かすかにだけど
とうまの声が聞こえた...
私、
そんなにとうまが好きなのかなぁ

ゆみ「・・・」

とうま「・・・ゴメン。オレ、お前に何もしてやれなかった」

ゆみ「・・・」

とうま「手術...明日だろ?オレ等さ、校長先生にお願いして、お前が退院した日に文化祭やってもらえるように皆頑張ってんだ。だから...」

ゆみ「・・・」

とうま「だから、生きて帰ってこないと許さないからな。ゆみ。」

チュッ

とうま「///・・・じゃあ」

ダッ

とうま「!?」

ふみな「・・・見ちゃったよん。カッコいい事言っちゃてさ」

とうま「///」

ゆうし「チッ、どうせそんな事だろうと思ってたよ。オレとゆみだったら絶対釣り合わないって思ってた。あー降参降参!」

ふみな「・・・悲しいくせに。泣いてるよアンタの顔」

ゆうし「っるせぇ...」

ふみな「・・・ゆみ、私達、頑張るね。ゆみも頑張れ」

ゆうし「オレ、山崎の手術の成功を、祈ってるから」

女子生徒「バーーーカ!オレ〈達〉でしょ?」

男子生徒「そうだそうだ!」

とうま「オレ等全員、お前の成功を」

「「「祈ってるよ」」」

泉先生「・・・」グスン

校長先生「・・・いいクラスですなぁ」

泉先生「こっ、校長先生!!」

校長先生「シーッ!・・・山崎さんの退院の日はいつ頃で?」

泉先生「まだ決まってませんが...生きてたら...いえ、明日手術が成功すれば、一週間後だと思います。」

校長先生「・・・なるほど。・・・いいでしょう。皆さん、文化祭の日を、山崎さんが退院した日に行いましょう。」

ザワッ

ふみな「本当ですか!?」

「「ヤッタァァア」」

校長先生「でも、いつ退院するか分かりません。皆さん、覚悟はどれほど?」

皆「「「神に誓えるほどです」」」

*・゜゚・*:.。.:*・゚・*:.。.:*・゜゚・*:.。.:*

ちょっと
苦しくなってきた
もう
これまでなのかも

???「バッカじゃないの?」


あなたは

誰?

???「皆アンタの手術の成功を祈ってるのに、アンタのんきにそんな事いってさぁ、皆に叱られるよ?」


どういうこと?
手術?
手術は三週間後じゃ・・・

???「アンタの病気が...心臓がますます弱ってきてるわけ。分かる?だから、手術はあ・し・た!」

・・・・
じゃあ
ここは私の空想の世界って事?
なんだ
まだ死んでなかった...
でも・・・
明日が来ると、死んじゃうんだ。

明日が来るのが怖い…

???「・・・あたしはね、アンタと同じ病気で死んじゃったんだ。」

!?

???「だから、アンタには生きててほしいんだよ。」

私に・・・

???「あたしは、アンタにあたしの未来をあげる。」

まって
私にそんなこと...もったいないよ!
あなたには、
私よりもっと...もっと友達が居たんじゃないの!?
ちゃんと見守ってもらってたんでしょ!?
私・・・
私には無理だよ…

???「ハハッ、アンタどこまで優しいの?あたしは、アンタみないに友達はたくさん居たし、もちろん両親だっていた。ちゃんと見守っててくれたよ」

!!!
やっぱり
よかったじゃないの

???「でも、手術は失敗して、私死んじゃうでしょ?そして皆あたしの事を忘れたんだよ」

そんな・・・

???「アンタには聞こえないだろうね、〈祈ってる〉だなんて、あたし言われなかった」

・・・・・・・・・・・

???「だから、あたしの分まで生きないと、許さない。だから・・・」

???「だから、アンタにあたしの明日をあげる。」

あ・・・

あの!
名前は?

「あたしは・・・あたしは〈山崎ゆな〉。アンタの姉ちゃん。じゃあね」

え!?
まって!まだ聞きたいことが!
・・・
お姉ちゃん!!!

・・・・・・・
行っちゃった...

聞いたことがある
小さいときにお姉ちゃんは亡くなったんだ
私は小さくて
覚えてなかったんだ・・・
いや
知らなかったんだ。
そのことで・・・
お母さんとお父さんは喧嘩しちゃって
お父さんはとうとうお母さんを殺しちゃったんだ...
私の両親、一言もその事を言わなかった
忘れたかったんだ

・・・

私はそんな人にはならない
絶対に!
現実から目を背けない
私は
正しく生きる。生きていくんだ。

ソッ

耳を澄ませば
聞こえてくる

- 祈ってるよ -

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

どうでしたか?

感想聞かせて下さいねニッコリ
ではこの辺で

.:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.   .:*゚..:。:.   .:*゚:.。:.

~登場人物~
山崎ゆみ
青井とうま
平良ふみな
山崎ゆうし
女子生徒たち
男子生徒たち
山崎ゆな
校長先生
泉先生
病院の先生
先生