本当は、お盆休み中に作業する予定だった物ですが、来客や部品が揃わない等々の諸事情で作業を見送っていたものです。
世の中のSM-220は、とにかく高圧部の部品が劣化しています。
(TS-520/820/830のyahooグループや他の海外のサイトでもよく見かけます)

この機体は「ヒューズが飛んで電源が入らない」という物で、格安入手しましたw
(ほぼ間違いなく高圧回路の部品劣化)
回路図を見ると、あまりみたことの無い整流回路が・・・
調べてみると「両波倍電圧整流回路」。
電源トランスの500Vタップから、この整流回路を通って触りたくないような電圧を生成しています。
この回路に使用されるコンデンサがパンク状態になっているはず。

2kV/0.1μFのオイルコンデンサ 3個と 1kV/0.1μFのオイルコンデンサ 2個
当時は高耐圧の中容量コンデンサはオイルコンデンサだったと思いますが、今はオイルコンデンサなんてほとんど売られていませんw
今回は、セラミックコンデンサで代替します。
その他、電解コンデンサも劣化しているはず。
そして・・・・コレもよく劣化している。

(やっぱりヒビ割れしています。)
あと、ネジが美しくない状態w
ということで、交換用部品は・・・

写し忘れしましたが、47μF/250Vの電解コンデンサも購入してます。
今回の修理には間に合ってないのですが、高耐圧ダイオードも発注しています。
(届いたら交換します。)
2kVのセラミックコンデンサー 樹脂製カップリング

3×6mm バインドネジ ステンレス製! TS-520/820純正のネジと同形状です。

(ヤフオクだとこのネジを高く売ってる人いますよねw)
交換する部品を外して・・・

部品を取り付けて・・・

終了w
元々実装されていたオイルコンデンサが大きすぎて代替したセラミックコンデンサの足の長さが足りない。 少し悩んで・・・
以前、TS-430のフィルターユニットのリレー交換の際に使用した部品取付用のピンがあったので、それを使用したらイイ感じでした。
(サンハヤト製SKB-1-1)
今回は高耐圧のダイオードが間に合わなかったのが残念。本日発送連絡があった・・
(注文したものはVRRM 3kVのファーストリカバリーダイオードです)
さて・・通電確認。
切れたというヒューズを交換して、電源を入れてみます。
(かなり緊張しましたw)

カメラのフラッシュのせいで電源が入っていないように見えるけど、ちゃんと電源ONしました~~!!
しばらく放置してみましたが、ヒューズが切れる事はなく大丈夫そう
two-toneジェネレータが内蔵されているので、その波形を見てみます・・

(画像が汚くてすいません)
ちゃんと表示されました~~!!!!
送信用のモニタの他、この機体にはオプションのバンドスコープ用PANアダプタ(BS-8)が内蔵されているのでTS-820と接続すれば、バンドスコープにもなります。
(簡易オシロスコープにもなりますが、さすがにオシロとして使うのは無理そうw)
使用されている電解コンデンサのうち、1μF/50V品は・・なんと無極性品が使用されていました。
無極性品の手持ちが無いので、一部は積層セラミックコンデンサに交換してみたけど、電源回路用じゃないから、交換しなくてもいいかな?w
とりあえず修理したのはよいけど、使い道がない・・w