太陽発電事業に積極的なグーグル社 | 電気自動車とリチウムイオン電池のブログ


    BrightSource社へも出資 (2008/05/19)

     検索エンジン大手の米Google(グーグル)社は、エネルギー事業を手掛けるベンチャー企業への投資を続けている。今回は、手ごろな規模の太陽エネルギ・プロジェクトを推進している米BrightSource Energy社に投資した。BrightSource社は、シリーズCの投資ラウンドにより、新たに1.15億米ドルの資金を獲得し、資本金は1.6億米ドルを超えた。比較的小型で消費者向けの太陽光発電システムの開発を加速させることになるだろう。

     今回の投資チームには、BrightSource社への最初の出資者である米VantagePoint Venture Partners社が主幹事となり、Google.org(Google社のベンチャー投資部門)と英BP Alternative Energy社、ノルウェーStatoilHydro Venture社、米Black River Asset Management社が参加している。また、米Morgan Stanley社、米DBL Investors社(以前は米JP Morgan社の1部門)、米Draper Fisher Jurvetson社、米Chevron Technology Venturesなど、BrightSource社にすでに出資しているすべての会社が加わっている。

     2008年3月、BrightSource社は米PG&E社と、900MWの電力の継続購入に関する契約を結んだ。BrightSource社は現在、米カリフォルニア州南部のモハベ砂漠で複数の太陽エネルギ・プラントを建築中であり、2009年に稼働を始める。

     Google社はそれ以外にも太陽エネルギ分野での活動を活発化している。例えば小型太陽熱プラントのベンチャー企業である米eSolar社は、2008年4月に1.3億米ドルを調達した。その出資者の中にはGoogle社も名を連ねている。Google社が設立したベンチャー企業である米Nanosolar社は、2006年に1億米ドルの資金調達を発表し、米カリフォルニア州に世界最大規模の太陽電池工場を作る計画を明らかにした。



    <コメント>太陽電池とネット最大手の関係。一見何の関係も無いように見えるが、情報とエネルギーの分散化という観点から見ると、両者は意外と似ているかもしれない。太陽電池の電気をリチウムイオンバッテリーなどに蓄えれば、エネルギーの分散化は可能と思われるからだ。