詳細はまた各自紹介しますが、最初に「自給率を上げよう」という根拠になる論理を各項目に分けて見てみましょう。
こちらも参考にしながら・・・。
こちらの本は子供向けに書かれた「自給率を上げましょう」といっている本です。
著者は色々難しい本を出していますが、やはり専門家ですね。
「子供向け」なのに全く読む子供のことを考えた文にしていません。
ハードル高めです。ですが、データが色々書かれているので、自給率について書かれた本を読むより要点と主張を簡潔に把握できます。
・自給率が低いと外国に食料を依存していることになり、リスクが高まる
・低いことによるリスク
・外国の「安全性の低い」食品が市場に出回る
・食料輸出国の都合で輸入ができなくなる可能性がある
・穀物価格高騰により「買い負け」が起こる
・輸入ができなくなる事態:穀物価格高騰の要因
1「マルサス的な危機」
世界の人口は2050年には90億人になると推計されている。農地の拡大と生産性があがることが必要だが、もうそれほど望めない。需要は増大するのに供給が増える望みがない。
2「途上国の消費拡大により需要増加」
中国とインドなどの途上国は人口が多く、所得が増えるに従って肉をより多く食べるようになる。肉は育てるのに多くの飼料を必要とする。よって穀物需要の増加がより促進される。
3「バイオ燃料シフトによる穀物需要増加」
アメリカではトウモロコシを原料にしたバイオエタノールを石油にかわる燃料として活用しようとしている。それによって食用のトウモロコシに加えて燃料用のトウモロコシが需要として価格高騰の原因になる。
4「地球温暖化」
温度が上がることで作物が適した地域が移動する可能性。異常気象の増加で不作になる可能性。
5「水需要の増加」
世界で水が使われ枯渇の危機。水がなくなれば穀物が作られないため供給の不安。
6「穀物在庫率の低下」
相次ぐ不作で在庫が少なくなっている。08年は歴史的低在庫率に。在庫が少ないのは供給の不安要因であるため高騰の原因になる。
すごいおおざっぱにはこんなもの。
それ以外で食料危機とされるものを『日本の食料』から見てみよう。
「偶発的な危機」港湾ストライキ、戦争、自然災害などで食料の輸入ルートが絶たれてしまう(短期的)。
「循環的な危機」異常気象など、何年かのサイクルでおきる天候の変動によって不作となり、食料の不足と価格上昇を招く(短期的)。
「政治的な危機」相手国への制裁など、輸出国の政治戦略により、食料の輸出が禁止または制限される(短期的)
「放射能汚染による危機」原子力発電所の事故や核戦争などで、農産物や農地が放射能で汚染されてしまう(長期的)。
「毒物混入による危機」食品に毒物が混入する(故意の場合は食品テロ)(状況によっては長期的)。
ちなみに「放射能汚染による危機」はこの本以外で見たことありません。
では、付随した考え方も。
・フードマイレージ
その品目を輸入量×輸送距離でt・km(トン・キロメートル)で表示。遠距離輸送に伴う消費エネルギー量増加による環境負荷増大の指標。
・輸送のための距離や時間が長いと、食料の劣化や腐敗などの可能性が高くなる
・生産地が遠方だと、その地域の性格な情報が伝わりにくく、色々なリスクが高まる
・遠方から輸送すると二酸化炭素が多く排出され、温暖化につながる
・バーチャル・ウォーター
「仮想」で水使用量を測定。その国が輸入している品物を自分の国で生産した場合に必要となる水の量。日本は世界一仮想水を使っている。
・灌漑は多くが地下水を使っておこなうため、地下の水位が減って、枯渇するともう農業できなくなり、日本への輸出も止まる
・数千年以上の時間をかけて貯められた「化石水」と呼ばれる地下の帯水層は、水がたまらないので減るばかり
・川の水を使う場合、上流で灌漑が多いと下流で水がなくなり、使えなくなる人がでてくる。
こちらも参考にしながら・・・。
- 日本の食料〈2〉食料自給率/矢口 芳生
- ¥3,150(高!)
- Amazon.co.jp
こちらの本は子供向けに書かれた「自給率を上げましょう」といっている本です。
著者は色々難しい本を出していますが、やはり専門家ですね。
「子供向け」なのに全く読む子供のことを考えた文にしていません。
ハードル高めです。ですが、データが色々書かれているので、自給率について書かれた本を読むより要点と主張を簡潔に把握できます。
・自給率が低いと外国に食料を依存していることになり、リスクが高まる
・低いことによるリスク
・外国の「安全性の低い」食品が市場に出回る
・食料輸出国の都合で輸入ができなくなる可能性がある
・穀物価格高騰により「買い負け」が起こる
・輸入ができなくなる事態:穀物価格高騰の要因
1「マルサス的な危機」
世界の人口は2050年には90億人になると推計されている。農地の拡大と生産性があがることが必要だが、もうそれほど望めない。需要は増大するのに供給が増える望みがない。
2「途上国の消費拡大により需要増加」
中国とインドなどの途上国は人口が多く、所得が増えるに従って肉をより多く食べるようになる。肉は育てるのに多くの飼料を必要とする。よって穀物需要の増加がより促進される。
3「バイオ燃料シフトによる穀物需要増加」
アメリカではトウモロコシを原料にしたバイオエタノールを石油にかわる燃料として活用しようとしている。それによって食用のトウモロコシに加えて燃料用のトウモロコシが需要として価格高騰の原因になる。
4「地球温暖化」
温度が上がることで作物が適した地域が移動する可能性。異常気象の増加で不作になる可能性。
5「水需要の増加」
世界で水が使われ枯渇の危機。水がなくなれば穀物が作られないため供給の不安。
6「穀物在庫率の低下」
相次ぐ不作で在庫が少なくなっている。08年は歴史的低在庫率に。在庫が少ないのは供給の不安要因であるため高騰の原因になる。
すごいおおざっぱにはこんなもの。
それ以外で食料危機とされるものを『日本の食料』から見てみよう。
「偶発的な危機」港湾ストライキ、戦争、自然災害などで食料の輸入ルートが絶たれてしまう(短期的)。
「循環的な危機」異常気象など、何年かのサイクルでおきる天候の変動によって不作となり、食料の不足と価格上昇を招く(短期的)。
「政治的な危機」相手国への制裁など、輸出国の政治戦略により、食料の輸出が禁止または制限される(短期的)
「放射能汚染による危機」原子力発電所の事故や核戦争などで、農産物や農地が放射能で汚染されてしまう(長期的)。
「毒物混入による危機」食品に毒物が混入する(故意の場合は食品テロ)(状況によっては長期的)。
ちなみに「放射能汚染による危機」はこの本以外で見たことありません。
では、付随した考え方も。
・フードマイレージ
その品目を輸入量×輸送距離でt・km(トン・キロメートル)で表示。遠距離輸送に伴う消費エネルギー量増加による環境負荷増大の指標。
・輸送のための距離や時間が長いと、食料の劣化や腐敗などの可能性が高くなる
・生産地が遠方だと、その地域の性格な情報が伝わりにくく、色々なリスクが高まる
・遠方から輸送すると二酸化炭素が多く排出され、温暖化につながる
・バーチャル・ウォーター
「仮想」で水使用量を測定。その国が輸入している品物を自分の国で生産した場合に必要となる水の量。日本は世界一仮想水を使っている。
・灌漑は多くが地下水を使っておこなうため、地下の水位が減って、枯渇するともう農業できなくなり、日本への輸出も止まる
・数千年以上の時間をかけて貯められた「化石水」と呼ばれる地下の帯水層は、水がたまらないので減るばかり
・川の水を使う場合、上流で灌漑が多いと下流で水がなくなり、使えなくなる人がでてくる。