国策として食料自給率向上を目指しているのだから、最初に政策としての見解を見てみようと思います。

では、食料自給率向上に向けた国民運動「FOOD ACTION NIPPON 」より、簡潔?な説明を見てみよう。(ほとんど丸写しであります)

約60%を海外からの輸入に依存している日本の食料事情

日本の食料自給率は戦後大きく低下の一途を辿り、昭和40年度には73%だった自給率が、平成20年度には41%まで落ち込みました。米や砂糖などを除くほとんどの食料の自給率が昭和40年当時に比べて著しく低下し、その分を輸入に頼っているのが現状です。この数値は、世界の主要先進国の中でも最低水準に値します。
これは、私たちの食生活がこの数十年の間に大幅に変化したことが大きな原因の一つであると言われています。以前は米や野菜などの自給可能な食料を中心とした食生活でしたが、年々冷凍・加工食品や脂肪分の多い食品などの摂取量が増えています。そしてそれらの食品は、原料を輸入に頼っている場合が多いのです。
しかし、問題なのは冷凍・加工食品ばかりではありません。肉や卵、調味料など一見国産に見えるものでも、実は原料や飼料のほとんどが輸入品である場合が多く、自給率低下の一因となっています。そのため、日本の代表的メニュー「天ぷらそば」も食材の約80%は輸入品、という驚くべき現実があります。

海外からの食料の輸入増加が引き起こす問題
、以下箇条書き

・世界的な水資源の消費やCO2排出量増加
・日本の農業や食糧供給基盤の衰退
・世界人口の増加やバイオ燃料の需要増加などによって食料価格高騰の時代へ
・もしも世界的な食料危機がおきた場合、日本は食糧を輸入できなくなる

日本の食料の未来の為に、今、私たちがするべきこと


私たちは、日本の食料自給率アップに向けて、今すぐ行動を起こさなければなりません。豊かな国産物を食べ、食べ残しなどによる食品廃棄を抑制することで、日本人の健康と、美しい環境、そして子供たちの未来を守ることにもつながります。具体的には、消費と生産の両面から食料を見直していくことが必要です。それは、政府や行政、企業ばかりではなく、国民を含めた日本全体が一丸となって取り組むべき課題です。
まずは、食料自給率の問題や食の大切さに気づくことから始まります。そして、私たち一人ひとりが考え、行動することで、日本の食料の未来を確かなものとすることができるのです。


それでは、「食料の未来を確かなものに」するために、何をこの運動でしているのか見てみよう。

食料自給率向上の為の5つのアクション


1.「いまが旬」の食べ物を選びましょう
2.地元でとれる食材を日々の食事に活かしましょう
3.ごはんを中心に、野菜をたっぷり使ったバランスのよい食事を心がけましょう
4.食べ残しを減らしましょう
5.自給率向上を図るさまざまな取り組みを知り、試し、応援しましょう


1・2については地産地消ということ。3・4はまぁ、数字を上げるためには一番手っ取り早いと考えているのでしょう。健康にもいいし、モッタイナイ。
5は・・・よくわかりませぬ。応援してやってください。私にできることはないが。

そのための具体的な活動。

・イベントでの周知のための出展
・全国の小学校でこどもたちに「食料自給率の大切さを伝える特別授業」・その他こどもたちへの情報発信
・推進パートナーを増やす
・FOOD ACTION NIPPON アワードで表彰・方向の説明・情報発信等
・推進パートナーロゴマークを関連物に貼り、促進ツールとして露出機会の拡大を目指す
・「米粉倶楽部」というキャンペーンで米粉の利用推進
・webで自分の自給率をチェックできるツールを公開したり、雑誌配信
・国産品へのポイント制度を研究

いろいろ細かいキャンペーン等はあるが、ざっくりとこのぐらい。
企業などパートナーが増えていっているので、米粉などなにかしら関連商品を日常で見つけるくらいにはなっているんでしょうか。
個人にはできないと思っているので、企業への働きかけをしていることは理にかなっていると思います。(その方針は別として)
ただ、米粉製品を増やす以外で、効果があるといえることはほとんどしていないと言っていいんじゃないだろうか。周知することに意味があると言われれば言い返せないんだけど・・・。
つまり、このキャンペーンは「宣伝活動」にしか目が向いていないように見える。
他の・・・農業に関する政策だとか、農産品貿易だとか、関税問題とか、重要なことは触れられていない・・・。う~む。