●日本最古の『ヨハネ福音書』を
オイリュトミーで「うたい」「動く」!
昨年11/30 より開講された入門講座「音吉のヨハネ伝」(おひさまの丘宮城シュタイナー学園主催)では、
幕末の漂流民、 音吉が和訳した「日本最古のヨハネ伝」冒頭五行をテキストに
動作言語のオイリュトミーで学んでいます。
第一回目に続いて、第二回目「音吉のヨハネ伝」が、1月11日に開催されます。
はじめに言があった
で始まる、ヨハネ福音書の言葉は、音吉の和訳では、
ハジマリニ カシコイモノゴザル
言葉の叡智への畏敬の念に満たされた表現となっています。
次の語句
言は神の元にあった
「神」という概念も、「ゴクラク」と表現されることで、
「言葉」においてこそ、神的な力が働く「場」であることが、感じられるのです。
カシコイモノ ゴクラク トモニ ゴザル
第二回目は、一回目の復習をしてから、冒頭五行の後半に移ります。
万物は言によって創造された
創造されたもので言によらずに成ったものは、
何一つなかった。
言の中に命があった。
命は人間の光になった。
光は闇の中で輝いている。
しかし、闇は光を理解しなかった。
後半において、音吉訳では、
言=ヒト と訳され、
ヒトハ コトゴトク ミナツクル
人間であることは、「言葉を話し、あらゆるものを創造する存在である」
ということが浮き彫りになっています。
この表現を、オイリュトミーの子音「T音」の動きで体験します。
T音は、生命的なものを、確かな物質的な形にする力が感じられる響きであり、
言葉によって、思考に確かな形が与えられ、
イメージが現実化、物質化することが、
直感できるのです。
「からだ」とは、まさに、聖なる「うつわ」
生きている限り、私たちはこの体を使い、動かすのですが、
動きと響きが一つになると、
言葉の本質が、体という、うつわに満たされるから
不思議ですね。
頭だけでは、感じられない、深いところでの
ー内臓感覚とも言えるでしょうかー
感情や直感が、
ダイレクトに感じられるのです。
初めての方も、経験者も是非、どうぞご参加ください!
前回11月30日では、母音中心の柔らかな雰囲気をペンタトニックの歌で体験しました。
第二回目からは、子音も使い、より目覚めた要素も加わります。
万物を創造する言葉のイノチ・ヒカリを、
やわらかな日本語で
音吉のヨハネ伝で体験してみませんか!
「音吉のヨハネ伝」
【仙台オイリュトミー入門講座】
(全3回)
11/30、1/11、2/1
10時〜12時
おひさまの丘宮城シュタイナー学園付近の施設にて
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