今年は、復活祭が4月9日(日)です。
ちなみに二日前の7日(金曜)は受難日。
と、このようにあります。
いつもの日常の自我(低次の自我、小我)は、この不安定な事態に怯え、
不安を感じている。
でも日常の自分を超えた意識で、
全体をとらえようとしてみると・・・
この不安定な状況も、実はかけがえのない一瞬であり、
永遠に通じるひとときなのだと、感じられてきます。
「霊の存在」とは何でしょうか?
永遠に属するもの
散ってしまう花にも、
花の形に法則性が見られるように、
移ろいやすい
浮き沈みする感情を超えた、
純粋な、透明な世界に属するもの。
私たちの自我の本質は、不滅の大きな世界に由来しているのです。
植物を見ると、
その調和のとれた美しさに、見ているだけでも癒されますね。
五芒星の桔梗
そう、まだ不確かだけど、
明らかに
何か新しい世界が、その先に広がっている予感がします。
音楽でいうならば、不確かさを抱えた、今の気分は、
インターヴァルの7度のような、
不協和音のような、
不安定で、どうして良いかわからない落ち着きのなさ・・でしょうか。
でもその先に希望のように
「新しい種」としての「調和のオクターブ」が待っています。
(音楽オイリュトミーで、1度から8度までのインターヴァルを体の動きでー特に骨と関連付けて練習すると、様々な感情が体験できるんですよ。)
この状況で、自分にできることは何か?
現実に可能なことは?
徒に不安に怯え、思考停止になるのではなく、
いま、ここを、しっかり認識しながら、
自分ができることを精一杯、一生懸命に模索し、現実におろしていくこと。
行動していくこと。
そのためにも、
自らの思考を信頼できるものに、高めていきたいと思うのです。
◉毎朝、再生するアストラル体の皮膚
アストラルの皮膚は、1日の間に、傷つき、破れたり、引き裂かれたりしてしまう。
(皮膚の薄い人、強い人、のように個人差がある。)
眠りに入ると、アストラル体は、
大いなる神性のもとで、新しい皮膚を形成する力を受け取るが、
アストラル体の皮膚の再生のシンボルが、
メルクリウスの白い蛇である。
蛇は脱皮する生き物。新しい皮膚に包まれて若返る生命のシンボル。
メルクリウス(カドゥケウス)のシンボルは、アストラル体が、毎朝新たな皮膚に包まれて蘇ることを示唆している。 ・・「シュタイナーの瞑想法3」より抜粋
白黒2匹の蛇がうねるメルクリウスの杖
「オイリュトミー療法の基本要素」より転載
◉子音Sと「メルクリウスの杖の蛇」
子音のSには「メルクリウスの杖に絡む蛇」のイメージが関連しています。
メルクリウスの杖に絡む2匹の蛇とは・・・
・1匹は黒い蛇・・低次の自我。私たちを妨害する物質的なイメージ
・もう1匹は明るい白蛇・・高次の自我。神的なイメージ。
明るい蛇が黒い蛇と向き合って、うねっているシンボルを、
生き生き心に思い描くことで、
私たちを苦しめる様々な妨害に対しての対抗手段となる、とシュタイナーは語ります。
「シュタイナーの瞑想法3/高橋巖 訳」より抜粋。
低次元の自我=物質的に生きること。
「那須シュタイナー自然学校」
◉体験参加者募集中!
https://www.instagram.com/waldorf_nature_school
毎月 第1土曜9時半より 那須・奏身舎にて
5月6日からスタートします!
◉案内のリンク先⇩
https://www.instagram.com/p/Cp90TSpOJCE/?utm_source=ig_web_copy_link
講師:渋谷智栄子 吉澤明子 他
◉申し込み 問い合わせ