冬将軍の到来です!
外はビュービュー吹雪き、雪がズンズン降り積もってきました。
厳しい寒さが続いていますね。
それでも、2月になると、明るい春の兆しがほんの少しずつ、少しずつ感じられることでしょう。
2月のおうちオイリュトミーでは、雪やみぞれが降る様子を、
心はずむリズムと動きで味わいます。
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✨子どもと楽しむおうちオイリュトミー✨
ー❄️「子音」で出会う 「外の世界」❄️ー
外の世界の様子を「子音」は体験させてくれます。
雪はシンシン、雨はポツポツ、風はビュービュー
みぞれは?
言葉は「透き通った食べもの」。
(宮沢賢治の言葉です)
子音を使ったオイリュトミーで、
寒い冬ならではの遊びを
親子で楽しみませんか!
◉感覚と感情がぴったり出会うオイリュトミー
1月のおうちオイリュトミーでは、いのちの響き「母音」を使ったわらべうたを
オイリュトミーを使って楽しみました。
昔ながらのわらべうたも、
オイリュトミーの発音体感を生かした動きが入ると、
より、心と体に染み込むようですね。
何より、言葉の力で体を動かすことで、
意識と動きが連動し、体づくり(神経系の形成)をしている幼児たちには、とても良いのです。
オイリュトミーには「響きと動きの一致」があり、言葉を通して、感覚と感情がぴったり出会うことで、
内と外が繋がり、心の底から、喜びが湧き起こってくるのです。
日本語は、世界でも稀有な、母音が優勢な言語です。
しかし、子音の働きも蔑ろにはできません。
母音と子音によって、私たちは言葉を話し、世界と出会うことができるのですから。
◉自然界の模倣をする子音
ピカピカのお天気
ヒュ〜ヒュ〜風が吹く
ザァーザァー雨が降る
シンシン雪がふる
ガッタンコ、ガッタンコ揺れる
パッカパッカ、お馬が走る
これらのカタカナのところは「擬音」と呼ばれており、日本語には豊かな擬音がたくさんあるのです。
内なる感情世界と繋がる母音に対し、
子音は、外なる自然界とつながります。
「子音」を使って擬音を発声することで、情景描写ができ、自然界の模倣をすることができるのです。
◉発声器官の連携プレー
子音は、母音と違い、息の音を、舌や、歯、唇などで遮る時に出る音声です。
言語を発声するとき、擬音を正しく使い分けるために、瞬時に口の中で、複雑な動きを選び、連携プレーをやってのける・・・・
それをいつの間にか私たちは習い覚えたのです。
言葉の発声ってすごいですね。
子音がはっきり発声できない時は、どんなときでしょうか。
ある重度の自閉症の子供は、母音は発声できても、子音は発声できませんでした。
また、酔っ払った人は、子音の発声が曖昧になり、呂律が回らなくなります。
脳に損傷を受けた人も、子音の発声が難しくなることがあります。
息の音である母音よりも、子音は「脳神経系」と結びついているのです。
◉イメージ形成力
成長途上の子どもたちは、
言葉を通していろんな世界を学び、自分のものにしているところです。
これらの擬音の入った言葉は、イメージを形成する力があり、
外なる自然界や
客観的な世界と正しく出会うためにも、大事な体験です。
◉擬音を手遊びや運動遊びで楽しく体験する
それを、お勉強、訓練としてではなく、「遊びとして」「心、体を使って」
手遊びや運動遊び、オイリュトミーで、無心になって楽しく体験することで、
子どもたちの小さな言葉の種や自我は、バランスよくイキイキ育つのだと思います。
何よりも、お母さん自身が、心から「楽しい!」と感じて
遊んであげることがとても大切ですね。
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●内容:手遊び、運動遊び、オイリュトミー
「雪の踊り」
「みぞれが降った」
「おつむはてんてんてん」など
など
⭐️
後半:シュタイナー研究家志賀くにみつ先生
「未来の生き方を定める! 子どもの服装と散歩とは?」
について、お話いただきます。
春の新しい再生に向けた2月の、おうちオイリュトミーをご一緒に練習しましょう!
そして、志賀先生のお話で、楽しくシュタイナー教育のエッセンスを学びましょう!
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【紹介 シュタイナーの言葉】
シュタイナーは、
「人間は、皆、本来、音楽家として生まれついでいる。」
「歌は原言語であり、音楽的リズムを踊りや体の動きと結びつけることで、子どもにほんとうに大事なことを体験させてあげることができる。」(教育芸術/高橋巖訳)
また、
「7歳未満の幼児たちと一緒にオイリュトミーを行うならば学校や、カルマでも生じさせることのできない、自我の力を獲得するであろう」とも語っています。(オイリュトミーの世界/高橋弘子訳)
【オイリュトミーとは?】
「調和したリズム」という意味です。オイリュトミーは、シュタイナー教育の柱。
シュタイナー幼稚園、学校では幼児から高校生までが一貫して学び、大人も子供もハンディある人も、誰にでもできるものです。言葉を楽しみ、音のリズムを動く、「運動芸術」とも言われています。
ことばは、目には見えない「透き通った食べ物」
宮沢賢治が語っていたように、こころのご馳走です!
ご一緒に季節のうた、楽しいリズム、美しいことばを、「おうちオイリュトミー 」で、たっぷり味わい、やさしいあたたかな想いと共に、子ども達に与えてあげましょう!
イノチ輝く言、音の世界を、大切な人にプレゼントしましょう!
【講師紹介】
渋谷智栄子 (Shibutani Chieko)
オイリュトミスト。那須・奏身舎代表。27年間にわたり、日本語の発音体感を取り入れた指導で、幼児施設・児童養護施設・障がい者施設等にて、教育/芸術オイリュトミー、シュタイナー教育、芸術療法の講師を務める。オンラインサロン「おうちオイリュトミー」メイン講師。アーティストとしても、数々の公演を開催。
【イベント詳細】
●開催日時
2023年2月14日(火) 10:30~12:00
(後日の録画受講も可能です)
●開催場所
ズームオンライン
●参加費
3,500円
※お振込もしくはカード決済です。
※録画共有は、ご感想をお伝え
いただける方のみ参加頂けます。
※動画の視聴期間は、1ヶ月です。
●イベント欄はこちらを
2月のおうちオイリュトミー
●プレゼント動画について
申込者全員に、合計12分の、プレゼント動画があります♪
【プレゼント動画の内容(12分)】
〜手遊びの力で出逢う畏敬の念と親子の絆〜
・手遊びで大切なこと
・人と人として育む手遊び
・お母さんの人間性が宿る歌・手遊び
→お試し視聴(無料)のご希望はメッセージを♪
●参加費
3,500円
※お振込もしくはカード決済です。
※録画共有は、ご感想をお伝え
いただける方のみ参加可能です。
※動画の視聴期間は、1ヶ月です。
●お申込
下記フォームよりご記入ください。
https://forms.gle/pivGrMAxSqwkUhiS9
※参加ボタンのみでの、お申込はできません。
※こちら↓のオンラインサロンメンバーは無料です。
https://m-steiner.com/ouchi-salon-6
※より専門的に、お子さま向けオイリュトミーを学びたい方
(先生、指導者向け)はこちらへどうぞ
↓
https://fb.me/e/2Ccx3PuZd
●お申込締切
・リアルタイム参加
2023年2月13日(月)
・録画参加
2023年2月27日(月)
●お問い合わせ、相談など
おうちオイリュトミー事務局 加藤
電話:090-7337-3330
メール:ouchi.eurythmy@gmail.com
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