「自分を世界のために役立たせる」という32週の言葉に続き、
第33週の魂の暦では、
「世界は私の魂の関わりがなければ、
冷たい空虚な働きに過ぎない」
と続きます。
 
大自然が、たとえどんなに壮麗な輝きを見せたとしても、
それを賛美する人間の魂が関わらなければ、
自分自身の魂が感じなければ、世界は虚しく、ひたすら沈黙したまま。
 
ドイツ語詩人、ライナー・マリア・リルケは、外なる世界からの呼びかけを委託と感じて、
詩を紡ぎました。
 
リルケ「ドゥイノの悲歌」
第一の悲歌より
 
年どしの春は、お前を必要としたではないか。
あまたの星は、お前に感じられることを求めたのだ。
過去の日の大波が、お前に押し寄せてきたではないか。
または、開かれた窓のほとりを過ぎたとき、
提琴の音が、お前に身を委ねてきたではないか。
それらすべては委託だったのだ
 
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人間の魂が関わり、
世界を讃えて、言葉にしたり歌ったり、描いたりして始めて
そこに意味が見出される。
 
世界の側からも、感じ取ってくれる人間の魂を必要としている、というのです。
 
ちっぽけな私。だが、自分の心で感じることは、世界にとっても、宇宙にとっても大きな意味がある!
 
「自分と世界・宇宙が呼応している!」
 
そう感じると、目に見えないBigな応援団がついているような気がして、
とっても勇気が出ますね!
 
フレ〜フレ〜!🏳️‍🌈🚩🏳
 
 
現代人は虚無感に陥りがちです。
厳しい現実を前に圧倒され、どうせ私なんか取るに足りない存在・・・・
自分一人が生きようが死のうが、世界は変わらない・・・。
こんな具合に、ニヒルになることもあるでしょう。
 
でもシュタイナーを学ぶと、魂が日々、どのように感じ、どのように思うかが、実はとても大事なことなのだとわかります。
感情は、私たちを導く偉大な魔術師なのです。✨
 
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🌟感情と感覚をピュアにする!心のデトックス
 

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