メタモルフォーゼの原型/シュタイナー

 

天使館三年在学時のノートより撮影

 

上の図は「8の字レムニスカートまたはレムニスケート)」という、オイリュトミーの基本フォルムが変化していく様を表す。

子どもでも簡単に画けそうなカタチなのに、いったいどんな意味があるの?と言われそうだが、実に深〜いフォルムなのだ!

私も生徒として習っている時は、ただ、気持ちよいなぁ、呼吸が感じられるなぁというものだった。

しかし、卒業して(早くも23年目!)教える立場になると、このフォルムの持つ生命力、叡智には驚くばかり。この生きたカタチを通していろんなことが見えてくるのだ!

 

子どものころに外側から与えてもらった食べ物ー大地の食べ物(ご飯やパン)、また天の食べ物(言葉や音楽等の体験)は、成長したときに、自分の内実となり、「新しい自分」を形成する。

特に「言葉や音楽、歌」という天の食べ物の影響は大きい

8の字は、こうした、外が内に、そして内が外に変化する、という人間の大きな秘密を実感できるフォルムなのである。

 

☆明後日、1/27(土)13時~東京、北町ホール(小金井市)にて

教育オイリュトミークラス/イシスの会主催」がある。

この日は、「中学生の世界」をテーマにオイリュトミーで学ぶが、

8の字の変容を通して子どもたちがどのように成長、変化していくかを体感+認識するというもの子ども時代の大変化を俯瞰することができる

 

オイリュトミー実技」+「講義:教育芸術1」+「リコーダー奏法等の音楽体験」の三本だて。

教育オイリュトミーで使う作品:

 宮澤賢治「風の又三郎」、「雪の日のソリの鈴」

 先住民族の詩「アメリカ大統領への手紙」

 バッハ&グノー「アヴェマリア」など

 

☆後半15:30~は,中級クラスレッスン。

・ベートーヴェン「月光ソナタ1」

・バッハ「ピアノコンチェルト」ムソルグスキー「展覧会の絵」

・田中カレン「生命の水」

・祝詞「六根清浄」を5芒星のフォルムで

・「聴け、わだつみの声」より“木村久男の辞世の句”

 

☆興味のある方は下記の連絡先にお問合せ下さい。

nasu.sousinsya@gmail.com 渋谷智栄子

 

【お知らせ】・・お客様も体験できる発表会。入場無料

詳しい時間は、後日、告知致します。ぜひ、多くの方のご来場お待ちしております。

☆3月18日 子どもクラス発表会 奏身舎にて

☆4月29日 イシスの会 教育&芸術オイリュトミー発表会 国立福祉会館にて