台湾国立清華大学で、1/6(土)・1/7(日)両日の午後にオイリュトミーのクラスをしてきました。

今回のクラスでの授業は去年からさせていただいており、すでに教職に就かれている方が多いので、アドヴァンス向けの内容にしました。

久しぶりでしたが皆さんの動きが初日、2日目でスムーズに変わっていき、生き生きと生命の輝きが増すようで、見ていて思わずうっとりしてしまいました。

今回お伝えした内容は、来月の講座では「チャイルドスタディ」(子ども観察の仕方)の授業があるとのことで、
惑星オイリュトミーで子供の気質の学びを深めることを軸にしました。

それに加えて、
「シュタイナー学校で歴史をどう教えるか」という授業が午前中にあると聞き、
その学びの助けになるような授業がしたいと思い立って、
美術史を通じて人間の意識や文化発展を探る機会、気づきのきっかけになる内容に仕上げました。
(講義ではなく、もちろんオイリュトミーで体験してもらっています。)

 



幸いなことに、この20年ほど世界中を旅して集めた絵葉書を整理していたら、ぴったりの作者、図案、雰囲気の写真などがあって、
人間、生きているだけで案外面白い知識やコレクションが溜まっていくものだなあと、妙に感心しました。

 



最後に板垣琢哉氏が弾いてくれたバッハのシャコンヌが、ミケランジェロのピエタと響きあって、この新年早々の哀しさの浄化をし、癒す力を与えてくれるようでした。

来月は絵画よりも音楽の歴史にフォーカスして、生徒さんと共にオイリュトミーで芸術体験を深めていきます!