台湾にいて、毎年、毎年、3月11日の今日は深い感謝を抱く日。

大地震の時に心からの思いやりで助けてくれた台湾の皆さん、本当にありがとう。

そして、今日も一日、生きて、笑って、愛する人とおしゃべりして過ごせたことへの感謝。

それは身体を持った生命体としての歓びからくるもの。


でも、私は思うのです。

亡くなってしまった尊い生命は戻ってこないけれど、姿を変えて永遠に生きる。

海辺で打ち上げられて海に帰れなくなってしまったフグさんは、他の生き物に生命を分けて、永遠に生きている。

生命はめぐる。

お空に還るその日まで、生命を煌かせて生きたい、愛して愛されて生きたい。

人間を卒業するその日まで、そうありたいです。