「オイリュトミーをもっと沢山の方に伝えていきたい」
という気持ちがぐんぐん強くなりまして、
一昨年の春に、それまで勤務していたニューヨーク州スプリングバレーのオイリュトミー学校を離れました。
その後1年はほぼ台湾暮らしで、台湾台中市にあるシュタイナー学校と、台湾新竹市にあるオイリュトミー学校へ教えにいきました。
台湾とのご縁は、当時教えていたアメリカのオイリュトミー学校の学生さんから。
「先生が忙しいのは重々承知しています、が1ヶ月だけでいいので、私の息子が台湾で通っていた学校にオイリュトミーを教えに行ってくれませんか?」
彼女の真摯な態度と言葉に胸を打たれて、出来る限りの準備をして行ってみました。
そこは学校設立以来20年間、待ちに待ったオイリュトミーの授業とのことで、
あちらも私もてんやわんや、楽しみながらあっという間に時間が過ぎました。
ありがたいことに、台湾とのご縁は今でも続いていて、奇数月に10日ほど行ったり来たりしています。
そしてこの2017年4月からは、和歌山のデキる母たちが「エイヤッ」と作ってしまった和歌山シュタイナー学校で、文字通りピカピカの新1年生にオイリュトミーと英語を教えています。
他にはオイリュトミーで身体を整えていこう、息を深くしていこう、自分と向き合っていこう、あわよくば舞台も楽しんでしまおう!という健やかな野望を持った楽しい大人たちとも週に2回、合計3時間ほどオイリュトミーレッスンをしています。
今はまだ小さなオイリュトミーの種が、ここの和歌山の地に蒔かれて、芽吹くことを祈りながら。
写真は和歌山シュタイナー学校よりお借りしました。