川畠成道ヴァイオリンコンサート 2011/8/27 王子ホール | No Music, No Life

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音楽は気持ちと生活に潤いをもたらします。音楽。それは私の生活に欠かすことのできないもの。そう、空気と同じように音楽を呼吸して毎日を過ごしています。

8月後半は何かと忙しかったのでブログを書くのが遅くなりました。

8月27日(土)
お友だちにもらったチケットでバイオリンコンサートに行きました。
コンサートは銀座の王子ホールで行われました。

こう見えても私は結構クラッシック好き。
うちの両親がクラッシック好きなこともあり
3歳からピアノを習い小学校4年生からは地元の合唱団に入団。
小学校を卒業するまでは唱歌とクラッシックしか聴きませんでした。
なんと合唱団の先生はテレビの歌謡曲を聴くと耳が腐ると言ってました(笑)
今思えば「そんなアホな」と思いますけど
その頃は先生の言うことが絶対だったからね。
家では音楽はクラッシックしか聴かなかったし
テレビ番組は親が選んでいたし
不思議と何の疑問も持たなかったのよね。

小学校卒業と共に合唱団も卒業し
一気に大ブレイク!
日本のアイドルとか歌謡曲は飛び越して洋楽へ・・・

とはいえ、今でも時々無性にクラッシックを聴きたくなることがあって
iTunesに入っている4000曲弱の約10%がクラッシックです。
特に最初の妊娠中は、胎教とかじゃなくてモーツァルトにはまってた(笑)
すごく心地よいのよ、本当に。
最近はモーツァルトのピアノ協奏曲の全曲集を狙っているところ。

という前置きはさておき、バイオリニストのコンサートは初めて。
川畠成道さんという方で、お友だちが彼のファンクラブの会員。
http://www.kawabatanarimichi.jp/
食事会とダブルブッキングしちゃったということで
前から「クラッシックも好き」と言ってた私に
「良かったら行ってみて」とチケットが回って来ました。
彼女は、テレビの特集でみて彼を知ったそうです。

彼は全盲と聴いていたので、介助者も杖もなしで
ステージにピアニストを従えて登場したときは驚きました。

笑顔が少年のような人ですが、ひとたび弦に弓が落ちると
時に激しく、時に優しくメロディーを奏でていきます。

ちょうど発売されたばかりの新譜
「川畠道成クライスラーを弾く」に合わせて
クライスラー中心のプログラムでした。

愛の悲しみ、愛の喜び、ウィーン奇想曲、美しいロスマリン、中国の太鼓等。

今までオーケストラのコンサートしか行ったことがなかったので
アンコールがあるのに驚きました。
これはファンクラブ会員のためのコンサートだからでしょうか。
2度アンコールで登場して、プログラムになかった曲を2曲ずつ演奏しました。
本当に素晴らしい演奏で感動しました。

家では良く聴くのですが、コンサート自体は20年ぶりくらい。
私は今まで、自分がピアノを弾いていたせいで
クラッシックというと、どちらかというとピアノ曲が好きでした。
でも今回改めて、バイオリン曲もいいなと思いました。

チケットをくれたお友だちには
「また誘ってね」と言っておきました。
これからは、年に1回くらいは聴きに行こうと思っています。

川畠成道◎クライスラーを弾く/川畠成道

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