新型コロナウイルス感染症による死亡者数の比較 | 杉原崇憲のブログ

死亡者数の推移を国別にプロットしたもの。縦軸は新型コロナウイルス感染症による死亡者数、横軸は日付。縦軸は対数表示。中国の死亡者数はほぼ一定である。データが正しいとすると、中国では新型コロナの感染は終息していると言える。中国以外の13ヶ国は大きく2つのグループに分けることができる。アメリカ、イタリア、スペイン、イギリス、イラン、オランダ、ドイツの西欧諸国は増加率が大きい。同じような増加率で死亡者数は増えている。かなりひどい状況である。一方、韓国、日本、香港、台湾、シンガポールのアジア諸国は増加率が小さい。西欧諸国は増加率が大きく、アジア諸国は小さい傾向にあるようだ。日本の死亡者数の増加は西欧とは異なり4月10日ごろまでは線形、それ以降は2次的であり、指数関数的ではない。素直に考えると、今後日本がアメリカのような増加率で死亡者数が増えていくとは考えにくい。日本の増加率は韓国とよく似ており、日本は韓国未満で推移すると考えるのが自然である。オーストラリアは少し変わっていて、いずれのグループにも属さない。オーストラリアの死亡者数はアジア諸国並みに少ないが、増加率は西欧諸国とよく似ているからだ。新型コロナウイルスが中国武漢で発生した2019年末、南半球にあるオーストラリアは夏であった。夏は新型コロナの感染力は小さいのかもしれない。これから冬をむかえるオーストラリアは対策が必要である。オーストラリアは適切に対策を行わなければ米国や英国のように感染者数が爆発的に増えるだろう。アメリカの死亡者数の増加に歯止めがかからない。イギリスも同様のカーブで増加中である。イタリア、スペイン、フランスは増加中ではあるが少し落ち着いてきたようだ。

データの出所は厚生労働省の報道発表資料。https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/index.html