美術館で見るような素敵な食器
収集してみたいですね
なるべるコンパクトに
そして抑えた価格で・・
復刻版 ミュージアムコレクションを収集する!
がお勧めです
フランス、ロワイヤルリモージュでは
カップ&ソーサー以外に
ソーサーのみの販売も行ってます
ソーサーと申しましても
糸尻がないリトロンです
深めの小皿(φ約13.5cm、高さ約3.5cm)です
もちろん、食器としての使用も素敵ですね
年代を追っていくつか見ていきましょう
全体が金で東洋風の絵付けがされています
ヨーロッパが東洋の磁器に憧れを抱いていた時期です
■ミュージアムコレクション/パピオン(1777年デザイン)
窓の部分に、シノワズリの蝶と花が描きこまれてます
セーブル博物館蔵
やはり天使エンジェルは外れませんね
■ミュージアムコレクション/ビーナスと天使(1778年デザイン)
蝶々に車をひかせ遊ぶいたずら好きなキューピッド
パリの装飾美術館蔵
裏には説明が書かれてます
ロシアからの注文も豪華でした
■ミュージアムコレクション/ロシア エカテリーナ二世(1778-1779年デザイン)
18世紀にセーブルで製作され、「最も高価で大きなサービスセット」として制作されたシリーズ
カメオのコレクターだったエカリーナ2世(在位1762-1796年)の注文によるもので
セーブル磁器工場のほぼ全部の職人と44人のアーティストが
2年間という長い期間をかけて製作したそうです
オリジナルはロシアのエルミタージュ美術館蔵
18世紀以降、ビュフォンの「l’Histoire naturelle des oiseaux」の出版頃から
鳥をテーマにしたものが多く見られるようになりました
■ミュージアムコレクション/鳥のいる風景(1786年デザイン)
この絵をデザインしたセーブルのデニス・レーベは優れた鳥の画家でした
パリ装飾美術館蔵
王室の食器も
■ミュージアムコレクション/ドルフィン(1781年デザイン)
フランス(イルカで表現)は
ルイ16世とマリー・アントワネットの間に生まれた最初の王子の誕生を祝福し製作されたシリーズ
マレシャル・デ・サックス、後に作家のジョルジュ・サンドが所有
現在はリモージュの国立エイドリアン ドゥブシェ美術館蔵
宗教的なモチーフを題材にしたものもございます
色が綺麗です!
■ミュージアムコレクション/Cantharide181(1789年デザイン)
ローマで5年ごとに行われる浄化の儀式をモチーフにした格調高いデザイン
果物とフレグランスは儀式の中で重要な役目を担っていたそうです
またバッカスの祭りにもつながる媚薬には
カンタリス(Cantharide-昆虫)の粉末が使われていました
当時地面の色は、黄金に輝くグリーンの昆虫のボディを乾燥させパウダーを使用したそうです
セーブル博物館蔵
まるで油彩のような静物画です
■ミュージアムコレクション/静物画178(1795年デザイン)
Etienne-Henri Legay(1793-1800年セーブルに在籍)によりデザインされました
セーブル博物館蔵
モダンな雰囲気のものも
■ミュージアムコレクション/カードゲーム597(1805-1845年デザイン)
黒地にトランプの模様が描かれた華やかなシリーズ
パリの装飾美術館蔵
カップはこちらに掲載しております☟
http://euroclassics-ginza.com/limoges.html