ロキ・シュミット・ガーデン(ハンブルク大学植物園)(2015年5月、ドイツ・ハンブルク) | クラシック音楽と食べ物と。。。

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今回は、2015年5月のドイツハンブルクからです。

 

会社の同僚に教えられてハンブルク大学植物園へやってきました。ハンブルク大学の植物園は何カ所かあって、おそらくダムトア駅近くの植物園の方がよく知られているのですが、今回は、フロットベック(Flottbeck)にある植物園にやってきました。フロットベックハンブルクの東側エルベ川のすぐ北側にあります。植物園はKlein FlottbeckというSバーンの駅のすぐ北側に広がっていて、1979年のオープンだそうです。25ヘクタール(東京ドーム5.3個分)の広さがあり、なかなかの大きさです。2012年にヘルムート・シュミット元首相の奥さんであるロキ・シュミットさんから名前がとられ、ロキ・シュミット・ガーデンという名前になっています。実は彼女、ハンブルク生まれで、絶滅危惧植物などの保護に尽力された方のようです。

 

まずは、植物園の全体図です。

地図の下のPというところが駐車場になっていて、そこに入口があります。

入っていくと最初のエリアは、「植物と人間(pFlanze und mensch)」、その上の池の上側には「植物システム(pFlanzen-system)」、その池を囲むように「植物地理(pFlanzen-geographic)」というエリアになっています。(植物系はよくわからないので日本語が適切かどうかは甚だ不安ですが。。。)

それでは、早速中に入っていきたいと思います。

こんなところを歩いていくと、なんだかピラミッドのような建物が見えてきました。温室でしょうか。

 

このあたりのエリアは、「植物と人間」というエリアで、聖書に出てくる植物が植えられているエリアがあるようです。植物園のホームページによると聖書には110種類もの植物が出てくるそうです。この写真が該当のエリアかどうか自信はありませんが、この辺りかなあという写真を貼っておきます。

 

そこからさらに進むと池が見えてきます。

 

この池の周りは「植物地理」のエリアで、地理別に植物が植えられていて、南米、北米、アジア、ヨーロッパなどのエリアがあります。

これも、どこがどこだかよくわからないのですが、雰囲気をお楽しみください。

 

この辺りは中国エリアでしょうか。

 

こちらは日本庭園。灯篭に玉砂利。

 

 

来た時には曇っていたのですが、雲が切れてきてなんとも気持ち良い天気になってきました。

 

 

この辺りはシダ類

 

そしてチューリップ

 

色々な花が咲き誇っています。

 

この辺りは針葉樹のエリアのようです。

 

低地ドイツのコテージガーデン」と書かれていました。低地ドイツというのは、ドイツ北部のエリアを指すようです。

 

 

すっかり晴れてきて、水面に映る雲と空の色がとてもきれいです。

 

ドイツ人の同僚に勧められてやってきましたが、かなりの広さで、池あり川あり、日本庭園あり、ピラミッド型の温室あり、さまざまな植物が植えられていて、散策するにはよい場所です。散策している人結構いましたが、混雑するということもなく、歩いているうちに雲も切れてきてとっても気持ちよい場所でした。

 

ハンブルクには、こういった公園がたくさんあって、ジョギングしたり、散策したり、家族でくつろいだり、犬を遊ばせたり(ちなみにこの植物園は珍しく犬禁止でした)と、ハンブルクの人たちはゆったりと生活してる感じがします。また、機会があれば、別の公園についてもレポートしたいと思います。