TBE presents J-Euro Collection Vol.79 | Welcome to Eurobeater Ryu's blog!

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「Today's Bathtime Eurobeats」シリーズと銘打って2018年まで更新してましたが、現在停止中。

たまーに何かしらのネタがあれば更新してこうと思います!

いやはやー、3週間ぶりの更新です。

さすがにゆったりしすぎましたかね(笑)

とりあえず落ち着いたので、久々に更新しますね。


さて、いきなりですが、19年前の今日6月23日は何の日でしょうか?

そう、SEB界でも究極の大ヒット盤となった SEB Vol. 100 直前の90番台の最後を飾った SEB Vol. 99 の発売日なんです!!

この頃の A-Beat C は Dave のロック魂が爆発した時期で、やはり Tomasさん vo.の「Revelation」や「Superhero」はもちろん、"イケイケ姉さん" の曲もおちゃらけ感を抑えたシリアス風味になってるし、Rizzolo組の爽やか女王 "Susan Bell" も "Mickey B." の曲なんじゃないかと思ってしまうロック風味アグレッシブ作品を歌ってるし、そしてなんといっても哀愁メインで攻めてた "Queen Of Times" のラスト作品「If I Only Knew」も結構ロックしてるぐらいです。第3次や仁Dを支えた、Dave総帥 のヒット作「100」も Vol. 100 直前のコノ盤に収録されてます。

Delta は、ここで Gelmettiさん ならではの遊び心が効いた名作(迷作?)「Shy Gun」で "Oda"さん が鮮烈デビュー、そして可愛らしい曲調の "Cherry" の「I Feel Heaven」、そしてそして "V6" のデビュー作を臭わせるリフが怪しさを漂わせる "Francie" の「Bad Bad Boy」が収録され、1つ1つが色濃くキャラを強調してます(笑)

で、SSは、男の色気出しまくりな怪しい雰囲気で包まれた "Mako" の「Excitable」とどこか「ダブルッダブルダブルッ」を臭わせるイケイケミーハーな "Suzy Lazy" の「Dum Dum Bullets」(制作はコッチが先だったかな)の2曲で猛烈アピールしてます。

最後は Time。2000年以降のことを考えてなのか、Dall'Ora - Degani コンビはお休みで、"Macho Gang" の「Super Magic Hero」は Dima コンポーズで、それ以外は全て Pernici一派 の作品になってます。ちなみに「Hurricane」の "Time Force" では "Tension" 的な歌い方ではなく "Matt Land" 的な素の歌い方で Settiさん が歌ってます。


また、2枚目のディスクには今じゃヒット中のヒット作にまでなった "Max Coveri" の「Running In The 90's」を筆頭とする複雑な扱いをされた仁Dユーロの正真正銘のExt.やその他CD媒体では貴重なExt.音源が収録されてます。



いつの間にか軽いレビューみたいになってしまいましたが、こう見てみると、黄金の Vol. 100 直前の Vol. 99 も神盤だと感じちゃいますね。1枚目はもちろんですが、やはり2枚目のコンテンツが結構重宝するもので、それに収録されているExt.音源を聴くと「ありがたや~」とか思ってしまいます(笑)




ということで、今週聴いたユーロビートはコチラの楽曲たち!

6/17(日)
・Rage Your Dream [Europop Mix] / m.o.v.e
・Grace Of My Heart [Maximum Mix] / MAX
・恋の魔法 [Hi-NRG Attack Remix] / girl next door
・Time Goes By [Eurosenti Mix] / Every Little Thing

6/18(月)
・Bad / DJ Moonraker
・Shellfire / Mako
・Gotcha! [Y&Co. Remix] / Domino

6/19(火)
・Looking For A Sexy Boy / LoL
・Help Me To Say Goodbye / Casanova
・Adrenaline / Manuel
・Honesty / Mark Gillan

6/20(水)
・もりのくまさん / Hanjuku
・あがりめ さがりめ / Hanjuku
・Kiss In The Sun / Aya & Chika from D&D

6/21(木)
・Squeeze Me / Cindy
・Kiss To Kiss / Mako
・Merry Christmas Baby / Dave Rodgers

6/22(金)
・Supersonic Fire 2007 / Mike West
・Crazy For You / Pizza Girl
・Fever The Night [Y&Co. Remix] / Matt Land

6/23(土)
・Sticky Tricky And Bang [HinoiチームVersion] / Hinoiチーム
・Break Out! [Eurobeat Mix] / 相川 七瀬
・一緒に… [Sweet Mix] / MAX
・Start Me Up [Sweet dream Mix] / dream


参加レーベル
・Sonic Groove
・avex trax


・Boom Boom Beat


・SinclaireStyle


・A-Beat C Records


・Go Go's Music


・Time Records


・Hi-NRG Attack


・Delta Music Industry





~今週のおススメ楽曲レビュー~



Sticky Tricky And Bang [HinoiチームVersion] / Hinoiチーム
(S.Castagna - C.Codenotti - E.Somenzi)
Japanese lyrics by kenko-p
レーベル:Sonic Groove
ヴォーカリスト: 樋井 明日香, 小山 ひかる(, 竹中里奈, 松岡桂花)
Sticky Tricky And Bang (4thシングル) 収録

今回は Sonic Groove から、"コリッキー" の合いの手がなくなったからか一気に静かになり、クリーンなJ-Euroと化したシングル限定のコチラの「Sticky Tricky And Bang」を紹介。


もうこうなったら、世の中に便乗して J-Euro を扱おうじゃないですか!(爆)

とか言って前から J-Euro も取り扱ってますけどね。


今回は、バブリーダンスで使われた「ダンシング・ヒーロー ~Eat You Up~」の 荻野目洋子さん や、「Hey Hey ~Light Me Up~」の "Fairies" 、そして現在進行形でブームの「U.S.A.」の "Da Pump" などといった最近の J-Euro 界隈を盛り上げているアーティストが所属しているライジングプロダクションに所属していたグループ "Hinoiチーム" が放った J-Euro から秘蔵の「Sticky Tricky And Bang」を紹介。


…といっても、実質は単なるシングルのカップリングなんで、ちょっと大げさですね(汗


収録は、曲名と同じタイトルを持つ4thシングルの5曲目で、このシングルの特徴としては表題作や今作の他に「On My Own [Special Version]」「Night Of Fire [DJ Gun Mix]」「Yeah! [コリッキー本気Version]」の計5曲が収録されていることじゃないでしょうか。所謂ミニアルバムってところですかね。後は他のシングル同様に「Sticky Tricky And Bang」と「On My Own [Special Version]」のインストが収録されていて、2枚組のタイプにはMVやメイキングが収められたDVDが付いてます。

ちなみに、2曲目の「On My Own [Special Version]」は原曲とは異なるアレンジがされており、本家でいうならアコースティックに近いようなものです。もし原曲同様のアレンジのものが聴きたい場合はアルバム「Super Euro Party」で聴くことができます。


今作に関して、以前、TBE presents J-Euro Collection Vol.46で表題作のほうは既にレビューしており、基本的にはそちらに譲る形になるので、今回はこのバージョンだけのユニークな特徴に触れていこうと思います。


まず全体的には、"コリッキー" の合いの手が無くなったことで結構原曲に近い印象になっており、イントロの「ワン… トゥー… スリー… フォー…」が原曲と同じ怪しげな男性の声でのカウントダウンになっていたり、リフもしっかり聞こえるようになっていたりと、比較的落ち着いた感じになっています。

また、樋井さん と 小山さん のヴォーカルも合いの手が無くなった分、しっかり目立っており、ようやくヒノチが主役になったという印象が気のせいか芽生えました(笑)


ただ、これはコノ曲に限らず一部のヒノチJ-Euroに共通するんですが、尺が短すぎる!!

コノ曲であれば、別に SEB Edit と同じで良かったような気がするんですよね。

3分切ってるとさすがに物足りないなぁって不足感を感じます。


最後はちょっとネガティブポイントになりましたが、純粋な「スティキトリキスティキトリキスティキエンバーン」のJ-Euroも、表題作ver.並びに SEB Vol. 157 や今勢いのある「Eurobeat Kudos」にも収録されている原曲とセットで聴いて頂きたいと思います。


そんなところで今回はここまで!
また来週~!なんて断言できるかな…?