みなさま、こんにちは。


 今回は日露戦争の講和条約で有名なポーツマスの旅を紹介します. 


 ~~~2019年5月26日(日)~~~

 BGM:『Happy Holiday』/内田真礼


 Derby 6:46発 St. Pancras(ロンドン)行きで出発。
 英国では日曜日は、平日と土曜日と比べると列車の本数が半減するので、 
 これが朝一の列車になります。
 しかも、日曜日だと途中区間が工事のために、正規ルートを通らずに

 迂回することがあります。この日はSt. Pancrasまで約2時間30分かかりましたw

 


【乗車列車】
会社 : East Midlands Railway
車両 : Class 43 (2021年以降、ロンドン~ダービー間の運行無し)
区間 : Derby -> St. Pancras
所要時間 : 約2時間30分   (迂回のため)


 車内はこんな感じ。

 日曜日の朝一で、Derby始発の列車なので、ガラガラですw

 

 


 英国の列車には、一部指定席と全席自由席の車両があり、

 一部指定席の車両の場合、指定されている座席には張り紙が背もたれにあるか、

 網棚に乗客が乗る区間<例>『St. Pancras to Leicester』 が

 表示される仕組みになっています。



 St. Pancras 9:34発 Thameslink(テムズリンク)線 に乗車. 
 National Rail(英国鉄道)では唯一、ロンドンの中心街を突き抜けて、

 多方面へ分岐する列車です。 

【乗車列車】
会社 : Thameslink
車両 : Class 700
区間 : St. Pancras -> Three Bridges
所要時間 : 約50分 



 Three Bridges (三つ橋) 11:18発 Portsmouth Harbour行きに乗車。
 ロンドンから南側は、この黄緑色が特徴のSouthern Railが運営しています. 

【乗車列車】
会社 : Southern Railway
車両 : Class 377
区間 : Three Bridges -> Portsmouth Harbour
所要時間 : 約1時間20分 



 終着のPortsmouth Harbour(ポーツマス ハーバー)に到着。 
 駅前のエミレーツ スピンメイカー タワーがシンボルです。
 170mの塔で、展望台もあります。



 駅前にある海軍基地「Portsmouth Historic Dockyard」に来ました。
 ここでは、英国海軍の軍艦や資料館を見ることができ、

 英国海軍の歴史に触れられます。

 入場料[現在]:大人£24 (約3400円) ←私が行った時は、もっと安かった(^^;


 
 園内はこんな感じ。
 さて、順番に軍艦や資料館を見ていきます。







 駅前の湾に停泊しているHMSウォリアー号。
 当時は大きさもスピードも世界最高だったそうです。
 中には大砲や弾丸が並んでいました。



 

 ボートハウス。小型船を造船技術に関する展示がありました。


 
 このドックヤードで一番の見所。 HMSヴィクトリー号。
 ネルソン提督がトラファルガーの戦いでフランス軍を撃退し、
 英国をフランスからの侵略から守ったという、
 今の英国にとっては、なくてはならない戦艦でした。





 戦艦の中を、音声ガイド付きで見ることができ、 
 船員の戦争中の生々しい実態を知ることができました。



 続いて、ガリポリの戦いで、唯一死者を出さなかったHMS M.33号。
 ガリポリの戦いに参加した戦艦で現存するのも、この一艘だけだそうです。


 
 王立海軍博物館。
 海軍に関わる様々な展示があり、非常に興味深かったです。



あっという間に閉館時間17:30になってしまい、ドックヤードを出ることに。
出入り口の前にある建物が木組みの家で、ここだけごちうさの世界っぽいw



Portsmouth Harbour駅の裏にはアウトレット商業施設「ガンワーフ キーズ」があり、
こちらの方がドックヤードよりも賑わっていましたw
みんな、船を見るよりも買い物のほうが良いのかw



 帰りの18:01発 Victoria行きが運休となったため、

 18:14発 Brighton(ブライトン)行きで迂回することに。←駅員から許可もらいました。
 時間はかかりましたが、結果的に追加料金無しで大回りで乗り鉄できたのが良かったです。


 それにしても英国ではマジで運休(Cancelled)が多いです。

 ストライキによる運休はもちろんのこと、乗務員不足による運休もあります。

 日本ではありえねぇ!!!


 途中駅にて。茜雲が雨上がりのご褒美。


 という感じで、日露戦争で有名なポーツマスは、
 英国海軍の歴史に触れられる街でした。


 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!


 ではまた(^^)